1・2学年「人権研修・国際理解講座」を実施しました。

令和４年12月19日（月）に本校体育館にて、1・2学年を対象に「人権研修・国際理解講座」を実施しました。今回は、プロサッカー選手であり、昨年末までスフィーダ世田谷所属の下山田志帆選手と、同じくプロサッカー選手であり、現在大和シルフィード所属の濱本まりん選手をお招きし、「１人ひとりが”ありのまま”であれる場所ってどんな場所？～性の多様性をテーマに考えてみよう～」というテーマで対談形式での講演をしていただきました。お二方にはご自身の体験をもとに、性的マイノリティを取り巻く現況や問題点、海外での生活から見えた日本や日本人について語っていただきました。また、幼少期から今に至るまでの生活の中で感じたことを具体的にわかりやすく伝えていただきました。「人間はそれぞれ違っていて当たり前、違うことを隠すことはない」など、ご自身の経験をもとに、様々な観点からお話しをしてくださいました。
生徒の感想にも、「女だから男だからなどの偏見や普通などと言った概念をなくそうと思った。自分が何をできるのかではなく一緒に寄り添って考えて何をして欲しいか聞くことが大事だと知った。」「人間としての生き方考え方を見直すべきなのかもしれないと感じた。多種多様な世界を受け入れ他人を否定ではなく肯定してその人の人間の在り方を否定することなく共生していきたいと思った。」など、前向きな意見が多くありました。
生徒のみなさん、今回の公演で学んだことを、今後の高校生活や卒業後、社会へ出た後の人とのかかわりの中で少しでも意識して行動してもらえたらよいと思います。講師の方々、本日はお忙しいところご来校いただきありがとうございました。