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更新日:2025年9月8日

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中学部 7月の様子

「スポーツ大会」

中学部では7月18日にスポーツ大会を行いました。今年は2チームに分かれて「全力バベル少年」「リアルティーボール盤」の2種目を楽しみました。

まずは、チームメンバーとの顔合わせ!!このスポーツ大会を共に戦うメンバーとの交流とチーム名決めをします。ネーミングセンスも負けたくないのがスポーツ大会。

そして決まったチーム名は「オニオン」と「コマツナ」。なぜなのか。子どものセンスというのは未知数です(笑)

さぁチーム名も決まれば第1種目「全力バベル少年」の始まりです。この種目は横浜南支援学校オリジナルの「バベルの塔」というスポーツ大会恒例種目です。(今年の名称は“積み上げたものを倒す”という競技性から某曲名にちなんで付けました。)

baberuさて、甲子園の魔物をご存知でしょうか。目に見えない緊張やプレッシャー、不運も重なることで実力を発揮できなくなることを魔物に例えた言葉です。バベルの塔にも魔物は現れました。練習では次々に塔を倒していた生徒が、本番でコントロールを乱してしまったのです。この魔物を知ることもスポーツ大会の醍醐味かもしれません!

魔物とも戦いながら、みんなでバベルの塔を楽しむことができました。

休憩を挟み第2種目「リアルティーボール盤」です。この種目は「野球盤」のような形式で行うスポーツで、お正月に放送される某スポーツバラエティー特番をイメージすると分かりやすいかもしれません。それをティーボール版にアレンジしました。ティーボールということでティーにボールを置き打つため、スポーツの得意不得意に関わらず参加できます。事前に体育の時間を使って練習もしたおかげか、みんな力強いスイングをしていて教員一同感心していました。ゲーム中は互いにアドバイスをして改善しようとする姿も見られ、とても良い取り組みができていました。また、ホームランが出た時にはチームを越えて称えており、「本当にスポーツを楽しむってのはコレよ!!」と思いました。

小学部 7月の様子

小学部2組の体育の様子をお伝えします。

普段は学年ごとに、ほぼマンツーマンで授業を行っています。

ですが体育の時は、1~6年生まで一緒に行う合同授業です。

今回は、的の点数を狙うボッチャを行いました。

1回戦は練習試合を兼ねた個人戦。病棟の床に絶妙な傾斜があり、思ったところにボールが転がりません。力加減や投げ方、床の癖を見極めながら投げる必要性を実感しました。

2回戦は、チーム戦です。「次は3点狙ってね」「ごめん、力が強すぎた」「大丈夫だよ、次もあるじゃん」など、言葉をかけあいながらプレイしていました。

最後の振り返りの際に「みんなで体育ができて楽しかった」という感想も出ていました。

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重心部門 6月の様子

「あじさいづくり」

梅雨の季節に咲き、彩り豊かなあじさいをメラミンスポンジのスタンプでスタンピングしました。絵の具は気に入った色を使っています。アジサイの葉は画用紙をちぎって作りました。色合いの鮮やかなオリジナルのあじさいになりました。

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中学部 5月の様子

英語の授業から広がった気づき

中学部3年生の英語の授業で、教科書に載っていた「Giant Pandas No Longer Endangered(ジャイアントパンダが絶滅危惧種から外れた)」という英文記事を読みました。

記事には、中国で多くの人たちが長年続けてきたパンダの保護活動や、最新のテクノロジーを活用したシステムの取り組みが紹介されていて、生徒たちは読みながら、「人が守ろうとする力」や「自然とともに生きることの大切さ」に気づくことができました。

内容を理解したあとは、自分の感じたことや考えたことを、英語で表現する活動に取り組みました。その前に書いた日本語での下書きには、生徒たちのまっすぐな気持ちがあふれていて、読んでいてとても心に残るものでした。

「人々の努力でパンダが守られているのがすごいと思いました。今も活動が続いているのが伝わってきました。」

「ジャイアントパンダが絶滅危惧種だったことや、テクノロジーで守られていることを初めて知って、びっくりしました。」

「中国の人たちの『絶滅させたくない』って気持ちがよく伝わってきました。」

「パンダを守るためにがんばっている人たちの努力は、本当にすごいと思いました。中国の技術もすごくて、印象に残りました。」

英語の授業ではありましたが、気づけば「環境」「命」「人の思い」「技術」など、さまざまなテーマに話が広がっていて、教科の枠をこえて社会や理科、道徳のような学びの要素も内包した、『教科融合的な学び』の時間になりました。

英語って、単語や文法を覚えるだけじゃなくて、誰かの思いを受け取ったり、自分の考えを深めたりすることにもつながっていると、生徒の言葉を読んであらためて感じました。

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