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更新日:2024年7月31日

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平塚ろう学校について(Q&A)

★学校について

Q:どのような子どもたちが通っているのですか?
A:ろう、難聴の子どもたちが通っています。補聴器や人工内耳を装用している子どもたちもいます。

 

Q:小学校と中学校だけなのですか?
A:幼稚部、小学部、中学部、高等部本科、高等部専攻科があります。また、乳幼児相談や通級による指導もおこなっています。

 

Q:幼児児童生徒は何人くらいいるのですか?
A:その年度によって増減はありますが、令和6年度は全校で71名(幼稚部15人、小学部26人、中学部13人、高等部17人)です。

★学校生活について

Q:遠距離からの通学は大変ですか?
A:遠距離のため毎日の通学が困難な生徒は、寄宿舎を使うことがあります。寄宿舎は、土曜日、日曜日、祝日、長期休業中(夏休み、冬休みなど)は閉舎します。

 

Q:スクールバスはありますか?
A:小田急線伊勢原駅、JR東海道線平塚駅から学校までのスクールバスがあります。平塚盲学校の児童生徒さんと共同のバスです。
 
Q:部活動はありますか?
A:あります。卓球部、バレーボール部(女子)、美術部、レクリエーション部、陸上部があります。
 
Q:給食はありますか?
A:あります。寄宿舎の生徒は朝食、夕食も出ます。
 
Q:学校に通うときに、困ることはありますか?
A:事故で電車やバスが止まってしまったときなど、情報収集に困ることがあります。

★コミュニケーションについて

Q:学校では、どのようにコミュニケーションをとっているのですか?
A:手話や筆談(紙に文字を書くこと)、聴覚口話(きこえにくい部分を話し手の「口」を見ておぎなう)、写真や絵カード、音声認識ソフト(人の声を文字化して表すソフト)など目で見て分かる方法などを使ってコミュニケーションをとっています。

Q:手話を使っている子どもは多いですか?
A:多くの子どもたちが手話を使っています。

 

Q:児童生徒とコミュニケーションをとるときに、気をつけることは何ですか?
A:ゆっくり、はっきり、短い文で話してください。また、口の動きをはっきりして、表情を豊かにすると、お互いに通じやすいです。筆談や、視覚情報(ジェスチャー、手話、指文字、イラスト、写真など)を合わせて使うと、お互いに伝わりやすいです。

 

★学習について

Q:授業ではどんな教科書を使っているのですか?
A:地域の小中学校や高校と同じ教科書を使って学習しています。「自立活動」中心の学習をする児童生徒は、個々の実態に応じた教科書を使います。
 
Q:地域の学校にはない授業はありますが?
A:あります。言語(手話や日本語)や、補聴器のこと、自分のきこえに関することなどを学ぶ時間があります。
 
Q:英語も勉強していますか?
A:地域の学校と同じように学習しています。
 
Q:高等部本科では、どのような勉強をしますか?
A:普通科では、進学に向けた学習をします。(※令和6年度現在のカリキュラム)
総合デザイン科では、「ものづくり」、情報ビジネス科では「情報処理」等について学ぶほか、就労を目指して社会で働くために必要な力を身に付けます。
 
Q:行事はありますか?
A:平ろう祭(文化的行事と体育的行事を併せた行事)の他、遠足や修学旅行はじめ、いろいろな行事を行っています。

★進路について

Q:ろう学校を卒業した後はどうなるのですか?
A:大学や専門学校への進学、企業等への就労の他、福祉施設等の利用などがあります。

Q:高等部専攻科とは、どのようなところなのですか?
A:高校や高等部本科を卒業した生徒を対象とした学科です。2年間学びます。

★その他

Q:神奈川県内に、他のろう学校はありますか?
A:横浜市立ろう特別支援学校、川崎市立聾学校、横須賀市立ろう学校があります。また、相模原中央支援学校には聴覚障害教育部門があります。
 
尚、聴覚障害に関する一般的なご質問については、神奈川県聴覚障害者福祉センター等にお問合せください。