相原高等学校 > 特色 > 環境緑地科

更新日:2024年10月22日

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 環境緑地科

 中学生の皆さんへ メッセージ

 環境緑地科は、造園を主体にこれに関わる土木、園芸について学びます。造園では、庭園や公園に関わる施工技術、樹木植栽技術を学びます。土木分野ではコンクリートの施工や構造物の設計、園芸分野では、草花を活用した花壇作製などを学びます。また環境保護や環境問題に取り組むための勉強もします。また、自分がデザインした庭園や公園等の図面をコンクールに応募しています。このように、ものをつくったり、デザインしたり、育てることが好きな人に適した学科です。  

 将来、造園、土木、園芸関係への就職や進学に役立てるため、著名な庭園や土木建設現場への見学を行う校外学習や、建設機械、製図に関係する資格など、造園や土木関係に必要な資格も取得できます。

科の目標

 専門教科に関する学習を活かした生活空間及び造園等の設計・施工・管理に関する知識と技術を習得し、将来の地域環境を創造するスペシャリストを育てます。 

科の特色

 ・都市公園、自然公園、庭園などのデザインや施工・管理技術、環境との調和に配慮した土木技術、造園植物についての知識・技術など、実習を通じて学び、実践力を身に付けることが出来ます。

 ・公園・庭園などの緑地空間、ならびに道路・橋・上下水道などの生活基盤施設の設計・施工・管理の知識と技術について学びます。

 ・専門科目全般にわたり基礎的学習に重点を置き、実験・実習による体験的学習を通して、総合的に知識と技術を習得できます。

 ・関連の業務に従事する卒業生による研究会と学校との緊密な連携を図り、講話や実技指導など、ともに相互の生涯教育への道を開いています。

 環境1 環境2

 環境3 環境4

特色ある科目

科 目 内 容
造園計画 樹木や草花の生活環境に果たす役割を学ぶとともに庭園や公園のデザインについて学習します。また製図の技術についても学びます。
造園施行管理 公園や庭園などで用いる伝統的な造園技術を活用して、実用性と美しさを創出する知識と技術を学習します。
造園植栽 造園に利用される樹木や植物の観察を通して、樹木の特性や活用について学習します。
総合実習 造園や土木に関わる技術や知識を各専門科目で学んだことを中心に学びます。庭園の施工・管理・各樹木の特性や土木工事について実習を通して学習します。
測量 角度や距離、高低差などを測り土地や構造物の位置・形・面積などを測定する技術について実習を通して学びます。
農業と環境 作物の栽培を通して、植物の成長過程や農業の基礎的な知識を学びます。
課題研究 造園、土木、園芸等に関する学んだことを踏まえて課題を設定し、1年間かけて調査・研究・施工等を行いその成果をまとめ発表します。

 

在学中取得可能な資格  
2・3級造園技能士 造園技能士は、造園の技能や知識を一定の基準で検定する国家検定です。試験は学科および樹木判断試験、庭園施工試験からなり、在学中に取得できるのは3級および2級となります。3級は入門編、2級は中堅技術レベルで、3級取得後2級が受験可能となります。2級造園技能士は造園関連の職種で即戦力として期待されています。
測量士補 測量士補とは、測量の仕事を行っていく上で求められる国家資格です。測量士が作製した計画に従って、測量業務を実施し、その補佐を測量士補が担っています。
2級造園施工管理技術検定(一次検定のみ)

公共造園工事の工事監督(施工管理)に必要な資格です。造園施工に関する実務経験を経て二次検定を受検できます。二次検定に合格すると2級造園施工管理技士となります。

2級土木施工管理技術検定(一次検定のみ) 公共土木工事の工事監督(施工管理)に必要な資格です。土木施工に関する実務経験を経て二次検定を受検できます。二次検定に合格すると2級土木施工管理技士となります。
トレース技能検定 実際の図面を正確に美しく写図できる技能を検定する資格です。
建設機械各種特別教育 小型建設車両や高所作業車など、造園や土木関係に必要な資格です。長期休業を利用して希望者が受講します。