更新日:2020年12月26日
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12月23(水)に図上防災訓練を行いました。
この訓練は、白地図やハザードマップ等の資料地図を用いて、支援が得られる施設や避けるべき危険区域がどこにあるのかをグループで相談しながら記入していき、本校周辺地域の状況や災害時の活動に役立つ知識を身につけ、防災意識を高める目的で行っています。
≪課題1≫ 情報が得られる施設を確認する
市役所、区役所、消防署、警察署、交番などを地図上で探します。
≪課題2≫ 治療が受けられる施設を確認する
病院、医院などを地図上で探します。
≪課題3≫ オープンスペースを発見する
公園、広場、公民館などを地図上で探します。
≪課題4≫ 災害時に役立つ施設を発見する
・救助に使えそうな機械を持っている会社はあるか。
・食料、飲料などを売っているスーパーなどの位置は。
・薬を売っているドラッグストアや薬局はどこか。
・消火活動の水が確保できそうなプールや池はあるか。
≪課題5≫ 危険箇所の書き込め
・ハザードマップを見て、危険地域を白地図に書き込む。
≪課題6≫ 自分たちで危険箇所を予測せよ
・大規模火災が起こるかもしれない場所はあるか。
・倒壊の危険性がある塀、石垣、野外広告物はあるか。
・崩落の危険性がある橋や立体交差はあるか。など
≪課題7≫ 舞岡周辺地域の利点は何か
・災害が起こったことを想定して、舞岡周辺の利点・不利な点を考える。
≪課題8≫ 災害時避難経路作成
・災害発生時を想定して、「現在地」から「避難所」までの経路を考える。
・危険箇所を避け、安全に避難所へ向かうには、どのような注意が必要か。
積極的にグループ活動に参加し、課題を達成することができました。
発表では、戸塚・舞岡地域周辺には舞岡公園や小中学校、広場、ゴルフ場など開けた場所があり一時的な避難ができることや、森や崖が多く土砂災害の危険性がないのか実際に見てみる必要がある(地図上では分からないがハザードマップでは危険地域)などさまざまな意見がありました。