小田原高等学校 定時制 > 特色 > 単位認定のしくみ
更新日:2019年4月11日
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本校は定時制ですので、授業時間を45分とし、年間授業時数を39週としています。
高校では学習活動を「単位」で表します。単位とは上記の授業時間と授業時数をかけあわせたものです。本校での1単位は「45分×39週」です。なお、各教科・科目は、その内容等に応じて、それぞれ何単位行うかの標準の「単位数」が定められています。たとえば「数学Ⅰ」ならば3単位です。
高校では学習活動を「履修」と「修得」に分けます。履修とは、その教科・科目の授業を一定時間以上「受けたかどうか」、修得とは、その教科・科目の授業を受けて一定の「成果が得られたかどうか」ということです。簡単にいうと、履修は出席状況を、修得は学習成績を指します。
単位が与えられることを「単位認定」と言います。単位認定は、上記の履修と修得それぞれについて行われるのが原則です。しかし、学びの特徴に応じて認定の仕方には違いがあります。本校では、半期ごとに出席や学習成果を確認し、履修と修得について、認定を行います。
以下、この点について説明します。
コアタイムに行われる教科・科目の単位認定は、履修と修得に完全に分けて認定されます。
本校では、履修についての単位は、学校の定める出席回数を以って認定されます。欠席ではありません。
修得についての単位は、履修が認定された科目において、「5段階評定で評定 2以上」である場合に認定されます。 ここで大事なことは、履修が認定されていなければ、どんなに成績が良くても修得は認められない点です。 コアタイムに行われる教科・科目については、ともかく出席しなければならないということです。
上記の修得単位認定が、一般に「成績」といわれるものです。成績をつけることを「評価する」といいます。評価は、定期テストを中心に、課題レポートなどの提出物、実技、学習態度(出席状況を含む)などを観点ごとに点数化し、10段階であらわします。こうして出された評価は、さらに5段階に換算されます。これが「評定」です。皆さんが手にする通知表は10段階「評価」、保存する皆さんの学習の記録や進路に必要な書類は、5段階「評定」です。