学校概要 > 校長室より
更新日:2024年6月18日
ここから本文です。
第17代校長 野沢 重和
柏陽高校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は昭和42年に創立され、今年度58年目を迎えました。創立時から名門校を目指そうという思いを持ち、神奈川県の県立高校では初のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けるなど様々な取組を重ね、伝統を作り上げてきました。現在、多くの卒業生が様々な分野で幅広く活躍しています。
学校のグランドデザインに「次代を担う人材の育成~次代を創る・リードする~」というスローガンを掲げています。将来の国際社会で活躍する人材の育成を目指し、高い学力、コミュニケーション能力、リーダーシップを身に付けるとともに、豊かな人間性・社会性を育んでいきたいと考えています。
時代とともにリーダー像は変化していくものですが、「人間的な魅力」・「前向きな姿勢」・「物事をあきらめない強い意志」・「相手を認める優しい心」といった、いつの時代においてもリーダーに求められる基本的な部分は変わらないと思います。勉強だけでなく、部活動や行事等にも全力で取り組む中で、そういったものを身に付けて欲しいと願っています。また、物事を自分の頭で考え、自己決定できる大人になるために、「自立する」・「自己をつくる」といったことも大切にしてほしいと思っています。
本校は平成30年度に県教育委員会から「学力向上進学重点校」に指定され、令和6年度からの4年間においても継続で指定を受けました。高い進学意欲を持つ生徒一人ひとりの第一志望の実現を叶えるため、教科指導・進路指導・グローバル教育・探究活動等の様々な教育活動に教職員一丸となって取り組んでいます。「大学受験ありき」で考えず、大学進学はあくまでも自己実現(希望や夢の実現)のためのスタートラインと考え、こういう職業について活躍したい、こういった分野で社会に貢献したい、という思いから逆算して、そのためにはどういう大学のどういう学部・学科なのかを考えるという指導を丁寧に行っています。生徒たちの5年後・10年後・30年後の成長した姿をイメージし、次の時代を担う人材を育成していきたいと考えています。
令和6年4月
神奈川県立柏陽高等学校