伊勢原高等学校 全日制 > 特色
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平成30年度に90周年を迎え、地域に愛され、地域とともに発展してきた学校である。地域の教育力を活用し、「自立」「友愛」の校訓のもと、生徒の人間教育に力を入れ、これからの社会で必要とされる人材の育成を目指す。ただ単に知識を豊かにするのではなく、知識をどう活用するか、仲間と協力して、どう問題解決していくか。答えのない問いに対して、どう向き合うか。自分で考え、行動できる力を育む。
また、授業や学校行事、部活動、教育活動すべての場面を通して、生徒の自己肯定感を高め、「感動する心」「夢を見る力」を育んでいく。その中で、グローバルな視点を持ち、多様性を受け入れ、障がいのあるなしにかかわらずともに学ぶ環境を創っていく。
授業理解の促進と学習効果の向上を目指す。授業での映像の活用、WEBによる課題や授業動画の配信など、新しい学び方を取り入れている。
(全HR教室にモニター・無線LANアクセスポイント導入済み)
「ともに今を生きる、ともに未来を創る」をテーマに掲げ、D&Iコンセプトをもとに、2020年度よりインクルーシブ教育推進実践校として、共生教育を推進していく。
「ダイバーシティ」は多様性。国籍や人種、性別、マイノリティ、言葉や生活習慣の違い、障がいがあるなど、人は自分とは違うのが当たり前、その自分との違いを受け入れるという考え方のこと。
「インクルージョン」は包括(包み込むこと)。もともとは、ダイヤモンドなど様々な鉱物(結晶)を含んでいる鉱石のことを表し、まざっているという意味がある。障がい者と健常者が同じ教室で学ぶ教育のこと。
この2つの考えをあわせ、「多様性を受け入れた上で包括的に包み込み、同じ環境でともにいきていくこと。」を教育のベースと考えている。
現在の伊勢原高校の教育方針・教育活動を維持しながら、障がいを持った生徒を受け入れ、ともに学ぶ環境を創り、「自立」「友愛」の校訓どおり、特に「人間力」、他者への思いやりや優しさを育む教育を実践していく。進路実績も伸びてきていおり、公立大学への進学者もうまれ、進路実現に向けたキャリア教育の成果が少しずつ出はじめている。在県外国人特別募集の生徒の進学・就労支援にも力を入れている。その先のインクルーシブ教育特別募集の生徒にもつなげていきたい。
また、伊勢原高校の特徴である学校行事や部活動は、今まで以上に活性化させていく。全国大会優勝経験のあるソフトボール部や関東大会出場40回を誇る女子バレーボール部、ソフトテニス部、歴史のある弓道部など、古豪復活を掲げ、全国で入賞を目指すとともに、新鋭のライフル射撃部、女子サッカー部なども関東大会、全国大会へコマを進め、元気のある、活気のある伊勢原高校を支えている。
すべての教育活動には意味があり、無駄なものはない。「自立」「友愛」のもと、人間性豊かな、思いやりのある人材の育成、人間教育に力を入れていきたい。
・インクルーシブ教育実践推進校について(PDF:759KB)