Today's いせはら（2021年3月）

３月３日(水)

冬の寒さもだんだんと和らぎ、暖かな春の日差しが感じられる季節となりました。
昨日までの荒天とはうってかわって、本日は晴天。まるでお日様にも祝福されているかのようなこのハレの日に、本校ではこんなことが行われていました。



３年生の卒業式です。
今年度は感染症予防として、一生徒一家族のみの参加とさせていただきました。今日はその様子を少しお届けします。

こちらは会場。これから卒業生がここに座ります。今年度は来賓の方々もお招きすることができなかったので、祝電のみのお知らせとさせていただきました。



様々な方からの祝辞がずらりと並びます。中には、１年生の時に担任だった先生からのものも。これを見た生徒は「懐かしい～」「あの先生だ！」と嬉しそうな声をあげていました。


式次第です。感染症対策ということもあり、通常より縮小した形で式は執り行われました。


入場の様子。今年度は紋付き袴を着ていた先生もいらっしゃいました。インパクト抜群！忘れられない卒業式となりそうです。


卒業証書授与の様子です。一人ひとり呼名するのもこれが最後。中には呼名簿を見ず、暗唱で呼名される先生もいらっしゃいました。生徒への熱い思いが感じられます。



最後は保護者の方々の方を向いて一礼。
感染症予防としてマスクをしていますが、今までの感謝の気持ち、卒業を迎えての思いは、しっかりと届いたのではないかと思います。

 

こちらは３年生が卒業制作したモザイクアート。大山と桜の景色が映えます。桜にはまだ早いですが、体育館入り口の河津桜は満開を迎えていました。毎日のように見ていた大山も、今日が最後。いつも私たちを見守ってくれてありがとう、の気持ちがこもっています。


今日をもって、伊勢原高校３年生は卒業を迎えますが、今日で終わりではなく、今日が新たな旅立ちの日となります。今までお世話になった方々に感謝の気持ちを込めると同時に、気持ち新たに、良い門出を迎えてくれたようでした。

明日から、伊勢原高校ではない世界で過ごす３年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
またいつか、伊勢原高校に遊びに来てくださいね。
 

３学年団より。

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３月26日（金）

今年の卒業生のアカンド・ユキさんが東海大学の支援グループの協力をえて、カンボジアの北西部の都市「シェムリアップ」の小学校に贈ることが決まりました。校長先生と話している中で、子供たちが勉強するのに、紙（ノート）がないから裏紙でもいいので送ってくれないかといわれました。卒業生の力を使いクラスに呼びかけたところ、沢山の文房具が集まりました。その輪は、在校生にも広がり、ノート１０４冊、鉛筆等250本、消しゴム、鉛筆削り、定規など、沢山の文房具と体育館履き他（靴：34足）を3箱に詰めて、贈りました。皆さんの小さな思いやりが、子供たちの喜びや学びのモティベーションにつながることでしょう。感謝します。