希望ケ丘高等学校 全日制 > 特色 > SSHとしての取り組み > SSH 平成30年度の取組み
更新日:2022年7月23日
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平成30年度スーパーサイエンスハイスクール研究開発実施報告書を掲載いたします。今年度の取組をまとめましたので、ご覧ください。
2学年の課題研究本発表が、2月6日(水曜日)3、4校時に本校体育館で行われました。
この1年間、グループまたは個人でテーマを設定して、取り組んできた課題研究について、ポスターセッション形式で全員が発表しました。2年生はお互いに発表し合い、1年生は4校時に合流して、2年生の発表を見学しました。
この発表者の中から選ばれたグループが、3月15日(金曜日)に行われる平成30年度SSH生徒研究成果発表会で発表することになります。
11月16日(金曜日)2年課題研究中間発表会のあと、平成30年度第1回SSH運営指導委員会を開催しました。本校のSSHについて、計画及びこれまでの実践を担当より説明し、6名の運営指導委員からは、当日の2年課題研究中間発表についての指導助言もいただき、大変有意義な会となりました。
11月16日(金曜日)の午後、2年生が行っている課題研究の中間発表を、ポスターセッション形式で実施しました。各グループが4月から進めている研究についてまとめたポスターを校内に展示し、ポスターの前でそれぞれの研究過程を説明しました。
10月27日(土曜日)にScuolaセミナー第2回「宇宙食~宇宙食がどんな科学技術で作られているか~」を実施しました。講師として、実践女子大学名誉教授の田島眞先生をお招きし、宇宙食開発の技術が、身近な食品にどう生かされているかを、実際の食品(商品)を教材にして、検証しました。宇宙食の試食もあり、参加した生徒達は充実した時間を過ごしました。
平成30年10月17日(水曜日)に、1、2年生徒対象のSSH講演会を開催しました。講師は横浜国立大学大学院教授の松本真哉先生で、演題は「科学の研究課題を考えるということ」でした。
科学研究とは何かということを、中谷宇吉郎先生の書籍『科学の方法』(岩波新書)の内容から考え、研究課題を考えるヒントを伝えていただきました。
また、松本先生ご自身や、本校の2名の先生のこれまでの人生についてもそれぞれ紹介され、生徒たちが将来の進路を考えるための示唆もいただきました。松本先生の関西弁で語りかける口調もあいまって、楽しく充実した講演となりました。
9月3日(月曜日)~7日(金曜日)に、横浜市地球温暖化対策推進協議会より、各クラスにおひとりずつ講師をお招きして、温暖化に関する講義をしていただきました。講義のテーマは、「省エネ」「太陽光発電」「廃食油発電」の三つで、それぞれの講義で温暖化対策に関する様々な課題を提示されました。
今後、生徒達は、提示された課題について、グループでデータ分析や探究活動を行っていきます。11月には、今回の講師の先生方の前で、グループ発表を行うことになっています。
8月20日(月曜日)~8月22日(水曜日)にSSHの関連事業であるScuolaキャンプを、東京海洋大学の施設である水圏科学フィールド教育研究センター館山ステーションにて実施しました。
同大学、須之部友基教授および学生のみなさんのご指導のもと、1日目は、魚類学の基礎講義と魚の解剖実習、2日目は、たも網と地曳網を用いた海洋生物採集とシュノーケリング、3日目は、須之部教授の研究内容に関する講義と施設見学を行いました。
慣れない環境で、今まで経験したことのない実習内容でしたが、参加生徒全員が積極的に取り組み、各々得るものが多い有意義な時間を過ごすことができました。
8月8日(水曜日)と9日(木曜日)に神戸で開催された平成30年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会において、本校3年生4名と2年生3名が、心臓の「洞房結節の可視化」についての発表を行ってきました。本研究は、麻布大学大石先生に協力をいただきました。
8月8日(水曜日)午後、本校にて、SSHに関する1年「SSBasic1.」の授業内容について、横浜市地球温暖化対策推進協議会の皆様と本校担当職員との会議を開催しました。
今回の会議の横浜市地球温暖化対策推進協議会からの参加者(PDF:89KB)。
7月20日(金曜日)18時30分~21時30分にSSHの関連事業であるScuolaセミナー第1回「天体観測」を実施しました。
神奈川県立青少年センターより山田幸一氏を講師としてお招きし、前半は図書室で「天体画像処理の方法について」講義をしていただき、後半は、本校C棟屋上にて「冷却CCDカメラを用いた天体観測」を行いました。
参加した1年生の生徒30名は、はじめて天体望遠鏡を触ったり、月のクレーターを間近に見たり、木星、火星、土星など太陽系内の天体を観測して、充実した時間となりました。