向の岡工業高等学校 全日制 > 特色 > 機械科
更新日:2020年10月21日
ここから本文です。
「ものづくり」は、作る物の形状や強度を考え(設計)、それを図面で表し(製図)、素材を加工して(工作)組み立てていくなどの知識や技術・技能が必要です。
機械科では、6S(整理・整頓・清潔・清掃・躾・安全)を基に、機械加工の基礎・基本に重点を置き、新しいものづくりの技術であるマシニングセンタ(MC)やコンピュータによる機械製図(CAD)等も学び、実践的な技術者の育成を教育方針としています。
また、3年生の課題研究の授業においては、各自の興味・関心にもとづく研究テーマを設定し「生きる力」である、自ら学び、考え、主体的に判断し、行動し、自分で課題解決する資質や能力を身に付け、協調性や、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性の育成も教育方針としています。さらに、ものづくり競技会への参加や支援、各種資格取得にも積極的に取り組んでいます。
実習の始まりに工場で整列し、点呼しているところです。服装を点検したり、安全等の話があります。
旋盤とは、材料を回転させ、そこにバイトと呼ばれる刃物を押し当てて削る機械で、現在最多く利用されている工作機械です。旋盤は3年間使用する機械科の基本的な機械になります。
フライス盤とは、複数の切れ刃をもったフライスと呼ばれる刃物を回転させ、工作物を切削する工作機械です。この画像はエンドミルを使用してVブロックを加工している所です。
アーク溶接とは電気を通した金属と金属の間に発生するアークを利用した溶接です。最高温度が5000度になります。さらに学科試験を受けることで、アーク溶接特別教育という資格を取得することができます。
製品を作るための製図をしています。ものづくりにおいて図面は、設計者の意図を製作者に正確に伝えるという重要な役割をもっています。品物の構造・形状・寸法・材料・加工方法などの表現について学習します。
手仕上げは金属材料を、けがき・切断・削り・穴あけ・ねじ切りなどを行う作業です。手仕上げは機械科にとって、とても大事な技術です。
機械科では、大手自動車メーカーの方々などに来ていただき、出前授業を実施しています。電気自動車の現車説明や技能五輪メダリストによる実演など内容は様々です。
ジュニアマイスター顕彰制度など詳しくはこちらから。
主な進学・就職先については、「進路」よりご覧ください。