更新日:2024年3月27日

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校長挨拶

県立相模田名高等学校のウェブページをご訪問いただき、誠にありがとうございます。

私は、令和5年4月1日に着任いたしました第14代校長の平田智則と申します。

本校は神奈川県の北部に位置し、大山・丹沢の山なみを背に、豊かな流れの相模川を間近にする恵まれた自然環境の中にあります。また、本校は、田名地域の熱い期待を受けて、田名稲荷山遺跡の地に、県立高校100校計画完成年度に開校した学校で、昭和62年に創立された全日制普通科の高等学校です。これまでに約9,000名の卒業生を輩出し、令和5年度は第37期生が入学いたしました。

本校の生徒は、明るく素直で、授業や学校行事、部活動、地域活動に一生懸命に取り組んでいます。「豊かな心を持ち、次代をたくましく生き抜く知識と能力を培う」との教育目標のもと、校章のデザインが表している知育・徳育・体育のバランスの取れた人間の形成を目指しています。

このため、基礎・基本の知識・技能の向上を目指した「わかる・できるが実感できる授業」や、社会に出て自ら考え行動できる生徒の育成を目指した「マナー日本一・あいさつ日本一」に取り組み、「未来への挑戦~やる気・元気・勇気~」のキャッチフレーズのもと、生徒、教職員だけでなく、保護者や地域の皆さまと一丸となった「チーム田名」として、さまざまな教育活動を充実させてまいりました。

その結果、落ち着いた雰囲気で、地域に親しまれる高等学校に成長することができました。

令和3年度に神奈川県県教育委員会によりスクール・ミッションの再定義が行われ、令和4年度に本校のスクール・ポリシーを定めました。その内の「グラデュエーション・ポリシー(育成を目指す資質・能力に関する方針)」は次の通りです。

 

==本校では卒業までにこのような力を身に付けられるよう、支援します==

・これからの時代に求められる、次代をたくましく生き抜く資質・能力を育成します。
さらに、それらの資質・能力を伸ばすために主体的に学ぶ力を育成します。

・自分に自信が持てるよう、社会の課題を自ら発見し解決する力、周りの人々への
思いやりのある豊かな心、そしてルール・マナーを大切にする心を育みます。

 

また、令和4年度には、教育活動における地域連携の取り組みが評価され、文部科学省より「キャリア教育優良学校大臣表彰」を受けることができました。神奈川県では平成28年度から始まった県立高校改革実施計画において、教育課程研究開発校「シチズンシップ教育に係る研究」として、令和4年度から3年間の研究指定を受けました。今後も、これまでの地域に根ざした学校としての取り組みの充実をはかり、地域から愛される学校づくりを進めてまいります。

ウェブページをご覧の皆様にも、相模田名高等学校の元気な学びを感じていただきたいと存じます。今後とも多くの皆様のご支援ご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 

校長  平田 智則