うろ覚えレファレンス
学校図書館では、覚え違い・うろ覚えの質問を受けることがよくあります。
どんな質問が来たのか、実際に知りたかったことは何だったのか、司書はどうやって正解にたどり着いたのか、いくつかの事例をご紹介します。
☆参考にしたページ 福井県立図書館「覚え違いタイトル集」
※「うろ覚えレファレンス」のバックナンバー
面談していたら、
「『アオブタ』読んでここ志望した」という子がいたんだけど・・・
書籍検索では出ず。ググったらすぐ出てきました。私の勉強不足・・・
帯には最寄り駅がしっかりと描かれていたので、目立つように掲示した
覚えもありました
(2022年度)
中学の図書室にあった
ディズニーランドに関する本。
同じ著者で「空の上」もあった。
『ディズニ−ランドであった
心温まる物語』
東京ディズニ−ランド卒業生有志
香取貴信著 あさ出版 2013
同じ著者ではなく同じシリーズで
『空の上で本当にあった心温まる物語』
三枝理枝子著 あさ出版 2010
(2022年度)
(検索でヒットしなかったらしく、不安そうに)
検索って本の名前と書いた人で
調べられないんですか…
「苦汁100%」
「尾崎世界観」
前にこの図書館で見たと思うのですけど…
『苦汁100%-濃縮還元』
尾崎世界観 文藝春秋 2020
(文春文庫) ※ 所蔵なし
所蔵は『苦汁200%』のほうでした。
「汁増し増しでしたね!」
(2022年度)
『青春ブタ野郎は
バニーガール先輩の夢を見ない』
鴨志田一著 KADOKAWA
2014