更新日:2023年11月10日

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進路行事

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 本校では、「職種選びが将来の人生を大きく左右する」という考えのもと、進学・就職ともにまずは、「職種を選ぶこと」に重点をおいた進路指導を行っています。

 理系の職種は大きく「研究開発職」「技術職」及び「技能職」に分類されると考えられ、本校ではそれぞれの職種を「研究開発職=研究によって得た知識や技術を商品として開発する職種(本校では、建築士やデザイナーもこの職種に分類している)」、「技術職=製造工程における計画・管理・監督・設計や、建築施工における計画・管理・監督などを主に行う職種」及び「技能職=組立・製造・施工などを主に行う職種」と定義しています。職種によって、仕事内容や給与などの諸条件が大きく異なるので、進路指導においては、とても重要な要素となります。

 工業高校は、「職人(技能職に従事する人)を育てる学校」というイメージが強いかもしれませんが、工業高校で学ぶ専門的な知識や技術を活かせる場は、「技術職」と「技能職」の両方にあると考えており、普通高校や職業技術校などからも就職できる「技能職」に対して、「技術職」に就職できることは、工業高校に進学する大きな利点の1つでもあります。

 本校では、生徒にあらゆる機会で職種の違いを説明し、将来どの職種に就きたいかを考えさせています。「研究開発職に就くためには、大学への進学が必要である」という事と併せて、将来の進路選択の基本的な考え方としています。

 本校での生徒向け進路ガイダンスは、以上の点を十分理解して頂いている「株式会社進路企画」と連携して行っています。毎年、1・2年生の7月、12月、3月の計6回で構成されています。

 1年生の進路ガイダンスでは、各クラスを基準として実施し、職種の分類(研究開発職、技術職及び技能職)について幅広く、実際に大学、専門学校や企業の方々をお呼びして学んでいきます。

 2年生の進路ガイダンスでは、生徒一人ひとりの進路希望に応じて、分科会形式で展開され、将来自分が就きたい職種に特化した内容を、各分科会において、大学、専門学校や企業の方がをお呼びして学びます。

  これら進路ガイダンスは、一人ひとりの進路実現に向けて、大学、専門学校や企業の方たちからお話を聞ける貴重な機会となっています。