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更新日:2025年2月28日
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2月は、小学部の授業検討会の様子をお知らせします。
小学部では『深い学びのためのICT機器の有効活用について』というテーマで授業検討会を進めてきました。各担任の使用状況を情報共有した後、秋ごろ本校に導入された電子黒板についてと、オンライン授業を行う際の導入について、2つのグループに分かれて検討してきました。
電子黒板の使い方については、写真入りのマニュアルを作成しました。タブレット型端末との画面共有の仕方やショートカットの設定方法など、毎日の授業で活用することが多い内容について、まとめました。また、オンライン授業を行う際の導入については、オンライン授業を行う上での約束や個人情報の定義について資料にまとめました。
以上のことについて、3月の報告会で他学部・部門の職員とも情報共有し、校内サーバーからいつでも参考にできるように整えていく予定です。
12月の授業検討会では、年度末の報告会に向けて、残りの3か月でどのようなことに取り組むのかをグループ内で検討・確認を行いました。
中学部1.
年度末の発表に向けて、一年間行ってきた活動の振り返りとまとめを行いつつ、生成AIなどの体験や授業活用について調べていきます。
中学部2.
文部科学省が発行している「学習の基盤となる資質・能力としての情報活用能力の育成」を参考に、メディアリテラシーの分類を確認する。また、生成AIを活用した情報モラルの育成について検討していきます。
小学部
「電子黒板の便利な使い方マニュアル」、「オンライン授業を実施する際の約束(情報モラルや情報リテラシーなど)」をまとめていきます。
中学部の授業検討会では、メディアリテラシーの指導内容や指導方法について検討を行っています。11月の検討会には国立特別支援教育総合研究所の研究員とオンラインでつなぎ、助言をいただきました。その中で、文科省が作成した「学習の基盤となる資質・能力としての情報活用能力の育成」と「StuDX Style」は今後のメディアリテラシーの指導に関して、とても参考になる内容でした。
今後はそれらの資料を活用しながら、指導が必要だと考える内容を分類したり、実際に授業にて指導したりしながら、メディアリテラシーについての理解を深めていきたいと考えています。
10月は、授業検討会の中間発表を行いました。毎月、4つのグループに分かれて、各グループのテーマに沿って検討会を行っています。今回の中間発表では、9月までの授業検討会でどんなことを話し合い、今後、どのような内容について検討を進めていくか、グループを超えて共有しました。
また、共有だけではなく、他グループの教員とも検討事項について考え、今後の活動の参考としました。普段のグループ内では出てこない意見もあり、今後の検討会に向けて新たな視点を得ることができました。