更新日:2023年8月7日

ここから本文です。

ICTすぐ使えるTips

神奈川県立総合教育センター学校支援室に提出された県内各学校の研究成果物等より、すぐに活用できるICT活用事例を引用しています。

知りたい校種をクリックしてください。ページ内のリンク先に進みます。

 

小学校

中学校

高等学校

特別支援学校

 小学校

タイトルをクリックすると詳細な内容が確認できます。

  タイトル 教科等 活用が想定される場面 アプリ等

1

「垂直・平行と四角形」 算数 作図 Pyonkee、タブレット、大型テレビ
2 「速さ」 算数 計算

Sphero(スフィーロ)、タブレット

3 「体つくりの運動遊び」 体育 振り返り タブレット
4 「四角形と三角形の面積」 算数 導入、共有

オクリンク(ミライシード)、Google Jamboard、タブレット、大型テレビ

5 欠席連絡フォーム     Google Forms、Googleスプレッドシート

 中学校

タイトルをクリックすると詳細な内容が確認できます。

  タイトル 教科等 活用が想定される場面 アプリ等

1

プレイ原則の理解に向けた取組 保健体育 導入 タブレット
2 「India, My country」 外国語 導入 iPad、プロジェクター
3 「漢詩の風景」 国語 展開、共有 Google Jamboard、Googleスライド、Chromebook、大型テレビ
4 「データの分布」 数学 展開

SGRAPA(統計ソフト)、表計算ソフト、タブレット

5 長期休業中の課題のオンライン化 社会 課題 Google Classroom、Googleドキュメント

 高等学校

タイトルをクリックすると詳細な内容が確認できます。

  タイトル 教科等 活用が想定される場面 アプリ等

1

学習の自己調整を促す取組 数学 導入、展開、振り返り

デジタル教科書、デジタルホワイトボード、Google Classroom、Googleスプレッドシート

2 アプリを活用した個人ワークの共有 国語 個人ワーク Padlet(パドレット)
3 学習の動機付けと家庭学習課題の取組 数学 導入、課題 Classi、Google Jamboard
4 生徒の記述を、プリントを回収せずに見取る方法 地歴公民 振り返り Google Classroom、スマートフォン(BYOD)
5 予備実験を提示動画とした、一人TT制度 理科 導入、展開、共有 Google Classroom、スマートフォン(BYOD)
6 「波」 理科 展開、共有、振り返り、個人ワーク GoodNotes、iPad
7 実験レポートの共有 理科 展開、共有、振り返り、個人ワーク Googleドキュメント、Google Classroom
8 記述問題の添削 理科 課題 Google Classroom、iPad、appleペンシル

 特別支援学校

タイトルをクリックすると詳細な内容が確認できます。

  タイトル 教科等 活用が想定される場面 アプリ等

1

Jamboardを活用した対話   集団授業

Google Forms、Google Jamboard

2 Orihime等を活用した接客業務 作業学習 接客場面 Orihime、ビックマック、3Dプリンタ
3 ビデオ通話でリモート集会   集団授業 Google Meet、大型テレビ、スピーカー
4 iPadを活用した「おはなし」の授業づくり   集団授業

keynote、i-movie、カメラ、TVモニター

5

「遠足へ行こう(遠足事前学習)」   集団授業 パワーポイント、プロジェクター、タブレットPC 

 

詳細

 「垂直・平行と四角形」

  • 小学校4年
  • 教科等:算数
  • アプリ等:Pyonkee(ピョンキー)、タブレット、大型テレビ
  • 内容:

 1.前時に行った活動の画面をテレビに映し、振り返る

 2.正方形の特徴や既習の作図方法をもとに、正方形の作図手順を考え、タブレットに手順を箇条書きする

 3.書いた画面をテレビに映し、全体で手順を確認する

 4.Pyonkeeに正方形の作図プログラムを入力する

 5.Pyonkeeを使って正方形をいくつも作り、模様を描く(ペンの太さや色などの工夫もさせる)

 6.作った模様をカメラで撮り、テレビに映しながら発表する

  • 児童・生徒の反応:作図プログラムの入力や模様づくりを通して、正方形の角度や辺の長さの特徴を確認することができていた
  • 出典:秦野市立北小学校 令和元年度研究報告
  • 保管場所:学校支援室 棚10

 「速さ」

  • 小学校6年
  • 教科等:算数
  • アプリ等:Sphero(スフィーロ)、タブレット
  • 内容:

〇公式を導き出す活動

 1.Spheroに秒速(0.8/s)と走る時間(2秒ごと)をタブレットに入力する

 2.Spheroを2秒、4秒、6秒と走らせた場合の道のりと時間をワークシートに記録する

〇公式をいかしたゲーム

 1.くじ引きでSpheroを走らせる時間(秒単位)の札を引く

 2.引いた時間でSpheroの走る道のりを公式で求める

 3.Spheroを実際に動かし、予想を確かめる

  • 児童・生徒の反応:プログラミングを取り入れることにより、理由や根拠が明確になり、「伝え合う」「学び合う」の学習を深めることができた。自分の意図した動きを実現することの楽しさを体験することで、自然とアプリやロボットに手を伸ばして遊ぶようになった
  • 出典:秦野市立北小学校 令和元年度研究報告
  • 保管場所:学校支援室 棚10

 「体つくりの運動遊び」

  • 小学校2年
  • 教科等:保健体育
  • アプリ等:タブレット
  • 内容:友達同士の肯定的な関わり合いを築く活動(友達を応援する、励ます、褒めるなど)を行う

 1.ペアの良いところを伝える際に、ペアのタブレット画面に向かって話すようにし、その姿を撮影する

 2.毎時間撮りため、単元の後半で動画視聴の時間を設け、ペアからの声かけを振り返る

  • 児童・生徒の反応:単元の後半には友達を大きな声で応援したり、全員が友達の良いところを見付け伝えたりするなど、友達同士の肯定的な関わり合いを築くことができるようになった。友達同士の肯定的な声かけが運動に対する自信につながった
  • 出典:長期研究員研究報告第21集 二宮町立二宮小学校 生沼美紗樹
  • 保管場所:神奈川県立総合教育センターウェブページ研究成果物

 「四角形と三角形の面積」

  • 小学校5年
  • 教科等:算数
  • アプリ等:オクリンク(ミライシード)、Google Jamboard、タブレット、大型テレビ
  • 内容:児童の考えを共有する方法

 1.オクリンクで自分の考えを写真に撮ってクラスに送信し、提出ボックスで解き方を共有する

 2.Google Jamboardを使って解き方を書き込んだファイルを提出して、テレビ画面で共有する

  • 児童・生徒の反応:自分の考えを説明する際、詳しく説明したいところを拡大したり、色を変えたりするなど視覚的によりわかりやすく伝えることができた
  • 出典:足柄上郡中井町立中村小学校 令和3年度研究紀要
  • 保管場所:学校支援室 棚15

 欠席連絡フォーム

  • 小学校
  • アプリ等:Google Forms、Google スプレッドシート
  • 内容:保護者がGoogle Formsを用いて欠席連絡をする

連絡帳での連絡方法や緊急時の電話連絡方法を残しつつ、欠席連絡フォームを運用する

1 保護者への通知文には使用にあたっての回答マニュアルを添付する(保護者への周知)

2 スマートフォン等ですぐに回答できるように、二次元コードを作成し、保護者向けメールに添付する(保護者への周知)

3 遅刻・早退については急を要する事態を想定して、基本連絡帳や電話連絡にて行う

4 日々の回答結果データ集約はGoogleスプレッドを使用し、クラス担任は担任用タブレット端末を使用し、各教室から出席状況を確認する

5 蓄積された回答結果のデータについては、教務と教頭で管理を行った

  • 児童・生徒の反応:欠席をする保護者の中には、欠席理由やその経緯の話をする際に、学校に対して遠慮する方もいたため、欠席連絡フォームを活用することで、気軽に連絡できると保護者から概ね好評であった。また職員からも電話連絡のために教室を離れることが減ったとの声があった。
  • 出典:神奈川県立総合教育センター 

 プレイ原則の理解に向けた取組

  • 中学校1年
  • 教科等:保健体育
  • アプリ等:タブレット
  • 内容:プレイの原則を整理したフローチャートや見本動画を生徒が一人一台端末でいつでも確認できるようにする
  • 児童・生徒の反応:視覚的に確認できることで、プレイの原則と状況を判断するための判断材料、プレイの優先順位の理解に有効だった
  • 出典:長期研究員研究報告第21集 大和市立上和田中学校 佐藤香里
  • 保管場所:神奈川県立総合教育センターウェブページ研究成果物

 「India, My country」

  • 中学校2年
  • 教科等:外国語
  • アプリ等:iPad、プロジェクター
  • 内容:

 1.インドについての写真やピクチャーカードを使いながら、イメージをわかせる

 2.iPadを活用し、新出単語やイディオムの発音と意味をフラッシュカードを使いながら理解する

 3.iPadを活用し、単語の順番をランダムにし、繰り返しテンポよく発音練習をする

  • 児童・生徒の反応:映像を映すことによって、生徒全体の視線が前に集まるので、集中しやすい環境が整えられた。生徒にとっては新出単語を学習するというより、クイズ感覚で楽しみながら取り組む姿がみられた
  • 出典:藤沢市立六会中学校 平成29年度 研究紀要
  • 保管場所:学校支援室 棚15

 「漢詩の風景」

  • 中学校2年
  • 教科等:国語
  • アプリ等:Google Jamboard、Googleスライド、Chromebook、大型テレビ
  • 内容:

〇Google Jamboard

グループによるパズルゲーム形式で、書き下し文をもとに白文を訓読文に直す活動を取り入れ、返り点の動きを視覚的に理解する

〇Googleスライド

現代語訳を行う際、各グループで行った現代語訳をモニターに提示し、全体共有を図る

  • 児童・生徒の反応:意欲的に学び合ったり、認め合ったりする姿がみられた
  • 出典:小田原市立白山中学校 令和3年度 校内研究報告
  • 保管場所:学校支援室 棚10

 「データの分布」

  • 中学校2年
  • 教科等:数学
  • アプリ等:SGRAPA(統計ソフト)、表計算ソフト、タブレット
  • 内容:体育祭の企画書の説明のためにグラフを作成することや、企画書の発表の際にグラフを提示するために使用することを、タブレットを活用する目的とし、箱ひげ図・ヒストグラムの作成ではSGRAPA(統計ソフト)、棒グラフは表計算ソフトを活用した
  • 児童・生徒の反応:「他教科や委員会でも、グラフとまとめ方を活用してみたい」等の生徒の記述が見られ、学んだことをどういかすかと考える生徒の様子がうかがえた。
  • 出典:長期研究員研究報告第21集 横須賀市立馬堀中学校 家村亮
  • 保管場所:神奈川県立総合教育センターウェブページ研究成果物

 長期休業中の課題をオンライン化

  • 中学校
  • 教科等:社会
  • アプリ等:Google Classroom、Googleドキュメント
  • 内容:1学期に学習した江戸幕府に関して、徳川家の人物を1名選び、Googleドキュメントでレポートを作成する

 1.Google Classroom上で、「授業」タブから「作成」、「課題」の順で選択する

 2.課題作成欄でGoogleドキュメントを「添付」する。添付するGoogleドキュメントは生徒に配付されるプリントのため、書き方についての諸注意等を記載する

 3.生徒への配付形式を「各生徒にコピーを作成」にする

 4.「割り当て」を押す

  • 児童・生徒の反応:調べながら作成したり、構成を工夫できてよかったとの感想が見られた。文章の打ち直しや修正がしやすく、写真の挿入も多くの生徒ができていた。Google Classroomの限定公開コメントの機能を活用し、作成時に困った生徒の質問を受けることができた
  • 出典:鎌倉市立腰越中学校 金子達也(令和5年度 神奈川県立総合教育センター長期研究員)

 学習の自己調整を促す取組

  • 高等学校
  • 教科等:数学
  • アプリ等:デジタル教科書、デジタルホワイトボード、Google Classroom、Googleスプレッドシート
  • 内容:

〇デジタル教科書、ビデオ会議ソフト

黒板に投影する画像に端末上で書き込みながら授業を行う

黒板が見えづらい生徒のために投影画面を共有する

〇デジタルホワイトボード

グループワークで情報共有、まとめ、発表をさせる

〇Googleスプレッドシート

毎回の授業で振り返りシートに入力させ、次回の授業の最初に、前回の内容を確認させる

〇Google Classroom

連絡欄に本日のねらい等を授業前に投稿しておき、黒板に投影して授業の最初に確認させる

投書したものの画像や解答解説等を授業後に投稿したり、課題の配信や回収を行ったりする

  • 児童・生徒の反応:学習内容が何かを瞬時に把握でき、授業後の振り返りもしやすい
  • 出典:長期研究員研究報告第21集 県立鶴見高等学校 本多勇士郎
  • 保管場所:神奈川県立総合教育センターウェブページ研究成果物

 アプリを活用した個人ワークの共有

  • 高等学校
  • 教科等:国語
  • アプリ等:Padlet(パドレット)
  • 内容:

 1.「働くこと」のイメージを個人ワークで記述した後、Padletで共有し、その後「働くこと」に関する考えをまとめた文章である成果物Aを作成する

 2.「働くこと」に関する文章を読み、初読の感想をPadletで共有する

 3.「働くこと」に関する統計資料を使用し、考えを深める

 4.クラスメイトの意見の中から自己と異なる意見を集約する

 5.取り入れたい意見を検討した上で、今まで触れてきた教材文、統計資料、クラスメイトの意見等を根拠にしながら成果物Bを作成する

 6.成果物Aと成果物Bを比較する

  • 児童・生徒の反応:匿名性から自分の意見に自信のない生徒も安心して意見交換ができたり、意見交換を通して別の見方や考えに触れることで、様々な見方ができる面白さに気付いたり、「人と違う考えでも伝えることは大事」等の記述がみられた
  • 出典:長期研究員研究報告第20集 県立麻生高等学校 齋藤正幸
  • 保管場所:神奈川県立総合教育センターウェブページ研究成果物

 学習の動機付けと家庭学習課題の取組

  • 高等学校
  • 教科等:数学
  • アプリ等:Classi、Google Jamboard
  • 内容:

 1.授業前に単元内容と関係があるコラム動画(5~8分程度)を各自視聴する

 2.授業の最後に理解度5分間アンケートを実施し、生徒自身の取組を振り返らせ、自身の理解度を把握する

 3.5分間アンケートで把握した理解度に応じて、家庭で行う課題を生徒に配信する

 4.生徒は家庭課題学習に取り組み、提出する

  • 児童・生徒の反応:理解度に応じた家庭学習課題や毎日数学に触れる機会を設定することで理解度の向上がみられた。授業に欠席しがちな生徒や、数学が苦手な生徒も、諦めずに問題に取り組む姿勢がみられた。授業後の課題や、欠席した分の授業内容の配信動画等が影響していると考える
  • 出典:長期研究員研究報告第20集 県立神奈川総合産業高等学校 永野健史
  • 保管場所:神奈川県立総合教育センターウェブページ研究成果物

 生徒の記述を、プリントを回収せずに見取る方法

  • 高等学校
  • 教科等:地歴公民(日本史A、政治・経済)
  • アプリ等:Google Classroom、スマートフォン(BYOD)​​​
  • 内容:

 1.事前にGoogle Classroom上に、課題提出用の「課題」を配信しておく

 2.ワークシート(紙)を用いて、問いに取り組ませる

 3.終了3分ほど前に、ワークシート(紙)を写真で撮るように指示をする

 4.あらかじめ配信したGoogle Classroom上の「課題」にプリントの画像を送らせる

 5.次回の授業の冒頭5分間を使い、模範となる記述や模範に一歩届かなかった記述を紹介し、振り返りを行う

  • 児童・生徒の反応:繰り返し行うことで、どのような記述がよいのかという基準を生徒が理解するようになり、記述の精度が上がった
  • 出典:神奈川県立舞岡高等学校 野澤大地(令和5年度 神奈川県立総合教育センター長期研究員)

 予備実験を提示動画とした一人TT制度

  • 高等学校
  • 教科等:理科(実験)
  • アプリ等:Google Classroom、スマートフォン(BYOD)
  • 内容:予備実験(解剖や顕微鏡の実験を主に)を教員がスマートフォンで撮影し、その単元の際にGoogle Classroomに配信したり、モニターに提示したりすることで、手順を生徒たちに確認させる 
  • 児童・生徒の反応等:演示実験をあらかじめ撮影しておくことで、本単元の際に教師が常に机間指導を行うことができ、生徒の個別対応の時間が確保できた
  • 出典:神奈川県立綾瀬高等学校 小柴直人(令和5年度 神奈川県立総合教育センター長期研究員)

 「波」

  • 高等学校第2学年
  • 教科等:理科(物理基礎)
  • アプリ等:GoodNotes、iPad
  • 内容:あらかじめ教員用端末のGoodNotesにグラフを作成しておき、展開や個人ワークの解説の際に教師が利用した 
  • 児童・生徒の反応等:単元「波」では、作図した波同士を合成したり、時間変化に対しての波の様子を大量に作図したり、さらにそれを合成していく作業があり、黒板では労力と時間を費やす作業となるが、GoodNotesを用いることで、短時間かつ分かりやすく、見やすい形で教師が説明をすることができた。またわからない部分を振り返ることに効果があった。
  • 出典:神奈川県立綾瀬高等学校 小柴直人(令和5年度 神奈川県立総合教育センター長期研究員)

 実験レポートの共有

  • 高等学校
  • 教科等:理科
  • アプリ等:Googleドキュメント、Google Classroom
  • 内容:Googleドキュメントを使用し、生徒がレポートの作成をする。その際、教師用アカウントと共有をかけることで、教師が全生徒の進捗状況の把握、支援の必要な生徒への直接の書き込みや助言等を行うことができる 
  • 児童・生徒の反応等:全生徒の進捗状況を把握でき、即時にフィードバックすることができた
  • 出典:神奈川県立綾瀬高等学校 小柴直人(令和5年度 神奈川県立総合教育センター長期研究員)

 記述問題の添削

  • 高等学校
  • 教科等:理科
  • アプリ等:iPad、Google Classroom、applePencil
  • 内容:記述レポートや小論文の添削としてiPad、applePencilを活用する。Google Classroomに課題として提出させたものをiPad上でひらき、applePencilを活用して添削する
  • 児童・生徒の反応等:課題に対して即時にフィードバックを行うことができた。紙面で行う添削と同様の説明やコメントをすることもできた
  • 出典:神奈川県立綾瀬高等学校 小柴直人(令和5年度 神奈川県立総合教育センター長期研究員)

 Jamboardを活用した対話

  • 特別支援学校/知的障害教育部門/高等部分教室
  • 教科等:SST集団授業)
  • アプリ等:Google Forms、Google Jamboard
  • 内容:

 1.Google Formsを活用して、生徒に事前アンケートを行う

 2.Google Jamboardを活用して、意見を共有しながらグループワークを行う

 3.Google Formsを活用し、生徒に振り返りのアンケートを行う

  • 児童・生徒の反応:文章を書くことが苦手な生徒や集団では意見の出せない生徒でも、気持ちや意見を付箋機能や単語で表現でき、また対話内容が視覚的に認識できたことが有効だった
  • 出典:伊勢原養護学校 令和3年度 校内研究実践のまとめ
  • 保管場所:学校支援室 棚10

 Orihime等を活用した接客業務

  • 特別支援学校/肢体不自由教育部門/高等部
  • 教科等:作業学習
  • アプリ等:Orihime、ビックマック、3Dプリンタ
  • 内容:

 1.校内で注文を取り、3Dプリンタで児童・生徒のネームプレートを作成し、できあがった製品を配達する

 2.ビックマックを用いた接客やOrihimeによる遠隔での接客、注文票の受取、商品の受け渡しと役割を分担

  • 児童・生徒の反応:各自のできる接客方法で人と接する機会が増えたことで、覚醒度が高まっている様子や、安定して活動に取り組む様子がみられた
  • 出典:平塚養護学校 令和3年度 研究のまとめ
  • 保管場所:学校支援室 棚10

 ビデオ通話でリモート集会

  • 特別支援学校/知的障害教育部門/中学部
  • 教科等:集会(事前学習)
  • アプリ等:Google Meet、大型テレビ、スピーカー
  • 内容:

 1.小田原校舎と湯河原校舎をビデオ通話でつなぐ

 2.出題者と回答者の役割分担をして一緒に「動物クイズ」を行う

 3.小田原校舎が映した動物のイラスト(生徒が自作の動物のお面をつけて画面に映る)と同じイラストを湯河原校舎の生徒が選んで映し、イラストのマッチングをする

  • 児童・生徒の反応:テレビ画面で相手の正誤を確認することができ、全体で盛り上がる様子がみられた
  • 出典:小田原養護学校 令和3年度 研究のまとめ40
  • 保管場所:学校支援室 棚10

 iPadを活用した「おはなし」の授業づくり

  • 特別支援学校/肢体不自由教育部門/小学部
  • 教科等:おはなし(教科等を合わせた指導)
  • アプリ等:keynote、i-movie、カメラ、TVモニター
  • 内容:児童が登場するオリジナルストーリーを作り、児童の動画を撮影して編集し、教員がナレーションやセリフを吹き込んだものを作成する
  • 児童・生徒の反応:友達や自分自身が動画で登場することで教材のストーリーに親近感を持ち、普段とは違う目線で見たり、客観的に見たりすることもできた
  • 出典:小田原養護学校 令和2年度 研究のまとめ39
  • 保管場所:学校支援室 棚10

 「遠足へ行こう(遠足事前学習)」

  • 特別支援学校/知的障害教育部門
  • 教科等:遠足事前学習
  • アプリ等:パワーポイント、プロジェクター、タブレットPC
  • 内容:遠足に行くことについてパワーポイントで事前学習のスライドを作り、日付、場所、交通手段、持ち物などを教室前方にスクリーンを設置して、大きな画面で確認した。

 1.1枚のスライドに数種類の動物の写真を貼り、それぞれの写真にハイパーリンクで、動画、鳴き声などをリンクに貼る
 2.前に出てきた児童・生徒が画面に触った時に、その写真を教員がクリックして、動画などを見られるようにした。タブレットPCで、前に出られない児童・生徒が手元でも操作できるようにもした。

  • 児童・生徒の反応:スクリーンを使っての大画面での共有は、前に出られない児童・生徒も見て確認することができた。またタブレットPCを活用することで、机で確認したい児童・生徒にも対応でき、その児童・生徒が選んだことをみんなで共有することもできた。
  • 出典:神奈川県立総合教育センター