更新日:2024年4月22日
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「積小為大」の精神で
令和5年4月より平塚ろう学校の校長を務めております杉﨑郁夫です。今年度も平塚ろう学校の為に尽力してまいる所存です。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
冒頭に掲げた「積小為大」の言葉は小田原が誇る偉人「二宮尊徳翁」の教えであり、「小さな積み重ねがあってこそ初めて大きなことを成し遂げることができる」という意味です。小田原出身、在住の私が座右の銘としている教えであり、間もなく創立100周年を迎えるこの「平塚ろう学校」の歴史においても先達の日々の尽力、積み重ねがあったからこそ、ここまでの道のりが刻まれてきたのだ、と思っています。
高等学校の国語の教員としてスタートした私が、初めて特別支援教育に携わることになったのがこの平塚ろう学校でした。平塚ろう学校では平成16年の4月から26年の3月までの10年間にわたり勤務し、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。この度職は変わりましたが、また歴史と伝統のあるこの学校で仕事ができることに喜びとともに不思議な縁のようなものを感じております。
目まぐるしく変化する時代の流れではありますが、これまでの本校での歴史と伝統を踏まえつつ、社会の情勢にあった教育の実践を推進し、本校で学ぶすべての幼児・児童・生徒が毎日を充実して過ごせるように、健やかに成長することができるように、教職員一同力を合わせて前へ進んでまいります。
平塚ろう学校が、子どもたちはもとより皆様方の誇りある学び舎としてますます輝き続けていけますよう、今後ともご理解とご協力のほどをどうぞよろしくお願いいたします。
令和6年4月吉日 平塚ろう学校長 杉﨑 郁夫