神奈川工業高等学校 全日制 > 進路 > 国際教育
更新日:2023年11月10日
ここから本文です。
日本では、人口減少と深刻な人手不足を背景に、2019年に入管法施行規則が改正されました。これにより専門的な知識や技術を持つ外国人については、受け入れが積極的に行われるようになりました。そのため、今まで以上に海外の方々と日本人が、「日本国内において」協働する機会が増えることが予想されています。
特に建設業界ではその傾向が強く、「技能職」において、海外の方々と日本人が協働する姿が多く見られています。実際に、本校にも求人を頂いているある大手の中堅ゼネコンでは、社員全員にTOIEC受験を義務付けています。
そういった背景のもと、本校では、「来たる国際社会や超スマート社会で活躍できる人材育成」をグランドデザインで掲げており、具体的な人材像として、「創造的な問題発見・解決能力」を有した「Society5.0エンジニア・Society5.0デザイナーの育成」を定義しています。
「創造的な問題発見・解決能力」は、4つの力から成っており、その1つに「グローバルコミュニケーション能力」があり、本校では、その育成のために「国際教育」を重視しています。
具体的な本校の国際教育の取り組みとして、令和4年度から実施される新教育課程において、英語コミュニケーションⅠ(3単位)、英語コミュニケーションⅡ(3単位)、論理・表現(3単位)を必履修化しました。従来の本校の教育課程に比べて英語の必履修単位の2単位増単になります。
また、海外修学旅行の実施(現在はコロナ禍のため、国内修学旅行に変更しています)や、城南進学研究社と連携しての年2回(夏季と冬季)の「外部講師による英語講習会」の実施をしています。
それら本校の国際教育の効果測定という目的で、毎年1月に行われる第3回実用英語技能検定を1・2年生で全員受験しています。