更新日:2024年3月29日
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食品科学科ではパンや焼き菓子、みそ、缶詰やビン詰などの加工を行う食品製造分野から、食品の栄養やタンパク質や脂質などの成分分析などを行う食品化学分野、食品の製造に利用されるカビや酵母など微生物の培養・観察を行う微生物分野、食品の流通過程について学習する食品流通分野など、食に関連した各分野を授業や実験実習を通して幅広く学ぶことができます。新校舎になり施設や設備も充実し、学ぶ環境も整っています。
食品やその加工、食に関連した職業に興味がある人はぜひ相原高校食品科学科を見学に来てください。
食品の原料生産から加工・販売を科学的に理解するための基礎的な知識と技術を習得し食品や食品化学に対する高い知識を育み、地域社会や食品関連産業に貢献できる創造力豊かな人材を育成します。
科の特色
・食品産業を支える食品製造、食品化学、微生物利用や食品流通などの知識や技術を生徒一人ひとりが実験・実習を通して体験的に学習することができるカリキュラムとなっております。
・実習圃場にて、トウモロコシやエダマメ、ダイコンやハクサイなどの野菜を栽培し、作物を育てる大変さや収穫の喜びを学びます。また、収穫した野菜は持ち帰って試食したり、漬物などに加工したりします。
・食品関連の資格などを受検
・授業や食品科学科分会の活動で製造したパンや、マドレーヌなどの焼き菓子、みそなどの生産物販売を行うこともあります。また、総合ビジネス科と連携をし販売物の製造を行っています。
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食品製造 |
パン・菓子・缶ビン詰・みそ・アイスクリームの製造などを通し、 |
食品化学 | 食品中の栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質・無機質)などについて化学の基礎から高度な機器分析までを実験と座学で学びます。 |
食品微生物 | パンやみそなどの加工に関わっている微生物について実験と座学で学びます。 カビや酵母、細菌の培養を通して基礎的な微生物の取り扱いを学習します。 |
食品流通 | 食品の製造から消費までの流通過程について学びます。 |
課題研究 | 食品に関するテーマを一人ひとつ設定し、1年間かけて研究を行います。自ら課題を設定し、調査・研究を重ね課題の解決を目指します。 |
農業と環境 | トウモロコシやエダマメ、ダイコン、ハクサイなどの栽培実習や加工実習を行います。 |
農業と情報 | 文書作成や表計算、プレゼンテーションソフトの基礎、情報モラルなどを実習を通して学びます。 |
注意:
以下の検定は、授業中に勉強して取得できるものではありません。
自ら自宅等で勉強し、わからない所は先生に聞くなどして受験し、取得するものです。
食生活アドバイザー (2・3級) |
食生活の知識を健康管理などに活用できることを示す民間資格です。10名以上受検者がいると本校で受検できます。 |
食品衛生責任者資格 | 飲食店など調理営業や食肉などの販売業に必要な資格です。この資格は講習会受講で取得できます。 |
危険物取扱者 (乙4種・丙種) |
ガソリンなどの危険物を取り扱うのに必要な国家資格です。乙種・丙種に関しては年齢などの制限がなく誰でも受験可能です。合格すると危険物を取り扱う会社等で給料の優遇があります。 |
2級ボイラー技士 | 労働安全衛生法に基づく国家資格です。食品工場などボイラーに関わる仕事には必要な資格です。 |
小規模ボイラー取扱資格 | 小型の簡易ボイラーを取り扱える資格です。講習会の受講で取得できます。 |