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更新日:2023年11月2日
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校内実習が終わり、また高等部の教室から作業の時間に様々な音が鳴り響きます。
やきもの班からは、固まった粘土を再生するために木づちでトントン叩く音。
乾燥させたお皿のざらざらを濡らした「なめし革」でシュッシュッとこする音。
叩いたり、こすったりする回数を数える声。
久しぶりの作業も集中して取り組む姿が見られました。
校内現場実習が残り3日となりました。
にじてんぐざるでは、コミックのシール剥がしとコミックのケースの分解と分別を行っています。
シール剥がし液とヘラを使ってシールを慎重に剥がし、残った液をガーゼでふき取るなどとても丁寧に作業に取り組んでいます。
1年生の会社「ボールペンSDGs株式会社」では、企業から実習材をお借りして、実際に販売される3色ボールペンの組み立てを行っています。
お店に並ぶ商品なので、ほこりが入らないように、傷をつけないように、注意を払いながら組み立てていきます。
組み立ての後は、全てのペンの色がしっかり出るかの検品も行い箱詰めします。
組み立てをする人と検品をする人に分かれ、作業場所もテーブルで分けて丁寧に取り組んでいます。
校内実習最終日。
毎日取り組んできた作業も今日で終了です。
1年生の会社「相原コーポレーション」は、最終日も午前中はせっせとダスターを数えたり、袋詰めしたりの作業に取組み、検品場所に並んでいました。
「今日でおしまい!」という見通しがあるので、「あとちょっとがんばろう!」と言葉をかけ合う姿も見られます。
校内実習を通して、作業に取り組む力だけでなく、「一緒に働く仲間」としてのチーム力もついたようです。
2年生の会社「にじてんぐざる」では、それぞれ得意な作業やねらいに合わせた作業を分担して取り組んでいます。
参観者が来た時は「こんにちは」とあいさつをしたり、「お願いします」と先生に検品を依頼したり、言葉遣いも気をつけながら作業をします。
いつも優しい先生も、実習中は「会社」での立ち振る舞いを意識しているので、話し方がちょっとよそよそしく感じますが、みんなが社会に出た時に困らないように、いつもより丁寧な言葉遣いを心がけています。
16日より校内現場自習が始まりました。
生徒たちが考えた会社名を入り口に掲示しています。
レインボーカンパニーでは、CDケースの解体と仕分けを行っています。
包装、ディスク、歌詞カード、ケースのふたなど、種類ごとに仕分けをしています。
CDの包装やケースの解体など、指先を使う作業で、みなさん集中して取り組んでいました。
クッキング班では、マドレーヌやスノーボールを作成しています。
帽子やマスク、作業服、手袋など衛生面にも十分に配慮して作業を行っています。
作成した物は、放課後、教員向けに販売もしています。
やきもの班では、粘土を均一な厚さに伸ばすために、めん棒と両端に板を置き作業を行いました。
力いっぱい伸ばしたり、丁寧に伸ばしたりと思い思いの方法で粘土を薄く伸ばしていました。
均一に伸ばした粘土は型を取り、手のひらほど大きさのお皿になります!