田奈高等学校 > 特色
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「クリエイティブスクール」は、中学校までに、持てる力を必ずしも十分に発揮しきれなかった生徒を積極的に受け入れ、さまざまな教育活動をとおして、これからの社会生活をよりよいものにする意欲と他者との関わりを大切にしながら、主体的に学び、考え、行動する「社会実践力」を育む学校です。田奈高校では、支援を必要としている全ての生徒に対して、個別的に、早期に、段階的に支援する「支援教育」に軸足を置いた「クリエイティブスクール」として、様々な取組みを展開しています。
本校では、きめ細かな指導と目配りを可能にするため、通常1学級40人のところを、30人以下で編成しています。
1学級を担任2人+副担任1人(副担任は他の学級の副担任を兼任しません)の体制で生徒を見守っています。
また、全学年の数学・英語は、さらに半分に分けた15人で授業を展開しています。
学年 |
英語 |
数学 |
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---|---|---|---|---|
1年次 |
英語コミュニケーションⅠ |
2展開 |
数学Ⅰ |
2展開 |
2年次 |
英語コミュニケーションⅡ |
2展開 |
数学Ⅱ |
2展開 |
3年次 |
英語コミュニケーションⅡ |
2展開 |
数学Ⅱ |
2展開 |
学びのスタイルに合わせて勉強できる2種類の自習室があります。
・学BASE1:静かに学習に取り組む
・学BASE2:わいわい友だちと教え合う
学BASE2ではボランティアの方や先生がチューター(相談役)として学習方法などの悩み相談に乗ってくれます。
さまざまな課題を抱えた生徒に対して、一人ひとり親身になった対応ができるよう、教育相談担当者(コーディネーター)を複数配置し、スクールカウンセラーや外部機関等と連携した組織的な教育相談体制を構築しています。
また、学習に関して課題を持つ生徒に対しては、わかりやすい授業を行うとともに、国学院大、横浜国大、早稲田大等の大学生や大学院生による、学習支援ボランティアにも協力してもらう組織的な補習や学習支援など、多面的な支援をしています。
さらに、より楽しく、過ごしやすい学校生活を送れるよう、ランチルームや職員室前質問コーナーなどを設けています。
校内の図書館を在校生や卒業生の居場所づくりとして活用する「ぴっかりカフェ」という取組を行っています。くつろいだカフェのような雰囲気の中で、若者を支援する専門家と大学生のボランティアがスタッフとなり、何気ない会話や生徒の悩みを聞いてくれる相談窓口として機能することも目的としています。
「よこはま若者サポートステーション」から月に2~3回相談員が出張相談に来校します。進路の課題を中心に、高校生活などさまざまなことについて相談することができます。在校中および卒業後も「よこはま若者サポートステーション」を利用することが可能です。
神奈川県教育委員会では、県内4校で学校での朝食提供事業を行っています。学校での食支援を通じて心身の健康の改善を図り、生徒が教職員以外の大人と話せる居場所を作ることで、生徒一人ひとりに寄り添い支援する場を提供することを目的としています。