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更新日:2026年9月11日
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鎌倉高校のSSHの中核となる取組が課題研究「K-ARP」で、「Kamakura Academic Research Project」の略です。授業教科としては「理数」ですが、学校内では課題研究を「K-ARP」と呼びます。社会の諸課題に対応するために必要なクリティカルシンキング、データ分析・活用力、課題発見力、協働力、統合的思考力の5つの力を育成します。
クラス担任が担当する「学年一斉展開」の授業では、合意形成の仕方や批判的思考、研究手順の種類、仮説の立て方、グラフでの表現方法など、課題研究の基本を学ぶとともに、地域経済分析システム「RESAS」を活用し、データを用いて鎌倉市の課題と解決策の検討を行います。
より高度な調査方法や課題分析手法については、理数教員が担当する「クラス個別展開」の授業で習得します。データの扱い方を学んだのち、近隣の広町緑地や神戸川でのフィールドワークを行い、収集したデータを整理・分析する実践的な実習にも取り組みます。

年明けには、2年生から取り組む課題研究の班分けを行い、2年生からスムーズに研究に入れるよう準備します。
同じ方向性の興味・関心を持つ生徒同士で1年生のうちに組んだ班でテーマを設定し、課題研究に取り組みます。理数探究基礎で身に付けたスキルを活用しながら、大学院生のメンターや研究機関等からの助言をいただきつつ、実験やアンケートで必要なデータを収集し、データを分析して仮説を検証し、ポスターにまとめて発表します。

テーマは自然科学や工学だけでなく人文科学や社会科学の領域も可能ですが、必ず科学的なアプローチで検証していきます。最優秀班は、翌年度の全国のSSH校が集まるSSH生徒研究発表会に参加し、鎌倉高校代表として発表します。
2年生までに行った課題研究に対し追加実験・調査を行い更に深め、研究内容について個人で論文にまとめて英語のアブストラクト(要約)を作成します。論文を作成前の夏には1年生の各教室での最終発表も行い、自身の課題研究の成果や経験を下級生へ伝えます。

令和8年3月12日(木曜日)、本校体育館にて、ポスターセッション形式の課題研究発表会が開催され、2年生のK-ARP全班および1年生の広町緑地野外実習の代表班が発表を行いました。

最後には最優秀班が全体に向けてスライド発表を行い、横浜国立大学の青木弘教授よりご講評をいただきました。アンケートには1年生からも「データにを用いて考えることの大切さを実感した」ともあり、今後の課題研究に生かされることでしょう。