レファレンス事例ピックアップ
学校図書館には、利用者である生徒や教職員からさまざまな質問(レファレンス)が寄せられます。
利用者の「知りたい!」に応えるため、学校司書は、自校図書館の蔵書を駆使して、ときには他校の図書館と連携しながら、役立つ、使える資料や情報を提供しています。
当研究会では、利用者から寄せられた質問とそれに対する回答を、レファレンス協同データベース https://crd.ndl.go.jp/reference/ に登録しています。
学校図書館の日常的な活動の様子をご覧ください。
今月は「古文・漢文」に関するレファレンス事例をご紹介します。
◆古文
歌物語、伊勢物語、大和物語、六歌仙について書かれた本
平安時代の人々の暮らしがわかる本で、現在購入できるものを紹介してほしい。
「源氏物語」紅葉賀の「袖ぬるる露のゆかりと思ふにもなほうとまれぬやまとなでしこ」のうとまれ「ぬ」の解釈について
百人一首の本/うたの意味がわかりやすいものや、覚えやすそうなもの。
小野小町の顔を見せない肖像画を授業で見せたい。できるだけ大きいものがほしい。
源頼朝が鬼に毒を盛って殺したという話が読みたい。
いろは歌の成立ちについて知りたい。
「奥の細道」を写真で紹介したもので、なるべく大きい資料を探している。
新古今和歌集より「春の夜の夢の浮橋とだえして峰にわかるる横雲の空」の中の「夢の浮橋とだえして」の解釈をうまく表現しているものはないか。
◆漢文
故事成語が調べられる本
国語の授業。「鴻門の会」までの流れが短くわかりやすい資料がほしい。
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