更新日:2023年1月30日
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男子: 20人(1年9人/2年6人/3年5人)
女子: 16人(1年6人/2年4人/3年6人)
月 | 活動内容 |
4月 |
神奈川県民大会兼団体予選会 |
5月 |
第60回県総合体育大会兼全国総体県予選 |
6月 |
第1回神奈川県地方審査 |
8月 |
長野の帝産ビレッヂで夏合宿(8月2日~5日) |
10月 | 新人戦大会 第3回神奈川県地方審査 第35回栄区弓道大会 |
11月 | 神奈川大会団体兼全国選抜大会予選会 横浜地区弓道大会 |
1月 |
鶴岡八幡宮除魔神事・大的式に諸役で参加 |
2月 |
第4回神奈川県地方審査 |
練習試合等は適宜行っております。また、栄区や旭区の弓道場を借りて練習する場合もございます。
例年、夏に長野県の野辺山にある帝産ロッヂにて合宿を行っております。コロナの影響で、最近出来ませんでしたが、今年は、開催することが出来ました。弓道部の合宿では朝4時30分に起きて準備を始め、朝練をしました。
夏休みではどうしても起きる時間が遅くなり、生活習慣が乱れてしまいますが、合宿では朝錬をすることで、夏休み中は家でも朝4時30分起きをして、朝の時間を有効に活用するようにしております。また、1年生はこの合宿で初めて的前に立ちました。最終日は、様々な的を付けて狙い、余興を楽しみました。
今年度、初の試みとして毎年1月5日に鶴岡八幡宮の下拝殿横で行われる除魔神事大的式に諸役として参加させていただきました。今回は、残念ながら、非公開で行われました。こちらは、八百年以上の伝統ある神事で、その所作は古式の作法、式法に則り厳粛に執行されます。弓矢は古来より魔を退ける力があるとされ、弓矢をもって除魔の神事を行うのは武家にとどまるものではなく、新年の参拝者の多くが求める「破魔矢」もこのような伝統に基づいております。こちらに関しては、鶴岡八幡宮での流鏑馬でも有名な弓馬術礼法小笠原教場の方々が代々おこなっております。
今回、除魔神事の蟇目射手をされた方は、弓馬術礼法小笠原流の次期宗家、小笠原清基若先生で、見学した生徒達も、寸分の無駄がなく淀みのない射に驚いたことだと思います。また、こちらは、弓術の他に礼法、そして流鏑馬もやられております。たまに生徒の中にも流鏑馬をやってみたいというものがおりますが、もし、やる気があるのなら、こちらの弓馬術礼法小笠原教場に連絡してみると良いと思います。詳しいことは弓馬術礼法小笠原流のHPをご覧ください。
今回、金井高校の生徒は、幣振り、采上げ、矢拾い、介添えなどの諸役として参加させて頂きました。装束に関しては、国語便覧や日本史でたまに見るような服装、小素襖(こすおう)、侍烏帽子(さむらいえぼし)、前差しを身にまとい、気分はまるで鎌倉殿の13人気分だったことで、生徒のテンションも高かったと思います。
弓道は、ほとんど高校から始めます。ですので、この高校時代に頑張った分だけ結果が返ってきやすい部活だと思います。また、弓道は、的に当てることも必要ですが、武道であることから礼儀作法も大切にしています。そして、弓道を通して、日本の伝統文化に触れることも出来ます。
弓道は個人競技であることからまずは自分を大切にする心、そして団体戦もありますからチームワークを大切にする、すなわち他者を大切にする心も必要です。さらに、日々の道具の手入れが重要で、ものを大切にする心が必要になってきます。この3つの心を養いながら、高校3年間をより良いものにしてみませんか。