更新日:2021年4月23日

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学校沿革

県立高校で初めて家庭に関する学科、生活科学科を設置

 平成29年度から農業に関する3つの学科の募集を始め、平成31年度からは県立高校としては初めての家庭に関する専門学科の募集を始めています。少子高齢社会や生活スタイルの多様化、食育や未病などへの関心の高まりを踏まえ、農業と家庭に関する学科を併置した単位制の専門学科高校です。

 「まごころを持ち続け、働くことにより自己を向上させる」という意味の『至誠勤労』を校訓とし、農林業や衣食住、ヒューマンサービス(保育・福祉)などの生活産業に携わる将来のスペシャリストや地域産業を担う人材の育成、県西地域の活性化につながる新たな産業等の創出に関わることのできる創造的な人材の育成を目指します。

農業科と家庭科の専門高校

  • 専門学科の併置により、学科相互の関連を図る学習を可能とするとともに、一人ひとりの進路希望や学習目的がかなう教育を展開します。
  • 「農」「食」「環境」「健康」に関する教育活動を展開します。
  • 学科相互の連携等による創造的なプロジェクト学習を展開します。
  • 学校行事や部活動、学科の特性を生かした農業クラブ活動、家庭クラブ活動等の充実を図ります。

<平成29年4月設置>
・都市農業科
・食品加工科
・環境緑地科(2年次から、農業土木コース、みどり環境コース)

<平成31年4月設置>
・生活科学科(2年次から、ヒューマンサービスコース、食健康コース)

沿革

 本校は明治40(1907)年4月足柄上郡立農業補修学校として創立。大正12年4月県立に移管されて神奈川県立農林学校となり、昭和23年4月学制改正により神奈川県立吉田島農林高等学校となりました。設置学科は幾度の変遷を経て平成19年5月に創立百周年記念式典を挙行した時には園芸科学科と環境土木科及び普通科を設置していました。

 県立高校改革推進計画により平成22年4月単位制総合学科高校となり、県立吉田島総合高校へと校名変更し、園芸デザイン系列、地域環境系列、ライフデザイン系列に農業や食品、環境、保育、福祉に関する専門科目を教育課程に編成していました。

 県立高校改革実施計画Ⅰ期(平成28年度~平成31年度)で、平成29年4月に総合学科を募集停止し、校名が現在の県立吉田島高校となり、都市農業科、食品加工科、環境緑地科を設置、平成31年4月に生活科学科を設置し、現在に至っています。