更新日:2020年12月16日
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生徒手帳より本校の校則(服装に関する規定・生徒申し合わせ事項・生徒心得)3項目を掲載します。文末のリンク先をクリックしてご覧ください。
校則のひとつ、「服装に関する規定」は、「生徒は本校所定の制服を着用し、その他も一般に華美を慎み、常に端正調和に心がける。」という一文から始まります。色目については夏服規定で男女とも「白または地味な色のワイシャツあるいはポロシャツを着用」と触れられ、頭髪については、「高校生として見苦しくない清楚なものであること」と簡潔に記載されています。
事細かく“あれはダメ”、“これ禁止”と記載されていないことを理由に「何でも自由な学校」と見られがちですが、そういうことでは決してありません。そのような記載が無いのは、昭和31年開校以来の校訓である「質実剛健」「自重自恃」の精神からであり、生徒自らが考えて行動し、校訓にある生徒像に近づいてほしいと願っているからです。
質実剛健は、「集団の規則に従い、社会的な諸条件の中にあって、必要最小限度の質素な素材をもって、不撓不屈、勤勉力行、堅忍不抜、もって最大限の効果を挙げるよう常に努力する」ことであり、自重自恃は「生命の貴重なことを自覚して、自他を敬愛し、明朗闊達、礼儀を重んじ、自由と責任をわきまえ、自主独立の精神に徹し、つねに自らを恃みとできるように自己の昂揚に努める」ことです。
本校では、伝統の継承と不断の革新の融合した多摩高生に対し高い意識にもとづく自立を促す学校運営の充実を図っています。
校則(服装に関する規定・生徒申し合わせ事項・生徒心得)はこちら(PDF:201KB)。