更新日:2024年8月23日
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3学年生徒5名は8月10日(土曜日)に行われた丹沢湖花火大会にて「山北町PRうちわ」を配布しました。この企画は「山北町には知られていない観光地があるのではないか」という課題を生徒自身が設定してから始まった企画です。自分たちで「まだ認知されていない山北町の魅力をPRするうちわ」を作成し、当日200枚配布しました。うちわ配付と一緒に行ったアンケートでは、「高校生がこのような企画を自分たちで考えるなんてすばらしい」といった意見を頂きました。この企画の実現には山北町教育委員会、商工観光課の皆様に多大なご支援、ご協力を賜りました。まさに「山北町との協働」を生徒が実現してくれた企画となりました。
3学年は5月31日(金曜日)に20名程度が山北町役場にインタビューに伺いました。3学年はこれまでの探究学習の集大成として、考案した企画を実現するために様々な計画を立てています。本インタビューはそのための準備として、考案した企画の説明とその実現可能性について精査しました。山北町役場の各課の皆さんには、お忙しい中インタビューに真摯にお答えいただき、ご協力して頂きました。ありがとうございました。
この日、全体発表では山北町職員や町議会議員、コンソーシアム関係機関など様々な方面から関係する方々にご出席いただき、生徒の発表を見ていただきました。 発表テーマは、1年生は「未病」、2年生は「孤立を防ぐ、人との交流が大切」「県西地域を元気にするには」「山北町へ定住を促進するには」「山北町に興味を持ってもらうには」など、地域探究の解決に向けた研究内容を発表しました。 |
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講評いただいた大学の先生からは、パワーポイントソフトを用いたプレゼンテーションの技術は、将来的に受験や社会に出てからも有用であるという、貴重なご意見をいただきました。 体育館での代表グループの発表を見て、「この経験を来年につなげていきたい」「来年はもっといいものを作りたい」「先輩の発表が参考になった」「県西地域に定住してもらうには、もっといいアイディアがあるかもしれない。来年こそは…!」と意気込んでいました。 1年生はそれぞれが次年度の探究活動に向けて、思いを新たにしていました。2年生は、来年度開催する「山北町地域との協働による報告会」の課題解決の政策提言に向けて、取り組みを継続します。 |
1月19日(金曜日)山北町役場、山北町観光協会、とれたて山ちゃんのご協力をいただき、2年生がインタビューを実施しました。生徒が疑問に感じていること、もしくは「こうした方がいいんじゃないか」と考えていることについて、質問や提案をしました。インタビューには丁寧にお答えいただき、生徒はより深い理解と学びを得ることができました。今後の生徒の探究学習に期待します!
1年生の探究のテーマは「山北町を知る」です。
9月22日(金曜日)山北町都市農村交流活性化推進協議会のご協力をいただき、1年生がクラスごとにバスで山北町を巡る、フィールドワークを実施しました。山北町の名所、特産品、歴史等の説明を伺い、山北町の理解を深めました。
主に巡った場所や話の内容は次の通りです!
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生徒は、後日の発表に備えて、説明を聞いてメモや写真に記録していました。
自分たちが通う山北町をより詳しく知ることができました。
観光名所『酒水の滝』 涼しくて木々に囲まれており、気持ちの良い場所でした。 「わあ、冷たい!」「気持ちいい!」など、生徒から感嘆の声が上がっていました。 |
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『三保ダム』 美しい景色を見て、自然を感じながらダム周辺を散策しました。過去にダムの底に沈んだ村に思いを馳せました。 |
『三保ダム資料館』 三保ダムの歴史などを知り、後日発表用の資料になる写真や記事を集めていました。受付で、「ダムカード」をもらって喜ぶ生徒も!2階には、野生動物の剥製等も展示されていました。 |
『山北町の課題』 森林の手入れがうまくいっておらず、土砂が河川に流れて込んでいる現状を知りました。 |
山からの土砂で河川の流れが妨げられてしまっている様子や、ダムに溜まった土砂をトラックで地道に運び出している現状を伺いました。 |
『新東名高速道路』 建設中の様子を見学しました。高速道路ができると、より都心からアクセスしやすくなるそうです。 |
『道の駅』 山北町の特産品や野菜・お土産が並んでいました。休憩をしたり、お土産を買っていく生徒もいました。 「狐の毛皮があり、びっくりしました!」(生徒) |
文化祭にて、生徒一人一人が「自分が学んだSDGsについて」を展示をしました。
生徒はそれぞれ、自分の視点から考えたことをまとめ、展示することができました。
令和5年5月26日(金曜日)、1年生を対象にSDGsについての講演会を行いました。講師はお笑い芸人の矢島ノブ雄氏(コンビ名:オシエルズ)を迎えて、探究やSDGsとは何かについて学びました。
グループワークの時間が多数あり、生徒間で活発な意見交換を行っていました。
SDGsの目的は、誰一人取り残さない社会を実現すること 探究とは、身につけて知識を活用して、自分や社会の問題の解決方法を探し極めること (生徒メモより) |
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「自己中心的なふざけと、人を笑わせるお笑いは違う」。コミュニケーションはうまくいかないこともあるけれど、話さないのはよくないと思うので、しっかり言葉を考えて発していこうと思いました。 『もったいない』を意識して生活しようと思う 食品ロスを減らしたい (生徒感想より) |
講師のお笑い芸人を目指すきっかけになった経験談を交えた軽快なトークに、生徒は聞き入って熱心にメモをとっていました。
タブレットPCや図書資料を用いて、SDGsについて調べ学習をしました。
自分が調べたことをクラスの仲間と共有し、考えを深めていきました。
9月の文化祭で、学んだ内容をポスターにして発表展示します。
(株)カタパルト様を講師に招いて、人に自分の意見や考えを伝える技術を学びました。
自分を知って、山北高校を知る。そこから、「山北高校の良さを外部に発信すること」を題材に、他者へ情報発信する方法を学びました。グループワークで自分たちの意見をまとめ、ポスター発表をしました。 右の写真は生徒が作ったポスターです |
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翌日、昼ごはんの準備のために、まずは火おこしから始めます。 班ごとに、やけどに気を付けながら火を起こせたら、火種をかまどに持っていきます。 |
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このあと、おいしいカレーを班ごとにいただきました。 |
火力は大丈夫かな?慣れないアウトドアに苦労しながらも、火が無事につくと生徒の目が輝いていました。 |
令和5年3月13日(月曜日)、県西地区探究的学習発表会が本校にて行われました。
本発表会には足柄高校、大井高校、小田原高校、小田原東、西湘高校、城北高校、吉田島と本校(発表者は2年生)の8校が参加し、それぞれの学校で取り組んだ探究的学習について発表が行われました。また、県教育委員会より、高校教育企画室長、県立高校改革専任主事、高校教育課主事をお迎えし、ご指導をいただきました。
各校の発表の後、質疑応答の時間を設け、先生方だけでなく生徒からもたくさんの質問や意見があり、活発な議論が行われました。
2学期以降に取り組んできた「未病」について、1学年での発表会を行いました。3会場に分かれて発表をし、最後には学年で集まって各会場の優秀班の発表が行われました。
最後の講評では「発表の7割は授業時数に見合わない内容である」という厳しい意見も先生方から頂きました。2学年に向けて自分たちの取り組みについて見つめ直すよい機会となりました。「探究の山北」として先輩が残してきた成果をつなぐためにも、より一層努力していきます。
教科書には載っていない「山北町」について、実際に足を運んで話を聞いたり体験学習を行いました。
今注目のSDGsについて、課題の発見と課題解決方法について考え、ポスターで発表しました。
探究手法を学ぶとともに、入学してすぐの高校1年生ならではのユニークな発想を引き出しました。
実際に作成し、最優秀作品に選ばれた山高ポスター