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更新日:2024年5月16日

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校長室より

活気に満ちた舞岡高校

 

校長室より(第5号)                               

2024年5月16日

 舞岡高校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 舞岡高校で校長3年目になりました小坂茂生です。よろしくお願いいたします。

 4月に新入生318名を迎えました。1か月経った今、多くの新入生が部活動に参加し、舞岡高校は更に活気づいています。

 昨年度を振り返りますと、少しでも生徒を伸ばそうとする教員の力が増し、それに応えるように「伸びたいと思う生徒の力」が発揮される場面が随所にみられました。これが今の舞岡高校の強みです。

 この双方の力が顕著だったのが「部活動」です。本校の80%弱の生徒が何らかの部活動に入っています。野球部は創立以来、初めての県大会BEST16。第2シードの高校に延長タイブレークで競り勝ちました。男子バレーボール部は6月の関東大会に出場した後も、2大会連続の県BEST4。全国大会出場が目の前まで来ています。その他、多くの運動部が横浜地区予選を勝ち抜き県大会に出場しています。文化部にも多くの生徒が加入し熱心に活動しています。部員数が多く全員での活動が難しいクッキング部。チームワークを重視した演奏の吹奏楽部。体育会系の園芸部。何でもやる科学部。舞岡高校の放課後は「活気に満ちた放課後」です。

 4年前に先生がたが「活気ある舞岡高校作り」に取り組みました。その後の熱心な指導が、生徒たちの内に秘めた力を引き出し、部活動という形で伸ばしてきた成果であることは間違いありません。そして部活動で発揮された力は、学習に向かう生徒の姿勢にも表れてきました。本校の生徒は、漠然と「やれば出来る」という思いはあるものの「力の出し方」を知らずにいます。これまでは、部活動で発揮された「伸びたい気持ち」が学習面では発揮されないのが現状でした。私は3年間、日に1度は全ての授業を見て回ってきました。先生がたの丁寧で粘り強い学習指導により、少しずつ教室の雰囲気が変っていることを実感しています。学習に対してまだまだ受け身の生徒たちですが、「学習に主体的に取り組もうとする」気持ちが強くなっています。じっくり課題と向き合ったり、グループワークの中でリーダーシップを発揮したり、学習内容を発展させようとしたり、様々な主体な学びの実践が教室に新たな雰囲気をもたらしています。

 先生がたの「生徒を伸ばそう」と積み重ねてきた努力が学習面でも確実に実を結んでいます。少しずつですが「伸びたい」と思う生徒が増えていることは事実です。これからもこうした指導が継続され、部活動と同じように学力も向上させられる学校でありたいと思います。

 生活指導の面では、18歳成人をチャンスととらえ、「良い大人」となることを目指した指導を行っています。社会のルールを守り、マナーを大切にし、TPOをわきまえた身だしなみや行動をすることは、大人として当たり前です。しかし、それだけでは「良い大人」ではありません。皆が過ごしやすい、安全で安心な生活環境を作れることが「良い大人」です。例えば、時間厳守。1人の遅刻は、時として多くの人に迷惑をかけます。歩きスマホ。人ごみの中では危険な行為です。更に望むことは、街中や電車、バスなどで困っている人に気づいたら、声をかけられること。声をかけられる勇気を当たり前のように持ち、見て見ぬふりをしないこと。そんな「良い大人」に育てたい。と考えています。

 今年度も、職員が一丸となりより充実した舞岡高校を創っていきたいと思います。

 令和6年度もよろしくお願いいたします。

 校長 小坂 茂生

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バックナンバー

校長室より(第1号)(PDF:169KB)

校長室より(第2号)(PDF:171KB)

校長室より(第3号)(PDF:185KB)

校長室より(第4号)(PDF:118KB)

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