ワンショット
会員の所属する学校図書館を紹介します!
ワンショット vol.38 New! 2024/6/19更新
図書館便利グッズ
魅力的な図書館にするため、図書館用品以外の商品も活用し、学校司書はさまざまな工夫をしています。
組み合わせ次第でいろいろな展示ができます。
1箱だけでちょっとしたコーナーづくりも。
◆ミニホワイトボード
簡単な展示や授業での利用など。生徒が数式を教え合う姿も見られます。
◆斜めラック
本日の新聞を展示。棚板が斜めになっているので、紙面が目立つ。
◆スタンディングデスク
検索用パソコンを設置。操作するのにちょうどいい高さ。
◆パンフレットラック
カウンター内でコミック新刊を展示。斜めになっているので表紙が見やすい。
ワンショット vol.37 2024/3/29更新
【番外編】公共図書館や書店でKO本大賞コラボ展示!
鎌倉市中央図書館、腰越図書館(2024/1/9掲載)
鎌倉市大船図書館(2024/1/18掲載)
相模原市立図書館(2024/1/18掲載)
中井町立井ノ口公民館図書室(2024/3/29掲載)
紀伊國屋書店ららぽーと横浜店(2024/3/29掲載)
鎌倉市中央図書館と腰越図書館で、いちはやく速報ポスターを掲示。
中央図書館ではYAコーナーの青いボードに掲示、腰越図書館では枠に入れていただいています。
(2024/1/9掲載)
鎌倉市大船図書館でもコラボ展示をしてくださっています。
「Q&A」や全コメントリストも活用、コメントしおりはラミネート加工のうえリボン付き!上位本は予約いっぱいのため1票本を集めてくださったとのこと。1票本の豊富さがKO本の良さでもありますね。
(2024/1/18掲載)
相模原市立図書館ではYAコーナーに速報ポスターを出してくださっています。「KO本」の名前が広く知られるようになると良いですね。
(2024/1/18掲載)
中井町立井ノ口公民館図書室にてKO本ポスターを展示していただきました。
受賞作品はすぐに貸出帯出および予約が入り、現在ポスターのみの展示となっているそうです。
(2024/3/29掲載)
紀伊國屋書店ららぽーと横浜店にて、KO本のフェアの開催中!
Xでもつぶやいていただいております。!(^^)!
(https://twitter.com/kinolalayoko/status/1772210814625480937)
(2024/3/29掲載)
ワンショット vol.36 2023/11/13更新
「司書さんの句歌会」で入賞しました
「図書館総合展 司書さんの句歌会2023」で研究会会員2名の句歌が入賞しました。
観察記部門最優秀賞の賞状
観察記部門最優秀賞
「くたくたの 人をダメにするソファーあり ダメな自分も居ていい場所よ」
ソファーは本を読まない生徒にも大人気。
講評:学校図書館や子どもの風景を詠んだと思しき作品は多数ありましたが、中でも「居場所としての図書館」が特によく表れていると思いました。
日頃から生徒の様子を観察・記録している成果でしょうか。 過去の生徒の様子をもとに自作した日めくりカレンダーは、カウンターに置いているので現役生徒にもウケています。 「人をダメにするソファー」という名称は生徒に浸透していて、先日も3年生が「今年で最後か・・・人をダメにするソファーに座るのは」とつぶやいていました。
自作の日めくりカレンダー
もうおひとりは2つの部門で受賞しました。
観察記部門優秀賞の賞状
観察記部門優秀賞
「こんな本ボクしか読まない" その本は予約ありです 早く返して」
なぜか利用者さんはみんな自分の借りる本は他の人は借りないと信じています。
いやいや、貸出延長できませんから……。
講評:この圧倒的な語呂の良さ、「声に出して読みたい図書館短歌」かも!?
○○の主張部門優秀賞
「来館はおことわりです 「G」と「蚊」は」
ゴキブリは資料にも害を及ぼし、蚊は著しく仕事の能率を落とします。彼ら彼女ら(蚊はメスに限り)の来館は、キッパリおことわりいたします。
講評:「おことわりです」のキッパリとした言い方と、「詞書」の(蚊はメスに限り)の律義さがユニークで選びました。これなら、「G」も「蚊」も来館を躊躇しそうですね。
関連リンク:
「司書さんの句歌会2023」企画本部による公式HP(LIBRARY WORKS)
(https://library.works/)
【募集/投句・投歌】「司書さんの句歌会2023」
(https://www.libraryfair.jp/news/2023-08-31)
司書さんたちの句歌会:披露および表彰式
(https://www.libraryfair.jp/forum/2023/930)
ワンショット vol.35 2023/03/03更新
「パネル展」
2022年秋、図書館内で「齋藤陽道写真『日本国憲法』パネル展」を実施しました。期間は、保護者にも見ていただこうと考え、文化祭を含んだ一週間にしました。しかし、児童・生徒は忙しかったのです。一週間は短すぎました。(ほぼ毎日来館する生徒は館内の変化に敏感に反応していましたが。)
大きいパネルと日本国憲法前文のパネル
1学期、職員からのリクエストで、齋藤陽道著『育児まんが日記 せかいはことば』(ナナロク社)を購入した際、同じ著者の『日本国憲法』(港の人)も発注しました。齋藤陽道さんは、写真家で、写真集のほかの著書もあり、本校でもいくつか所蔵しています。都立のろう学校出身です。
届いた『日本国憲法』を手にすると、その本の大きさ、装丁、写真、すべてがすてきで、憲法を、どこからでもよいから読んでみよう、という気が不思議と起こるのでした。出版社のホームページで、書店で行われているパネル展を知り、出版社にパネルの貸出を問い合わせたのが夏。快く貸出いただき今回実施できました。
小さいパネルと『日本国憲法』・著者の紹介
今回は、図書館単独の企画として実施しましたが、図書委員会と一緒に計画を立てるのが理想でした。一部の職員や保護者とは、パネル展を通じて色々話すこともできました。例えば、社会科の職員とは、憲法の話をする時期とパネル展のタイアップができたらと、児童・生徒に向けた実施の工夫を話すなど、次につながる成果はあったと思います。憲法と写真というメディアの両方を、児童・生徒に気軽に身近に感じてもらう機会を図書館でまた設けたいと思っています。
学校図書館で文豪のパネル展の実践例は増えていると思いますが、こちらのパネル展も、おすすめです。
憲法の本と齋藤さんの著書(映画パンフレット、本の帯にコメント寄せた本含む)
ワンショット vol.34 2023/02/15更新
会員校の「KO本大賞」特設展示コーナーをご紹介します!
今回のテーマは「KO本大賞特設展示コーナー」。本会で毎年盛り上がるKO本大賞を記念して、各校での特設展示コーナーをズラッとお見せします。第二弾も予定しておりますのでお楽しみに☆
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ワンショット vol.33 2022/09/07更新
「箱根ジオパークの展示第2弾を始めました!」
今回のテーマは「箱根ジオパークと海」。4階から相模湾が見える本校の生徒には馴染みのある、相模湾を中心とした展示です。今回は箱根ジオパーク推進協議会と、新たにNPO法人「ディスカバーブルー」が加わり、美しい海洋関係の展示物を作成してくださいました。
図書館入口の幟 ・・・ 昨年同様、ジオパーク展示の間は貸してもらっています。
タイトルパネル ・・・ 今回のテーマは「箱根ジオパークと海」
パネル展示 ・・・ すべて相模湾の生きもののパネルです。魚・海藻・ウミウシ・サンゴなど、真鶴から三浦にかけての地点で撮影されたものです。図書館2階の手すりから吊り下げており、図書館に入ると目につきます。自習のため2階へ上がる生徒が、踊り場(ちょうどいい高さ!)で足を止めて見ていたりします。
標本展示 ・・・ ソファーのあるコーナーに、解説パネルと実物標本を展示しています。これも「ディスカバーブルー」で作成してくださったもの。教員が「かなり学術的ですね、すごい!」と言って見ていました。
標本
解説パネル とても詳しい解説パネル。好きな生徒はしっかり読んでいるようです。
最後にアンケート。フォームと紙の両方ですが、意外とその場で紙に記入していく生徒が多いです。「これまで海や海の自然に親しんだり学んだりする機会はありましたか?」という項目は、ぜひ高校生に聞いてみたかったそうで、いろいろな答えがありました。アンケート回答でノベルティ進呈してます♪
ワンショット vol.32 2022/05/12更新
【番外編】
「横浜市中央図書館でKO本の展示をしていただいています!」
横浜市中央図書館様からお申し出をいただき、
リニューアルオープンした地下1階の「交流と学びのフロア」にて
過去数年分のKO本大賞受賞作とポスターを
次のとおり展示していただくことになりました。
数年分をまとめた展示は会員校でも意外とやったことがないのかも?
見ごたえありますね!
***横浜市ウェブサイトより***
「高校生におすすめ!KO本大賞!」
神奈川県の高校図書館員が毎年、高校生におすすめしたい本を投票で決める「KO本大賞」で選ばれた本を数年分まとめて展示します。
期間/4月29日(金曜日・祝日)から6月19日(日曜日)まで
会場/中央図書館地下1階「交流と学びのフロア」
引用リンク:
横浜市ウェブサイト 図書館>図書館のイベント>5月>大人向けのイベント・5月
(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kyodo-manabi/library/lib-event/event-May/otona_5.html)
(写真提供:横浜市中央図書館様)
(5/13追加 提供:研究会会員)
ワンショット vol.31 2021/09/30更新
「自校が登場した作品のコーナー」
本校や近くの駅が、マンガ・アニメ等に登場することが度々あります。 そこで、本校の施設や見覚えのある風景が登場する作品、本校でロケをした映画の原作などをコーナー展示しました。
作者のコメントが掲載された過去のPTA会報や、当時の図書委員が編集部に直撃取材したときのレポートなども掲示してあります。
数年前に映画のロケ地になったときは、メインキャストの俳優さんたちが本校図書館で雑誌掲載用の写真を撮影しました。
ワンショット vol.30 2021/06/02更新
「箱根ジオパーク関連の展示をしてます!」
昨年、箱根ジオパーク推進協議会から申し出をいただき、箱根ジオパーク(http://www.hakone-geopark.jp/)関連の展示をしました。
本校OBが箱根ジオミュージアム職員というご縁があり、図書館の下見→展示資料の検討→実際に展示してみる→手直し、と打合せを重ねながら作成しました。
1月下旬から3月まで公開の予定でしたが、学校司書の新採用研修や1年生の図書館オリエン テーションでも見てもらおうと、期間を延長しました。
地理や地学といった教科だけでなく、身近な箱根の知らない部分に驚いたり、SDGsに つながったり、展示の切り口はたくさんあります。
図書館の入口に「箱根ジオパークへようこそ」の幟と、ちょっとレトロな雰囲気の地図を置きました。
図書館2階にぐるりと自習スペースがあるので、その内側の壁にパネルを吊りました。
初めは8枚でしたが、インパクトを強めようと5枚増やしてもらいました。
2階への階段の途中で、生徒が見ていたりします。
ソファスペースをコロナ禍で使っていなかったので、そこに展示コーナーを設けました。
立てかけパネルと、実際に箱根で採集した岩石標本や書籍を展示しています。
岩石標本は、今回のために職員の方々が実際に採集したもので、自由に触れます。
ここが一番人気のあるコーナーでした。本校資料のほか、ジオミュージアム推薦資料も展示し、貸出しています。
『新編相模国風土記稿 第2巻』(雄山閣 1958年 p122〜123)からは大涌谷の部分を抜粋しました。
箱根の鉱物や火山灰を双眼実体顕微鏡で見られるコーナー。光を当てて見るので、きらきらした鉱物がきれいです。
見入っている生徒や職員の姿を、よく見かけました。
箱根ジオパークのパンフレットは「ご自由にお持ちください」。
生徒も手にしていましたが、職員の持ち帰り率高し。感想はGoogleフォームで送ってもらっています。
ワンショット vol.29 2020/11/05更新
「本のカバーをリサイクル」
図書委員会が古本市で文化祭に参加した学校です。
買ってくれた人にはおまけで、本のカバーで作った手提げ袋をプレゼント。
絵本など、カバーをはずしても同じ絵柄の本のカバーを再利用して作ります。
毎日新聞2016年5月31日の記事「絵本カバーをエコバッグに(くらしナビ ライフスタイル)」を参考にしました。
絵柄に合わせてヒモの色をコーディネート。
古本のバックにディスプレー。
紙袋ほしさに本を買ってしまいそう。
ワンショット vol.28 2020/02/26更新
「図書館リニューアル その2 開館から1年」
本校は、20周年記念事業として図書館のリニューアルを行いました。
特別教室棟のワンフロアを図書館とするため、8教室分の廊下側の壁を取り払ってひとつのオープンスペースにしました。
以前の姿が思い出せないくらい違和感のない広々とした空間になっています。
【入り口から中を見たところ】
廊下部分の左右に書架スペース等が広がっています。
デジタルディスプレイでは図書館の最新情報をお知らせしています。
【カウンター周辺の様子】
左側には文化委員会の生徒が作成したポスターを掲示しています。
スタッフや生徒が企画したイベントを行い"楽しさ"をシェアします。
爬虫類展示会やプラレール走行会などが行われ、大人気でした。
【ソファコーナー】
卒業記念品のソファを設置したのびのびとした空間。
英語の本や雑誌・新聞・新着図書などが置いてあります。
ディスプレイ台には授業や学年行事とタイアップしたテーマの展示を展開しています。
【閲覧コーナー】
新しく導入した書架は低めのものにしました。
中学生も利用しやすく、開放感があります。
【特大掲示板】
大きな掲示板なので思い切った企画を展開できます。
スタッフの企画展示だけではなく、授業とタイアップしていろいろな生徒が図書館に関わるように工夫しています。
生徒たちが気軽に遊びに来るようになりました。
【生徒と一緒に創る図書館】
左:不忍ブックストリートで人気のイベント"一箱古本市"にヒントを得て、"ひと箱図書館"を生徒にプロデュースしてもらい、展示しています。
右:1月・2月限定の生徒特製のおみくじ。
【ラーニングコモンズ】
グループワークに便利な家具類やミニホワイトボード等を用意してあります。
ここでは週に15時間ほど授業が行われます。
昼休みや放課後には友だちとディスカッションしながら勉強する生徒もいます。
【自習室】
このスペースだけは私語厳禁の自習スペースです。
室内の掲示板には進路関連の新聞記事等を用いて情報掲示をし、受験生を後押ししています。
各自、好みのタイプの机で勉強しています。
ワンショット vol.27 2020/01/29更新
「図書館リニューアル その1 開館準備」
開校20周年事業として学校図書館をリニューアルしました。
特別教室棟のワンフロアを図書館とするため、8教室分の廊下側の壁を取り払ってひとつのオープンスペースにしました。
経験のない事業なので、スタッフ2人でひとつひとつ課題を見つけて、クリアし続けてきた2年間でした。
研究会の司書の方々にも支えていただき、勇気をたくさんもらいました。
【開館準備 施工前の状態】
演習教室が4つ、自習室1つ、図書室1つがあるというフロアでした。
演習室をつぶしても時間割を組めるかなど、各方面に確認を取っていきます。
完成ムービーを作ったら面白いと思ったので、とにかく写真だけは撮り溜めていきます。
【開館準備 図書館めぐり】
依頼する設計事務所がどのようなことが得意なのかを知るため、施工例の図書館を見学して回りました。
「○○図書館の△△のコーナーの照明の雰囲気」などと指示が具体的になり、話が早くなります。
【開館準備 コンセプト構築】
これからの社会で活躍する人材を育てるための設備を考えていきます。
夢が広がる楽しい時期ですが、価格相場を知るにつれてあきらめることも出てきます。
優先順位を決め、代替案を業者さんと考えていきます。スタッフの一番の頑張りどころです。
【開館準備 旧図書室を引き払う】
卒業式を終えた6年生たちが毎日登校してすべてやり遂げてくれました。最後のお礼だそうです。
生徒の力の偉大さを体感し、予算のこともあり、今後も生徒とともに図書館を作り上げることを決意しました。
【開館準備 引越し編1】
模型を作って、本の配置と本の引越し手順を練ります。
コツは各書架・各棚に住所を作り、本を縛り上げるときに棚の住所札を一緒に添付することです。
【開館準備 仮図書室】
施工期間は6ヶ月なので、仮図書室をオープンすることにしました。
1年生・2年生の教室の横なので、毎日たいへんなにぎわいでした。
並行して業者さんと折衝を続け、開館準備を進めていきます。
【開館準備 施工】
廊下側の壁を抜いてペンキの下塗りが終わったところです。
完成が待ち遠しい時期でもあります。
【開館準備 引越し編2】
夏休みにはあらゆる世代の卒業生が来校し手伝ってくれました。
どうやら図書館の進捗状況をSNSで教え合って楽しみにしていたようです。
彼らも大学生活が楽しいようでこちらもひと安心です。
【開館準備 引越し編3】
図書資料は生徒とともに引越し作業をしました。
要項を教員に配布し、各学年・クラスごとに仕事を振り分けていきます。
いっそう開館が楽しみになったという声をたくさん聞き、この先も頑張る勇気が出ました。
【開館準備 力持ちの男子】
スチール棚などの重い什器の移動はスタッフでは無理ですので、運動部の顧問の先生に依頼して男子生徒に手伝ってもらいます。
あらかじめ困っていることをホワイトボードにまとめておき、次々依頼をしていきます。
【開館準備 業者の皆さん】
こういった事業はフロントであるスタッフが讃えられることがありますが、業者のみなさんの尽力があってこその成功です。
生徒にも業者の皆さんの丁寧な仕事ぶりを見てもらうため、すべての業者の方と記念写真を撮り、アーカイブコーナーを設置しました。このコーナーは業者の方々にも大好評でした。
【開館準備 ラストスパート】
開館日を2ヶ月早めて文化祭に重ねるとのことで、とにかく時間が足りなくて苦しかったです。
図書館の片隅にスタッフルームを設けて、夜間に作戦を練っては次の日に生徒とともに仕事を進めていきます。
【開館日】
文化祭に合わせてのお披露目です。テープカットなども行われました。
歴代の"図書館ゆかいな仲間たち"には「こじんまりとした旧図書室もよかったけど、すてきな図書館になったね」と言われて少しほっとしました。
【開館から1年】
開館からようやく1年が経ち、運営の流れもでき始めました。
これからも生徒たちと一緒に、新しい知を生み出す空間作りをしていきます。
ワンショット vol.26 2019/11/29更新
「図書分室」
本校は、高校再編のため今年度末で完校します。現在、3年生のみが在籍しています。
3年生の教室棟が図書館から遠いため、比較的生徒のいる教室に近い部屋を借りて1年間限定の「図書分室」を4月にオープンしました。
1教室分のスペースに入る必要最小限の書架と本を持ち込みました。
入口から中を見たところ。
目の前は新着図書コーナー、右手前には、カウンター代わりの教卓があります。
入口から左側を見たところ。
生徒用ロッカーを裏返して展示スペースとして使っています。
左手前は出張図書館に使うブックトラックです。
もうひとつの入り口から見た室内。閲覧机は1つ。
あとはソファーやスツールなどで座席を確保しています。
窓側の様子です。書架の裏にソファーを置きました。
「出張図書館」
本校では、毎日「朝の読書の時間」があります。
朝のホームルーム前に3年生の教室の近くまで本を届ける出張図書館を始めました。
朝の職員打ち合わせが終わってから、ショートホームルームが始まるまでの約10分間「営業」します。
利用は1日1人いるかいないか、というところですが、毎朝続けていると、あてにして借りに来てくれる生徒もいます。
また、通りすがりにリクエストしてくれたり、「今借りている本、今度返しに行くね!」と声をかけてくれる生徒もいて、貴重なコミュニケーションの時間になっています。
右側が図書分室、左の廊下の先が生徒の教室棟です。ブックトラック1台で出張します。
配置についたところ。右の奥が図書分室です。
読みやすい文庫本を中心に、新着本や話題の本などを取り混ぜています。
裏側から見たところ。左側に生徒の教室(4クラス分)があります。
階段を上ると、もう4クラスあります。
ブックトラックの裏側は作業スペース。伝票式で貸し出します。
返却期限日を押印した栞と鉛筆、メモ用紙、伝票を挟むクリアファイルを用意しています。
ワンショット vol.25 2019/09/30更新
目に見えるお仕事 1〜2年目の工夫
こちらの図書館の司書が着任してから2年間でおこなった館内の工夫の様子です。ステキなポイントがそちこちにあって、図書館の雰囲気づくりにつながっています。
館内中にある面出しスペースからも明るく整った図書館という印象をうけます。
「オリエンテーションとかで説明してるのに、みんな全然リクエストしてくれないんだよねー」と、図書委員長につぶやくと「そんなこと覚えてないですよ。見えるように大きく書いといたらいいんじゃないですか?」と言われて書いたもの。
図書館に入ってすぐに目に付くところに置きました。
サインを作るヒマが無く、ガラスにポスカでメッセージを書いてみたのだが、背景に紛れて読みにくい。
そこで、裏側から白ポスカで塗ってみたけれど、綺麗に塗れず、さらに読みにくくなってしまった。
しかたがないので白ポスカを消そうと濡れ雑巾で拭いたら、なんと!いい感じに半透明になりました。
古くて傷んでいた椅子を、新しくライムグリーンの椅子にかえただけで館内の第一印象が明るくなりました。
マンガと雑誌と空!が目の前にあるソファーコーナー。三角地帯の真ん中に、美術の先生から分けてもらったゴムの木の鉢を置き、さりげなく空間を分けています。
異動して、まずやるのが除籍。どの書架も、目線の段は面出しスペースに。
それだけで、本が手に取られるようになりました。
40センチ幅の椅子を探していて見つけたキューブソファー。図書館用品ではないので、お手頃価格で手に入りました。
(おまけ)職員室の食事コーナーに、毎週1冊展示している本の紹介ポップ。
後日問い合わせを受けた時のために、裏に書名をメモしてとってあります。
ワンショット vol.24 2018/03/19更新
スクランブルなワンショット
「スクランブル」=たくさんの人と時間が交差している。または緊急発進。
「新しいタイプ」の授業展開をしている、「スクランブル」な学校図書館の様子を何校か紹介していきます。
会員校 その1
M先生 2018この春の新作はコミックコーナーの書棚3つ!
文庫のまん中にあるミニチュア書架!見てね! 1冊ずつ本が出せます。by M先生
文化祭は製本のワークショップやってます。
B7サイズの手帳を作ります。(図書委員が指導)
講師をお招きしてのブックトーク、北村浩子さんです。
ワンショット vol.23 2016/11/18更新
ひとコラワンショット
2012年から会員がリレー方式で書いてきた「ひとこまコラム」は、今年ついに50走者まで走り切りました!これを祝って、会員校の「ひとこまコラム」コーナーの様子をご紹介します。
会員校 その1
「ひとこまコラム」の記事をプリントアウトして、図書館入り口脇の掲示板に。
所蔵している本はアピール!
会員校 その2
「ひとこまコラム」をプリントアウトして、 図書館の入り口付近と職員室の食事コーナー付近に掲示しています。 自校で所蔵している本の場合は、請求記号とともに「としょかんで読めます」と書き添えて。
図書館の入り口付近。
書架の1段を空にして、展示スペースにしています。
これまでの「ひとこまコラム」紹介本のうち、
自校で所蔵しているものを並べてみました。
少し離れたところから。
職員室の食事コーナー付近にも掲示しています。
ワンショット vol.22 2016/03/24更新
図書館はここまですっきりできる!
とある会議で伺った学校図書館がとても整理整頓され、サインもわかりやすく参加者一同感動しましたので、紹介させていただきます。
閲覧室 カウンター前
円形のテーブルに新着本が並んでいます。昨日納品された本も既に並んでいました。
書架の分類表示はシンプルかつわかりやすく出来ています。
切り込みの部分を折ると倒れないというちょっとした工夫も参考になりました。
柱には本の紹介記事をカラフルなボードに貼ってあります。
枠の部分には栞を添えてたのしい演出。
書架サインは色分けされており、文字も大きくてわかりやすい。
軽い発泡スチロールのボードに文字を色画用紙で切り張りし、ブッカーで保護しています。
図書整理室
閲覧室だけではなく、図書整理室も整理整頓されています。
この日の会議のために片づけたのではなく、いつもこの状態とのこと。
こんなに片付いていると仕事がはかどりそうです。
書庫
見えないところもきちんと整理されています。見習いたいですね。
ワンショット vol.21 2015/12/08更新
クリスマスディスプレイ
期末試験が終わったところで、図書館内にクリスマスディスプレイをしました。
今年は生徒を巻き込むことができなかったので、次回の課題です。
カウンター脇、入口からすぐのところに絵本を飾る
折り紙のツリーをたくさん置いて
ミッキーマウスはアドベントカレンダーです
閲覧室なかほどの展示机に、小説ほかいろいろ並べて
ハートのオーナメント。折り紙と麻ひも。
ハートのオーナメントのつくりかた
参考図書『クリスマス・みんなで飾る―ステキなアイデア99種』
上村 浩子【著】星の環会
ワンショット vol.20 2014/09/24更新
としょかんうさぎの日常
本校には畜産科学科があり、牛、豚、鶏、ヤギやヒツジなど多くの種類の動物が暮らしています。もちろん、うさぎたちもその一員です。
「この二匹は、図書館が気に入ったのでしょうか?書架の片隅をねぐらに決めたようです。」
「二匹はいつも一緒。」
「えび〜にゃと何か相談中?」
「サボテンは食べられないよ?」
「時には、異国のお花畑に思いを馳せてみたり…。」
「実習に向かう生徒たちを見送ります。」
「明日も図書館で待ってるよ!」
ワンショット vol.19 2014/07/25更新
大改造の前のプチ改造…
9月に大改造を行う予定のある会員図書館。その前にプチ改造をしたとのこと。大改造も掲載予定ですのでお楽しみに!
「ついこの間まで新着棚だったこの文庫本棚を…」
「お試しコミック&DVDコーナーに」
「新着本はテーブル1台に拡張」
「3年間でやっと机を全台入れ替え
やっぱり明るいこのデスクトップはいいなあ
でもね、あと2、3カ月するとまた風景が変わってくるからね」
「これは上の写真集乗せているのが手作り
下は"県の至宝"技能員さんの手づくり」
「秘密ですけど
わたしの上置き台はこんな廃品利用です…」
「生徒の授業の作品もキチンと使います
モチロン壁が生徒作品です」
デコ柱はやってて楽しい!!昔の渋谷の場末の電話BOXみたいにしたい…
ワンショット vol.18 2013/05/14更新
eu・フランスフェア開催中!!「あなたの学校にeuがやって来る」というeuの出前授業のために、
駐日フランス大使館参事官の方が来校されることになりました。
そこで図書館でも「eu・フランスフェア」を開催。
事前学習などでも使われました。
euの方をお迎えするのに、加盟国の国旗をかけました。
フランス大使館の方ということで、フランスコーナー。
ケロちゃんはeu発行の冊子を持っています。
窓にかかっているのはeuの旗です。
フランス関連本とeu紹介の大判資料。本は授業でも紹介しています。
番外編:図書館総合展・ポスターセッションに参加しました! 2012/11/26更新
入り口です。まだ準備中。
研究会を紹介するため、工夫しました。いかがですか?
研究紀要「つどい」や各委員会の紹介。