更新日:2024年4月20日
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2023年度最後の「上級プログラミング」の授業では、1年間をかけて作成したWEBアプリケーション「会計システム」で、クラス対戦形式での模擬取引を行いました。実際にはほとんどの時間を「会計システム」の構築に費やしたのですが、2年生のときに習得したプログラミング言語pythonを用い、データベースとしてSQLを練習しやすいAccessを採用しました。実際のバックエンドではAccessが期待できないのでMySQL等に移行する必要がありますが、授業の中では各localhostのPCにおいてWEBアプリを起ち上げる方式で行いました。
WEBアプリの作成にあたっては、Djangoも考えられましたが、ひとつひとつを基本から導入していくFlaskを採用し、結果としてこれがうまくいきました。実際にAccessをPyodbcで接続しFlaskを使ってWEBアプリにするというのは、そのままの実例としてはかなり珍しいものではなかったかと思います。生徒たちも、本当に一生懸命に取り組んでくれ、最後の模擬取引も大変盛り上がっていたと思います。フォーム形式のWEBアプリは実際にはもう主流になることはないと思いますが、DX社会に生きていく生徒たちへの何らかのメッセージとなっていれば幸いです。
Python×Flask×Pyodbc×Access→WEBアプリケーション「会計システム」で実施 |