横浜翠嵐高等学校 全日制 > 学校生活 > 国際交流事業 > 国際交流事業(令和4年度)
更新日:2023年9月12日
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目次(降順)
・「ウクライナ人道支援チャリティー・コンサート」における募金活動に参加しました
3月13日(月曜日)、本校にて「国際交流プログラム」を開催しました。このプログラムは1・2学年の全生徒が対象で、各クラス生徒6名ごとに1名の留学生についてもらい、英語でディスカッションをしました。今回のトピックは "Social issues in Japan"(日本における社会問題)で、班ごとに選んだ社会問題について、90分以上にわたり議論を深めました。留学生へのインタビュー等を通して、他国の現状や日本との違い、問題の解決策を考えることができました。
2年生国際交流委員
今回の国際交流では、先生方のお陰で、生徒約6人に対し留学生の方1人でのディスカッションという大変贅沢な経験をさせていただきました。
“social issues in Japan 日本の社会問題”というテーマで留学生の方に日本の現状を説明し、他国との比較や共通点を通して新しい解決策を探ることで、視野が広がったと思います。
私の班は“bullying on the Internet インターネットでのいじめ”という社会問題について話し合いました。フィリピンからの留学生であるシニアバディによると、向こうでは家族との繋がりが深く、問題が起こったときにはすぐに話し合うため重大化しないとのことでした。どうして日本ではすぐに親に相談しないの?と聞かれ、最初は国民性の問題なのかと思いましたが、班のメンバーやシニアバディと話すうちに「日本の大人は忙しすぎるために子供が相談できないのではないか」という結論に達しました。これを踏まえて、家族間でのコミュニケーションを密にとれる工夫を考え発表しました。
交流の初めは伝わるか分からない表現を使うことをためらっていたり、聞き取れなくても聞き返すことを躊躇したりしましたが、留学生のみなさんが、私たちの言いたいことや疑問点を汲み取ってフォローして下さったお陰で次第に積極的に話し合いに参加することが出来ました。
フィリピンの政治の状況や親との関係性など、調べても分からない事を口頭のコミュニケーションで知れたこともとても貴重な経験だったと思います。
1年生国際交流委員
会は、1人の留学生を6~7人の生徒が囲んで議論を行う、という形式でした。パキスタン、バングラデシュ、モザンビーク。待合室でも楽しそうに談笑する留学生同士には、地域の壁なんて無いようでした。
僕の班がお話したのはインドの方です。”Use English as much as possible.Let’s start!”の合図と共に自己紹介が始まります。そこで既に気づきがありました。彼はネイティブの英語話者ではなく、文法的なミスも頻繁にしていました。しかしセンテンスは滑らかで、意味を取れないところが全くありませんでした。文法を気にするあまり思ったことの半分も喋れない僕とでは、どちらが聞き手にとって優しいかは比べるまでもありません。
その後のレクリエーション、そして留学生へのインタビューを経て、少しずつ自信がついてきました。僕がたどたどしく呟く英語に対して、彼は” Do you mean……? ” と意味を取ってくれるので、発言が怖くなくなったのです。
休憩時間に入ると、「じゃあここからはちょっとだけ日本語で……」と彼は言いました。カタカナの混じらない、あまりにも流暢な日本語です。その時は驚きで思考が止まりましたが、それよりも嬉しさの方が大きかったです。文化をリスペクトしてもらえた、そのことに対する嬉しさです。他文化と向き合うその精神は、やはり僕達も見習うべきものなのだと思えました。
本編のディスカッションに僕の班が選んだトピックは「少子高齢化」でした。これに関して言えば、インドは日本の真反対に位置する国でしょう。けれど彼はこちらの事情に理解が深く、前提知識をすべて持っていました。そのため、議論はとても充実したものになりました。
これは余談ですが、会の終わったあと、彼に尋ねたことがあります。「ブラーフミー文字(中央〜北インドで紀元前4世紀頃から使われた古代文字。南インド・東南アジアへも伝播し、すべての地域で独自の文字の祖となった)が時代を下り、派生するごとに複雑な形になったのはなぜか」という質問です。その時は時間が足りず、十分にお話を聞けませんでしたが、また会うことがあれば、今度は自分の考察も伝えてみたいです!
3月9日(木曜日)、国際交流委員がイスラエル大使館を訪問しました。セキュリティーチェックから英語が飛び交い、始めは緊張した様子でした。しかし、シャイン報道官がイスラエルの文化やイノベーションをわかりやすく紹介してくださり、段々と英語を使う環境に慣れていきました。質問タイムでは、コーヘンイスラエル大使ご本人が登場し、大使ご本人に直接質問できるというめったにないチャンスを得ました。日頃学校で習ってきた英語をここぞとばかりに通訳なしで見事にあやつる翠嵐生に、大使も報道官も感心してくれたそうです。
さらにサプライズは続き、今回特別に大使館公邸の中にも招待され、大使のお住まいを見学させていただきました。
イスラエル大使館の皆様、ありがとうございました。
2年生国際交流委員
大使館訪問という貴重な体験は、自分自身の人生のうえで大きな財産となりました。訪問をするまでは、イスラエルという国に対してニュースで聞くような知識しかなかったため、危険な国なのではないかと心のどこかで思っていましたが、お話を聞くと日本よりもスタートアップが盛んだったり、日本で使われている技術が開発されていたりと私たちが見習っていきたい部分もたくさんあり、また長い歴史の中でさまざまな悲惨な出来事を乗り越えてきた国であることも知ることができました。自分が今まで知らなかったたくさんの知識を得ることができ、イスラエルという国によりいっそう興味がわきました。今回お忙しい中このような機会を与えてくださったイスラエル大使館の皆さまに感謝申し上げます。
2年生国際交流委員
イスラエルという国について、ほとんど知識がなかったのですが、大使館の方の紹介で、風光明媚で古い歴史も革新的な面も持つとても魅力的な国だと知り、将来行ってみようと思いました。大使館の方々がイスラエルという国に誇りを持っていて、日本にももっと知ってもらいたいという強い思いが伝わってきました。
私が大使に、女性の地位についての考えを伺った時、力強い言葉で、女性は平等であるべきだと話されていたのがとても印象に残っています。イスラエルでは、女性が子供を育てることに加えキャリアを築くことへの理解が深いことも学びました。また、学校では子供たちにチャレンジすることを教えており、それがスタートアップやイノベーションにも繋がるとも話されていて、日本も見習えることが多いのではと感じました。
今回の訪問では、大使に直接質問できたり大使公邸にも入ることができたりと、とても貴重な体験になりました。日本とは違うイスラエルの文化や教育、人の考え方なども学ぶことができるとても良い機会でした。
2年生国際交流委員
今回イスラエル大使館に行ったことで、今まで以上にイスラエルのとこについて知ることが出来ました。
例えば、イスラエルの自然についてです。イスラエルは西アジアに位置しているため、砂漠など乾燥した地域を思い浮かべることが多いですが、実際には日本に引けを取らないほど多様化した自然が広がっています。冬には雪が降りスキーができるような高原、過酷な環境が広がる砂漠、塩分濃度が極端に高いことで知られている死海など、様々な自然があの小さな国土に広がっています。
また、イスラエルの人々がもつ精神についても教えていただきました。イスラエルでは挑戦して失敗することは悪いことだとはとらえられず、むしろ良いことだと捉えられているそうです。また、リスクを恐れず積極的に取ることもできるそうです。そういった考え方が多くのスタートアップ企業を産み出すことに繋がっているのだと実感しました。
イスラエル大使館に行ったことで、イスラエルに関して多くのことを知ることができ、とても刺激になりました。今後、イスラエルの方々がもつような精神を見習いながら、ためらわず多くのことに挑戦するようにしたいです。
1月20日(金曜日)、1月21日(土曜日)にオンラインにて開催されました「第8回PDA高校生パーラメンタリーディベート世界交流大会」に、本校から国際交流委員会ディベート班の1年生4名(1名はサポート)が出場しました。この大会には国内から6チーム、海外から13カ国17チームが参加しており、本校はタイ、ウガンダ、ルーマニアのチームと対戦しました。以下は参加した生徒のコメントです。
1年生国際交流委員
まずはこの2日間を通して一緒に頑張ってくれたディベート班の仲間たち、支えてくれた先生方、そして応援してくれた生徒の皆さんに感謝を伝えたいです。
世界交流大会では非常に多くのかけがえのない経験、学びが得られました。特に私がこの大会を通して痛感したのは、私たちと世界各国の高校生とでは生活や文化などのバックグラウンドが大きく異なるということです。
私たちは2試合目に、ウガンダと「高校生のうちにアルバイトをすることの必要性」というテーマで議論したのですが、彼女らと私たちの間ではアルバイトのイメージに大きな差がありました。日本ではアルバイトに危険なイメージはなく、やるかどうかは自分で好きなように決められますが、ウガンダでは、アルバイトというのは危険を伴うもので、生活に困窮している場合にやむを得ずやるものだと考えられているように感じました。
また、3試合目には「ロシアに対する経済制裁の是非」についてルーマニアと議論しました。彼/彼女らはロシア・ウクライナの近くに住んでいるからこそ分かることや、経済制裁の具体的な影響をリアリティを持って話していて、自分の知識の浅さを身をもって感じました。
これらのことを踏まえ、これからは英語力はもちろん、様々な国や人の立場で考えられる広い視野を持ってディベートに臨みたいと感じました。同時に、ここで得た学びを自分の中だけで終わらせず、授業などを通して積極的に学校全体に還元していきたいです。
改めて、たくさんのご声援ありがとうございました。来年もまたあの場所に戻れるよう、貪欲に学び続けていきたいです。
1年生国際交流委員
私は人生初の英語即興ディベートの世界大会で、世界中から集まった高校生と熱く議論を交わしました。非常に濃密な2日間であり、様々な人と語り合い、考えを極限まで深めていく中で、数え切れないほどの学びと発見がありました。
例えば、ウガンダのチームと「高校生はアルバイトをすべきか」というテーマで討論したときは、「まだ若い高校生がアルバイトをするのは危ない」という視点について、想像しているものが大幅にずれていると気づきました。私たちは金銭トラブルやいじめなどを想定して、それを避けたり対処したりするのも社会勉強だと言ったのに対し、相手は人身売買や麻薬、あるいはアルバイトまで行く途中に殺されるかもしれないといった命の危険があり、学校に通っていて生活にも困窮していないのに働くにはリスクが大きすぎると言っていました。それを聞いて、自分は平和ボケしていて命の危険については想像の域を出なかった、つまり相手の世界を何も知らなかったと痛感しました。異なるバックグラウンドを持った人と議論するときは、そのバックグラウンドについてある程度知っておかないと話がずれてしまうと分かりました。だから普段からニュースを見たり世界の国のデータなどを調べたりすることで、世界に目を向けるのが欠かせないのだと思います。教養は、あればなんとなく上品に見えるとか人生が豊かになるものではなくて、異なる背景の人と対話をするためになくてはならないものだと思います。博識であることは世界を広げてくれます。私は広い視野を持ってどんな人とも対等に話せる、教養のある人になりたいです。
さらに、この大会で英語は言語であると改めて認識しました。生で話すのはやはり通訳や翻訳アプリを通すのとは全然違うので、言語の壁はあるんだと感じました。英語は、その壁をなくして違うバックグラウンドを持つ人同士をつなげるものだと思います。しかし、あくまで言語であり、大事なのは中身であるとも思いました。私は、信念と情熱を持ち、どこへ行っても何があっても生きられる芯の強い人になりたいです。
ここまで支えてくださった先生方、先輩方、チームの仲間たちに心からに感謝しています。本当にありがとうございました。これからは、この貴重な経験を他のディベート班のメンバーや学校の人たちに還元していきたいと思います。そして、来年は自分たちの力で世界まで行けるように、練習を重ね、仲間とともに切磋琢磨し、努力していきたいです。
1年生国際交流委員
世界交流大会の2日間では、ものすごく沢山のことを学びました。まず、自分の英語の実力では、まだまだ世界に太刀打ち出来ないということです。自分の主張をする以前に、相手の英語が聞き取れない。言いたいことは沢山あるけれど、ボキャブラリーが足りず、片言になってしまう。このように、自分の実力不足が浮き彫になり、とても悔しかったです。学べたのは、英語自体のことだけではありません。どうして今一生懸命に勉強する必要があるのかという事の理由に気付かされました。今回のディベートでは、英語で議論する以前に、前提として様々な背景知識が求められていました。そもそも基礎教養がなければ、土俵の上にも立てない。これから私が出ていく世の中は、そういうところなんだと目が覚めました。だからこそ、日々多方面にアンテナを張って、学び続けなければならないと思います。たった2日間でしたが、これらのことに気がつけたという点で、私は成長できたと思います。そして何より、今回このような機会を与えてくださった先生方に本当に感謝しています。この経験を委員会、更には学校の皆にも還元して行きたいです。
この経験は、一生の宝物です。本当にありがとうございました。
1年生国際交流委員
今回の大会も非常に学びがあるものになりました。大会の中では、ずっと指摘されていた「結局どうなるの?」という点や、具体例について説明することができてよかったです。今まで、時間が足りなくて説明できなかった部分なので、もっと濃くスピーチできるように英語を鍛えていきたいです。
今回学んだ1番のことは、教養の大切さです。ルーマニアとロシアへの経済制裁について議論したとき、自分の原稿を考える段階で自分がぼんやりとしかニュースを見ていないということを実感しました。ロシアがパイプラインを止めていたことは知っていましたが、それが具体的にどのような影響を与えているのか、周辺国がどのように不足分を賄っているかを知りませんでした。また国外からの経済制裁によって、ロシア国内の人々の生活がどのような状況なのか、物資的に何が足りていないのかもわかりませんでした。結局はウクライナとロシアのことも完全に他人事として捉えていたんだなと気づきました。そんな中でルーマニアの方々と議論することを恥ずかしく思う気持ちもありました。またウガンダとの議論では、互いにアルバイトについて考えていることが全く違うことが浮き彫りになりました。彼女たちは麻薬と人身売買の危険があるアルバイトを、私たちは遊ぶためのお金を稼ぐアルバイトを想像していました。
確かに彼女たちの環境と私たちの環境はおそらく全く違います。どちらが合わせるべきとも言えませんが、相手の考え方を少しでも理解するという点で(もちろんマナーを守るという点でも)、相手国の歴史や現況について少しでも知識をつけておくべきだったと後悔しています。私たちが日本で生まれ育った価値観を簡単に変えることはできませんが、知識・教養を蓄えて、そこから相手の立場を想像し、考え方に寄り添うことが議論の第一歩なのではないかと思いました。
今回学んだことを活かして、英語はもちろんですが、その英語で話す中身にもフォーカスして学習を続けていきたいと思います。忘れられない2日間になったと思います。この機会をくださったすべての方々に感謝したいです。本当にありがとうございました。
相手チームとエア握手 試合後の談笑・文化交流 試合後の協議
12月24日(土曜日)、25日(日曜日)に、国際交流委員会ディベート班の生徒が「第8回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会2022」に出場しました。今年度はオンラインでの開催でしたが、全国各地から集まった強豪校と英語で議論を交わし、英語での発信力や表現力、論理的思考力を高めることができました。
全国大会にて、本校が「授業導入優秀校」(即興型英語ディベートの授業導入を組織的に実践した学校)に選出され、「第8回PDA高校生パーラメンタリーディベート世界交流大会」に出場することが決まりました。以下は参加した生徒のコメントです。
1年生国際交流委員
今回の大会では、本当に沢山の学びがありました。まず第一に物事の本質を考えることの大切さを実感できました。色々なテーマについてディベートを重ねる中で、ディベートを通して、自分たちはテーマに対して何を目的としているのか、誰のためになるのかということを考えることで、より充実した議論をできるようになったと思います。現実の社会でも、この視点を忘れずに過ごしていきたいと感じています。
そして何より、ここまで指導してくださった先生方、いつも練習で沢山のアドバイスをくださった先輩方に感謝したいです。世界大会というチャンスをいただいたからには、これを最大限に活かし、自分たちのベストを出しきり、それが世界にどれくらい通用するのかを知りたいです。また今日から、次の大会に向けて、自己研鑽に励んでいきたいです!
1年生国際交流委員
私は今回ディベーターとしてではなく、競技者の3人をサポートする形で全国大会に参加させていただきました。そこで特に感じたのは、全国の高校生のレベルの高さです。英語が話せるのは当たり前で、内容も濃く、時間内にきっちり収める。そんな彼/彼女らに終始驚かされました。また相手のPOI(Point of Information の略。相手チームのスピーチ中に手を挙げて質問や反論ができる)を一切取らず、3分間ひたすら自分の意見を主張する人、逆にたくさんPOIをとって完全に言い負かす人など、同じ内容でも各校それぞれのやり方がありとても勉強になりました。そんな中で、私たち翠嵐高校は世界交流大会に出場できることとなりました。世界中の優秀な高校生とディベートができる。そんなまたとない機会を存分に生かし、さらなる学びにつなげていきたいです。
1年生国際交流委員
日程・人数制限の関係で、参加できなかったメンバーがたくさんいたので、よりディベート班の代表として誠意を持って参加しなければという思いがありました。技量的にも先輩方や他のメンバーに及ばないところがあることを日頃の練習から実感していました。そのため当日は、実力的に及ばないところがあったとしても自分のベストを尽くし、この機会にできるだけ多くのことを吸収することを目標にしていました。
他校とのディベートをここまで多くしたことがなかったので、いろいろな技術や慣れ、気の持ちようという面でも学ぶことが非常に多い2日間になりました。それらはしっかり他のメンバーにもフィードバックしていきたいです。他校との交流の時間では、短い時間でも会話を楽しむことができました。大会メンバーとも、2日間たくさんおしゃべりをしたり、反省を共有したり、またサポートしてくれるメンバーがいたことは本当に助かりました。先生方や、大会メンバー、ディベート班のメンバーに感謝したいです。次の大会でもベストを尽くします。
1年生国際交流委員
私は英語即興ディベートの全国大会で、全国各地の高校生と熱く議論を交わすことができました。回を重ねるごとにコツが掴めるようになってよりうまく話せるようになりました。勝敗が出るまでの時間や昼休みにはたくさんの他校の人と友達になることができて嬉しかったです。
12月21日(水曜日)に定時制生徒との交流会を開催しました。定時制の授業が始まるまでの短い時間ではありましたが、英語を交えながら自己紹介やゲームを行い、交流を深めることができました。以下は、参加してくださった定時制生徒と企画をした国際交流委員のコメントです。
定時制生徒会生徒
交流会とても楽しめました。普段なかなか交流する機会がないので、とてもよかったです。楽しい交流会でした。ありがとうございました。
2年生国際交流委員
今回司会をさせていただいたのですが、言いたい言葉が英語ではなんと言えばいいかわからず、スマホで調べてしまうこともありました。それにも関わらず、定時制の方は私の拙い英語や日本語になってしまった部分でも理解しようとしてくれたりして、なんとか会を進めることができました。今回の交流では英語ができないことで歯がゆい気持ちもありましたが、互いにコミュニケーションをしよう、楽しもう、という気持ちを大事にできたのでよかったです。定時制の方と交流する機会がほとんどないため、今回交流できてよかったです。去年も交流会をやったのですが、そのときに来た方がまた来てくれたりと、人と人との繋がりを感じられたのでよかったです。
2年生国際交流委員
正直、計画通りには行きませんでした。準備していた英文は全く出てこず、頭が真っ白になり、とても悔しかったです。ですが、普段関わらない定時制の方との交流はぎこちないながらも楽しかったです。ゲームの中で「恥ずかしい話」を聞いたときに、照れは万国共通なんだなと感じました。最後に、一緒に国際交流委員をやってくれたメンバー、何も言葉が出てこなかったときに引っ張ってくれた友達、この計画を立ててくれた先生方、そしてもちろん、定時制生徒会の皆さま、ありがとうございました!!
11月14日(月曜日)に本校にて、国際交流委員会主催の「国際講演会」を行いました。講師に、フランス出身でこれまで様々な形で日本の英語教育に携わられているジャックさんをお呼びして、主に英語学習のアドバイスに関するお話をいただきました。講演会は英語で進められ、参加者と講演者の間で活発にやりとりが行われました。以下は参加した生徒と企画に携わった委員の感想です。
参加した生徒の感想
〇英語の勉強法について本当に参考になったし、頑張ろうと思った。とにかく自ら意識して、積極的に喋ったり、英語に触れたりする機会が必要だと改めて感じた。
〇普段、ALTの方が来てくださる授業以外にネイティブスピーカーの実用的な英語に触れられる機会があまりなかったので、今回の講演会がとても貴重だった。
〇講演の内容が私たちに身近な事ばかりだったし、それらを私たちの理解できる範囲の英語で伝えてくれたからとても楽しかった。
〇異文化や、英語の学び方などをネイティブスピーカーの方に聞く機会はとても貴重で自分にとっていい経験になった。
1年生国際交流委員(班長)
企画するにあたって、初めは、どんなテーマでお話をしてもらうのかや講演会の流れなど、決めることが多くあり委員会内での話し合いも錯綜していました。さらに私自身初めての経験で手探りの状態で、分からないことだらけでしたが、委員の仲間と話し合いを重ね、企画を一歩一歩着実に練ることができました。計画性をもち、委員同士のコミュニケーションを大切にした活動が当日の円滑な動きにつながったように思います。
何より参加者の方々が笑顔で、楽しく講演会に参加している様子を見てとても嬉しく感じました。英語学習のアドバイスに関して、それぞれがもつ課題をみんなで解決するために、受け身ではなくアクティブに講演会が進みとても有意義な時間を過ごすことができました。またこのような機会が在ればぜひもう一度挑戦したいと思います。
1年生国際交流委員
私は、英語、そして海外についてもっと学びたいので、国際交流委員会の一員として今回の講演会を計画しました。ジャックさんの話を聞いて、これからの英語、外国語の学習の仕方について新しく知りました。この講演会がとても楽しくてためになりました。
1年生国際交流委員
私は、この講演会で、英語への「慣れ」が英語学習に一番大事ということを学びました。講師のジャックさんは、”If you want to get good at English, you need to practice English.”というアドバイスをくださいました。これは、英語を練習することで、英語に慣れて、英語が上手くなるということです。また彼は、自分の趣味を英語にすることも教えてくれました。これは、自分が楽しいと思えることを英語にすると、徐々に英語に慣れて行き、英語学習が楽しくなるということです。私も、日常生活でもっと英語を使い、英語に慣れようと思いました。
2年生国際交流委員
私は今回の講演会で、英語は自分の世界を広げるための道具である、というお話が印象に残りました。普段の英語学習の目的を改めて考える、良い機会になったと思います。実際に英語で話す際には、上手く言葉にできない部分もありましたが、会話が続いたことがとても嬉しかったです。
2年生国際交流委員
今回の講演会で私が学んだことはいくつかあります。例えば、準備面では段取りがとても大事だということです。またお話の中で印象に残ったのは、インプットとアウトプットについてです。この講演を聞いて、これからもっと英語学習に力を入れようと思いました。
7月7日(木曜日)、7月19日(火曜日)に本校にて「横浜国立大学の留学生との交流会」を開催しました。この催しは昨年度まではなかったもので、「国際交流の機会をもっと増やしたい」という国際交流委員会の想いをもとに、ゼロから企画・運営をしてきました。その想いが横浜国立大学の留学生の方々に伝わり、7ヶ国から計11名の方々が参加してくださりました。それぞれの出身国や世界のジェスチャーに関するクイズを通して交流を深めることに加え、七夕や折り紙、けん玉やベーゴマなどの日本文化を一緒に楽しむこともできました。以下は運営に携わった国際交流委員のコメントです。
1年生国際交流委員(班長)
普段勉強している英語を実践してみたいと思い、この交流会に参加しました。参加する前は自分の英語がちゃんと伝わるか不安でしたが、間違いを恐れずとにかく話すことで留学生の方々と心を通わせることができてよかったです。英語を学習する意義を感じることができ、とても貴重な経験でした。
1年生国際交流委員
私は英語に自信があるわけではありませんでしたが、「国境を超えた環境」に魅力を感じこの会に参加しました。会では自らの言葉で国籍の違う人と文化を共有できたことに喜びを感じました。異文化を肌で感じる貴重な経験ができて良かったです。
2年生国際交流委員
私が委員に参加することを決めたのは、私自身に留学するという夢があったからです。どんな思いで日本に留学することを決めたのだろう、と聞いてみたくなりました。
企画の段階では、横国の方々がどのような心持ちで翠嵐にいらっしゃるのか、進行の言語は、企画の長さは、など考えることがたくさんありました。主に1年生の皆さんが意見を出してくださって、担当も決まっていきました。私は司会を担当しましたが、その中で一番苦労したのは呼び掛けのフレーズです。Excuse me や Attention please など、それらしい言葉は思い付きますが、ネイティブ・スピーカーの方が聞いて失礼な表現になっていないかが分からず、思いきり声を出すことが出来ませんでした。結果としては、始めに気づいてくださった委員や留学生の方に「聞いてーって言ってるよ」とさらに声をかけていただき解決しましたが、他の場面でも、単語やフレーズは出てくるけれど失礼に当たらないか、場違いな発言ではないか、ということを気にするあまり声を出せなかったことが多かったように思います。学校でのインプットだけでは気がつけなかったことに出会えて、良かったです。
皆さんとてもフランクで、国籍や年齢の壁を全く感じなかったので、とても有意義で心踊る時間でした。また機会があれば、より大人数で企画したいと思います。
5月8日(日曜日)に神奈川県民ホールで開催されました「ウクライナ人道支援チャリティー・コンサート」において、本校生徒11名(国際交流委員会、弦楽部、ボランティアの有志)が募金活動を行いました。コンサートに先立ち、国際交流委員会と弦楽部が協力し、メッセージ動画(弦楽部の生徒による演奏と国際交流委員会の生徒による英語スピーチ)を製作しました。動画は当日ホワイエにて公開され、多くの方々が足を止めて見てくださりました。終演後には、黒岩知事と一緒に募金を呼びかけました。以下は参加した生徒のコメントです。
国際交流委員として参加した1年生
私は、友人の祖母がウクライナから避難してきたことをきっかけに、今回の募金活動に参加しました。参加する前は、ニュースを見て、漠然と「何か行動しなきゃ」と思っていただけで、何から始めて良いのか分からず、無力感を感じていました。しかし、募金活動当日、自分の想像を遥かに超える沢山の人々からの募金が集まり、本当にたくさんの人の暖かい心と触れることができたように感じます。自分でできることは本当に小さいことかもしれないけれど、この世の中には助け合える人がいる。そう実感できました。
弦楽部の部員として参加した2年生
今回、ウクライナ人道支援のコンサートでの募金活動に参加しました。会場では、想像以上に多くの方が呼びかけに応えてくださり、沢山の人が自分と同じように何かしたいと感じていることがわかり、嬉しかったです。また、演奏の前も多くの人が呼びかけに応えてくださいましたし、演奏の後にはより多くの方が呼びかけに応えてくださり、音楽の力の素晴らしさを感じました。このような貴重な経験ができて本当に良かったと思っています。ウクライナの人々が一日も早く平和な日常を取り戻すことを願っています。
ボランティアとして参加した3年生
毎日毎日テレビで戦争の様子が放送されています。想像を絶する恐ろしさで思わずテレビを消してしまいたくなりますが、このまま目を逸らし続けてはいけないと思い今回参加しました。募金活動に関わることで皆さんの心の温かさを直接ふんだんに感じることができ、貴重な経験でした。ウクライナと日本はロシアの隣国という共通点があります。決して他人事ではありません。皆さんに共感性と危機感を持ってほしいです。
ボランティアとして参加した3年生
日々報道されるウクライナの姿を見て自分に何かできたらと思い、このボランティアに参加しました。日本の人々の優しい心を肌で感じることができ、とても貴重な経験でした。この優しさを世界に伝える手助けができたのなら嬉しいです。