相模原弥栄高等学校 > 校長より
更新日:2024年4月24日
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本校は、2020年に相模原青陵高等学校と弥栄高等学校が再編統合し、相模原弥栄高等学校として新たにスタートしました。また、前身の2校ともに統合を経ており、相模原青陵高等学校は1979年開校の相武台高等学校と1986年開校の新磯高等学校、弥栄高等学校は1983年開校の弥栄東高等学校と弥栄西高等学校が土台となっています。
本校は、ツインスクールであった弥栄東・西の地にあり、一昨年その誕生から創立40周年を迎えました。4月には7期生355名が入学しましたが、これまでの6校の歴史を受け継ぎ、さらなる発展を続けてまいります。
本校は、普通科と音楽科、美術科、スポーツ科学科の3つの専門学科が併置されている県内唯一の県立高校で、多様な興味や関心、考え方を持った生徒達が、個性豊かに自己実現を図る場となっています。3つの専門学科ではそれぞれの道のスペシャリストを、普通科では他の学科と交流しながらゼネラリストを目指しています。
また、施設・設備が充実しており、もともとツインスクールであったため、教室や体育館が2校分あり、その他にも多くの実習室、広大な図書館やグラウンドを備えています。情熱ある教師に加え、数多くの一流講師陣による第2外国語や専門学科の高度な内容の授業を行っています。
本校では、論理的思考力、批判的思考力、表現力及び創造力を身に付け、グローバルな社会のさまざまな分野で活躍できる人材を育成します。
本校の教育方針は「SAGM Synergy (さがみシナジー)」であり、最大の特徴である4学科の併置を十分に生かし、各学科の枠を越えて交流し、他者理解の精神を育むとともに、生徒一人ひとりの見方・考え方を多面的・多角的に広げていきます。
また、令和4年度から県教育委員会より「STEAM教育研究推進校」の指定を受け、各教科での学習を実社会での問題発見・解決に生かすため、教科横断的かつ探究的な視点を重視し、好奇心を原動力とした能動的・創造的な学びができる多様な教育活動を実践しています。
生徒の皆さんは校内・校外での活動に際して、常に「自ら考え、自ら行動する」、「チャレンジする」ことを心に置いて、秘められた才能を開花し、磨き、大きく成長してほしいと願っています。
保護者の皆様、地域の皆様、関係者の皆様、今後も本校の教育活動へのご理解とご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
神奈川県立相模原弥栄高等学校
校長 佐藤 和彦