更新日:2024年11月28日
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2024年11月2日(土曜日)、平塚盲学校で文化祭が開催され、理療科では来校者に対して2つの主要な活動を行いました。
まず、クイックマッサージのブースでは、約80人の来校者に施術を行いました。生徒たちは日頃の練習の成果を存分に発揮し、来校者からは「とてもリラックスできた」「プロのような技術だ」といった高評価をいただきました。この活動を通じて、生徒たちは実践的な経験を積むことができ、自信を深めることができました。
3枚の写真:パイプ椅子に腰かけた来場者に、生徒たちが立って施術している様子。
次に、キッザニアのブースでは、約40人の子どもたちが来場し、あん摩を中心とした理療体験を楽しみました。子どもたちは、簡単な技術を学んだりすることで、理療の世界に触れる貴重な機会を得たようです。生徒たちは、子どもたちに対して優しく丁寧に接し、楽しみながら学べる環境を提供し、参加者へのお土産づくりも頑張りました。おかげさまで、文化祭終盤では学校中に平盲マークの帽子があふれていました。
写真1:床に正座した生徒に、子どもが立って施術している様子。手を取って教員が指導している様子。
写真2・3:サンバイザー型の平盲帽子をかぶった子どもがお土産を選んでいる様子。
さらに、今年の文化祭には多くの卒業生も来校し、先生方と昔話に花を咲かせました。卒業生たちの元気な姿を見ることができ、先生方も非常に喜んでいました。卒業生たちは、在校生たちにとっても良い刺激となり、将来の目標を再確認する機会となりました。
これらの活動を通じて、高等部理療科の生徒たちは、自分たちの技術を実際に活かす場を得るとともに、来校者との交流を深めることができ、忘れられない一日となりました。
2024年6月27日、JR平塚駅にて理療科の生徒を対象に安全教室を行いました。実際の車両を使って、警報装置の位置や使い方、グリーン車内、ドアの開閉ボタン、ホームの高さの確認等、普段なかなか試すことが難しい内容の経験ができました。これから、より安全に、安心して、そして便利に鉄道を利用していくための貴重な機会になりました。
写真1:白杖が電車のドアに挟まれてしまった時の対応を学んでいる様子。
写真2:ホームから線路までの高さを体感している様子。
2023年8月23日、横浜訓盲学院の津田佳代子先生と開業鍼灸師の大髙真一郎先生を講師としてお招きし、びわの葉温灸を中心としたスキルアップ研修会を行いました。びわの葉の香りに葉っぱの手触り、お灸の香りやじんわり響く温かさを味わい、あっという間の2時間でした。今後もこのような研修会を実施し、より魅力ある授業作りに活かしていきたいと思います。
2022年8月27日、平塚駅近くで行われた湘南ベルマーレ主催のイベントで、理療科生徒の有志3名と教員4名がクイックマッサージを行いました。
行列が途切れることのないほど大盛況となり、湘南ベルマーレユースの方々のお手伝いも相まって、とても活気あふれるイベントとなりました。
「ありがとう」と喜んで頂けて、生徒にとっても貴重な経験を積むことができました。
2022年8月31日、保健理療科と理療科の3年生が、夏休み中に行った
実習の報告をしました。個人治療院や接骨院、デイサービスなど、
タイプの異なる施術所の話を聞くことが出来ました。