更新日:2024年7月9日
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県立相模原高校に令和4年4月1日に着任しました第19代校長の田代宗弘です。本校のウェイブページにようこそおいでくださいました。ありがとうございます。
本校は「相模原地区の進学を担う全日制普通科高校を」との地元の要請に応え、昭和39(1964)年に開校しました。「礼節・信義・根性」を校訓に、「文武両道・切磋琢磨」を開校以来のモットーし教育活動を行い、「県相(KENSO)」の愛称で親しまれ、次世代のリーダー育成に力を注ぎ、多くの卒業生が各分野で活躍をしています。
学校には変わらない「不易」なことと時代の状況で変化する「流行」とがあります。本校の「不易」なものは校訓とモットーです。校訓は、初代小泉校長の「学問をするにせよ、運動に励むにせよ、礼の精神を涵養しなければその成果を期しがたい。こういう意味あいから、先ず第一に礼節をかかげたのである。(昭和40年学校新聞)」という思いから定められたものです。この思いは新入生の4月に実施するKSC(県相スタートキャンプ)から始まり、学校生活の様々なところで実践する場面をつくっています。校訓を意識し、仲間とともに成長する「切磋琢磨」、勉強・部活動・学校行事の全てに全力で取り組む「文武両道」を県相生は今も受け継いでいます。
また、これからの社会は変化の激しい、予測不可能な時代で、自ら課題を発見し、考え、判断し、解決していく力が必要とされています。こうした時代の状況に応じた変化「流行」として、本校は平成28年度から神奈川県の県立高校改革計画(第1期)で「学力向上進学重点エントリー校」の指定を、また令和元年度からは文部科学省の「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」の指定をそれぞれ受け、「科学的探究力と国際性を備えた次世代のリーダーを育成する高大接続プログラムの研究開発」に取り組んでいます。SSHの取組は文系理系問わず、これからの社会で必要な探究力を科学的に実践できる高度な力をすべての生徒に身に付けてもらえる取組です。同時にすべての教科で思考力・判断力・表現力を高める授業を展開しています。
県相は「不易」なるものを土台に、時代に応じた「変化」を取り入れ、県相生がいつの時代でも社会で活躍できる力を身に付けられるよう教育活動を展開しています。
どうぞよろしくお願いいたします。
神奈川県立相模原高等学校 田代宗弘