更新日:2024年7月5日
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神奈川県立山北高等学校校歌
作詞 蕗谷虹児 作曲 小松耕輔
1 富士のたかねをのきにみて
清流酒匂を見はるかす
高きにありてわが母校
2 薫りゆかしきたちばなの
花をかざしてのぼりくる
文化の使徒をあつめたり
3 富士がかおるかたちばなか
山北高校学びのにわは
希望の花のさくところ
(たちばなの花をモチーフに考案されました)
本校は、霊峰富士を望み橘の香りも高い山北の地に女学校として創立された。
当初の校章は八咫の鏡の中に富士山をかたちどり、その頃には山北の山の字を
配したものだった。
昭和23年、学制改革による高等学校移行に際して、本校顧問格であった蕗谷虹児氏(画家・詩人)の考察を得て現在の橘の花と改められた。
古来より、橘(たちばな)は厳寒野中にたって色象を発する花、馥郁たる香りが高
く立つ花、葉が高く立ち青み枯れることのない高貴な神木と貴ばれてきた。
校章の意味するところも花弁は教養と品位を、形状は溢れる若さと誇りを表現し、生徒は溌
刺として気品高く、麗しき若者たれとの願いがこめられている。