横浜緑ケ丘高等学校 > 特色 > スーパーサイエンスハイスクール(SSH) > 学校設定科目「緑の探究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」の設定(2022年度) > 10月活動報告
更新日:2023年2月7日
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各グループ、実施計画書の中間発表を行いました。
これまでに調べてきたことや、予定している分析方法などをGoogleスライドで発表しました。他のグループからの助言や、連携する外部機関からの助言をもらうことでこれまでの振り返りを行い、再調査とあらためて実施計画書を立て直しました。
10月:調査・実験・分析
探究活動スタートがスタートして1カ月。「知の情報拠点」である図書室や情報収集・活用について本校司書が講演会を行いました。この結果、より多くの先行研究に触れたり、たくさんの情報を得たりするために、探究活動時の図書室の利用や司書へ相談しに行く生徒や外部図書館へ行く生徒が大幅に増えてきました。また、この時期は外部での探究活動も可としたため、他校の食堂や企業にインタビューへ行く生徒も見られました。
10月24日でクラス発表が終わり、「総合的な探究の時間」もあと1回のふりかえりを残すのみとなりました。皆さん本当にお疲れさまでした!クラス発表では、自分の担当ゼミ(私はサイエンス・テクノロジーゼミ)でない生徒の研究をはじめて見ました。クラスの生徒がこんなことに興味があるとか、こんな発表ができるとか、普段と違う姿が見られる非常に良い機会となりました。
「総合的な探究の時間」での学びについて生徒からは次のような意見がありました。
・自分の興味のあるものはなんなのかがわかった。
・協力をお願いした方々がとても親切にしてくださったことが1人では出来なかった人の温かさであったり、世帯によって違った考えがあったりという学びを広げてくれたと思う。
・話すの苦手なので、インタビューに苦手意識あったけど、今回の経験が次回の自信になると思う。
・自分の意見に自信をもてるようになり、自分の意見を述べられるようになった。
担当としては、生徒が「どう探究活動に取り組んでくれるだろうか...」と不安なところがありました。が、多くの生徒がテーマを独自のものにし、主体的に探究活動をしてくれたように思います。そのような姿を見ることができて、「これでよかった」のだと思えました。もちろん、批判的な意見もありました。なかなか、ポジティブに取り組めなかった生徒に対しては、その要因を分析し、来年度の探究活動に還元しようと思います。
ゼミ担当の先生方、生徒の取材に協力していただいた皆様、本当にありがとうございました。生徒の皆さん、真摯に取り組んでくれてありがとう!ここでの経験は必ず、皆さんの力になります。いつかまた、皆さんの探究活動について紹介してください。