更新日:2022年11月22日
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毎週水曜日 16:00 ~ 18:00 (片付け含む)
校舎棟6階 作法室
一年生 7名 二年生 7名 三年生 4名
11月最初のお稽古では、炉開きを行いました。炉開きとは、「茶人の正月」とも呼ばれるおめでたい行事です。なぜおめでたいのかというと、11月は風炉の使用をやめ、炉を開き新しいお道具に変わるということと、茶壷の口を切り、初夏に摘み寝かせていた新茶を使うという大事な行事が二つ重なるからです。
また、炉開きは亥の月の亥の日に行われます。亥は陰陽五行説において水性で、火に勝るとされています。そのため、この日の亥の刻に暖炉裏やこたつに火を入れることで、火事が起こらないようになると言われています。
本来はぜんざいを頂くのですが、コロナ禍ということもあり、亥子餅を頂きました。この頂くものにも意味があり、ぜんざいは「善哉」(よきかな)という言葉から生まれたもの、亥子餅は見た目が猪の子どもに見え、猪の子どもは一度に沢山生まれるので子沢山の意味があり、どちらもおめでたい意味があるそうです。