学校教育活動全体でキャリア教育を推し進めることにより、自己理解に基づく将来像の構築と自己実現を目指す生徒の育成をします。 そのため生徒の発達的段階に即した進路ガイダンスを充実させ、さらに生徒一人ひとりが自分自身の生き方を考え主体的な将来設計能力を 養い、希望する進路の実現を目指すよう支援します。
キャリア教育を進め、一人ひとりの「夢の実現」をきめ細やかに支援します。
「幅広い分野への進学」
高校で学んだ知識を高度な教育につなげ、海洋系大学、理工系大学、文系大学や本校専攻科など幅広い分野への進学を支援します。 指定校・協定校推薦制度、AO入試などを積極的に活用します。
本校では、従来から1人1人のニーズに合わせて長い時間をかけて進路指導を行っています。さらには進路決定だけでなく、卒業後のフォローも含めて他校ではできないきめ細かい指導を行っています。文部科学省では、本校のようなきめ細かい進路指導をモデルとして「キャリア教育」を推進しています。
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キャリア教育とは?
- キャリア教育とは、児童・生徒が自らの人生を歩む上で、体験的な活動などを通して、働くことの意義など望ましい勤労観や職業観を育み、また職業に関する知識や技能を身に付けるとともに、自己の個性を理解し、主体的に進路を選択する能力・態度を育成する教育であると定義されています。
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本校での取り組み
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本校では、自己の個性を理解し、主体的に進路を選択する能力・態度を育成するため、資格取得の推進や進路ガイダンス、各種講演を実施しています。講演では、ニート・フリーター防止対策講話や、大学教授講演会、人権同和学習会、薬物防止講演会、交通安全講習会など、自己教育・人間関係・情報活用・将来設計・意志決定に役立つプログラムを年間通じて実施しています。
また、本校では古くから団体・企業のご協力により、生徒就業体験「インターンシップ」をおこなっています。生徒はこのインターンシップに参加し、自分の可能性に気づき、また世代を超えた他者との協力関係のなかで責任をもった行動をなしえた喜びと自信を得ることができます。仕事現場でのリアルな言葉、価値観に身体ごと触れる体験も勤労観・職業観の形成のきっかけとなり、また生きる力につながっていきます。
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今までのインターンシップ(例)
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- 漁船での漁業体験
- 水産種苗施設での飼育管理
- パン工場での製造補助
- 介護施設での介護補助
- 船舶建造工場での建造体験
- マリーナでの接客業務
- 無線局での通信補助
- 通信機器のメンテナンス業務