向の岡工業高等学校 全日制 > 特色 > 電気科
更新日:2023年8月7日
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私たちの生活に身近な電気について「不思議だなぁ」と思ったことはありませんか。電気科は1年生で電気・情報の基礎を学び、2・3年生ではさらに発展的な学習をします。また、電気工事や発電機・モータなどの電気機器、衛星通信や光通信などの通信技術、コンピュータの仕組みやプログラムなどの情報技術を自分の興味や進路に応じて選択し、より専門性を深めた学習をします。
3年生の課題研究の授業においては、各自の興味・関心にもとづく研究テーマを設定し「生きる力」である、自ら学び、考え、主体的に判断し、行動し、自分で課題解決する資質や能力を身に付け、協調性や、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性の育成も教育方針としています。さらに、ものづくりコンテストへの参加や各種資格取得にも積極的に取り組んでいます。
実習とは、教室で行う授業について実験や体験を通して学びを深める科目です。
実習の初めには、整列・点呼を行います。
ここで各班ごとの実習内容や注意するところなどの説明があります。
ご覧のように安全のため実習専用の服に着替えます。
この項目では、鉄道や電気自動車等で使われる大型モータの回し方や特性を調べたり、電気を作る発電機や電圧の大きさを変える変圧器等の実験を行います。
この項目では、いわゆる「オームの法則」に基づく実験を中心に電圧や電流の大きさや電磁気などの現象を測定器で測定します。目で見ることの出来ない電気を数量的に扱うことを学びます。
上級生では、トランジスタやICなどの特性や使い方なども学習します。
この項目では、各部屋で電気が使えるように配線しコンセントを付けたり階段の1階と2階のスイッチで照明を点灯や消灯ができる回路等を学習します。このとき、単線図という簡略化された図をもとに実際の配線図を描き写真のように配線の被覆をむき器具への取り付け作業を行います。
この実習では、プリント基板の製作から部品のはんだ付け作業や工作機械や工具を用いて、材料の加工作業を行います。1年生では、マイコンを使ったライントレースロボットを2年生では、温度計付き時計を製作しています。
情報実習では、パソコンの操作など社会で必要となる技術を学びます。プログラム言語としてC言語を学習し、工作で作った温度計付き時計やライントレースロボットを動かすプログラムを制作します。また、コンピュータ内部の働きを理解するための論理回路についても学習します。
高圧実験
室内で高電圧を発生させ、カミナリを再現することが出来ます。この装置を使い絶縁能力の検査や放電現象の確認を行います。
音響実験
無響室という音の響かない不思議な部屋を使いスピーカの特性やマイクロフォンの性能を調べます。
自主的ですが各種国家試験や検定試験に挑戦できます。
検定試験[全国工業校長協会]
情報技術検定(1級~3級)
計算技術検定(1級~4級)
電力分野[経済産業省]
第三種電気主任技術者
第一種・二種電気工事士
通信・設備分野[総務省]
工事担任者(アナログ通信1・2級)
(デジタル通信1・2級)
(総合通信)
消防設備士(甲種四類)
危険物取扱者(乙第1類~6類)
第二級陸上特殊無線技士
第二級海上特殊無線技士
アマチュア無線技士
情報分野[経済産業省]
基本情報処理技術者
ITパスポート
情報セキュリティマネジメント
ジュニアマイスター顕彰制度など詳しくはこちらから。
主な進学・就職先については、「進路」よりご覧ください。