更新日:2024年6月21日
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作詞 城川 四郎
作曲 続橋 久美子
一、
中津の川の 水ぬるみ
岸辺萌黄に 淡く染む
木群の瑞枝 伸び初めて
希望の空に 競うごと
若き友どち 集い来て
豊けき精神を 育まん
ああ われら愛川
愛川高校
二、
仏果の尾根に 舂ける
陽は赤々と 校舎染む
こごしき嶺は 際やかに
天地をわかち ゆるぎなし
若き友どち 集い来て
不屈の精神を 培わん
ああ われら愛川
愛川高校
三、
三増台地に 雄叫びし
勇士どもが 夢のあと
著き学び舎 誇らかに
青春の夢ぞ 満ちわたる
若き友どち 集い来て
自立の精神を 培わん
ああ われら愛川
愛川高校
1.
なかつのかわの みずぬるみ
きしべもえぎに あわくそむ
こむれのみずえ のびそめて
きぼうのそらに きおうごと
わかきともどち きそいきて
ゆたけきこころを はぐくまん
ああ われらあいかわ
あいかわこうこう
2.
ぶっかのおねに うすずける
ひはあかあかと こうしゃそむ
こごしきみねは きわやかに
てんちをわかち ゆるぎなし
わかきともどち つどいきて
ふくつのこころを つちかわん
ああ われらあいかわ
あいかわこうこう
3.
みませだいちに おたけびし
つわものどもが ゆめのあと
しるきまなびや ほこらかに
せいしゅんのゆめぞ みちわたる
わかきともどち つどいきて
じりつのこころを つちかわん
ああ われらあいかわ
あいかわこうこう
「愛川町にぜひ県立高校を」という町の多年の願いが稔って、愛川高校が誕生した。校章には、本校設立に寄せられた地元愛川町の並々ならぬ熱意が、愛川町の町章を元にした図案の中に生き生きと表現されている。
校章の両側には将来、希望の空に力強く羽ばたく若鳥の翼がたたまれている。右の翼は、片仮名の 「ア」を、左の翼は片仮名の「イ」を図案化したものである。中央には、輝く知性の流れ止まざる川がある。翼の力感と、川の清冽とが、円滑な人格を示す円形の中に調和して「アイ川高」とよむことができる 。
「あいかわまちにぜひけんりつこうこうを」というまちのたねんのねがいがみのって、あいかわこうこうがたんじょうした。こうしょうには、ほんこうせつりつによせられたじもとあいかわまちのなみなみならぬねついが、あいかわまちのちょうしょうをもとにしたずあんのなかにいきいきとひょうげんされている。
こうしょうのりょうがわにはしょうらい、きぼうのそらにちからづよくはばたくわかどりのつばさがたたまれている。みぎのつばさは、かたかなの「ア」を、ひだりのつばさはかたかなの「イ」をずあんかしたものである。ちゅうおうには、かがやくちせいのながれやまざるかわがある。つばさのりきかんと、かわのせいれつとが、えんかつなじんかくをしめすえんけいのなかにちょうわして「アイかわこう」とよむことができる。