横浜緑ケ丘高等学校 > 特色 > スーパーサイエンスハイスクール(SSH) > 学校設定科目「緑の探究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」の設定(2022年度) > 5月活動報告
更新日:2023年2月10日
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各クラス、教材を用いて探究の基本的な流れを学んだあと、実際の探究活動をグループワークで行いました。グループワークのテーマは「(文化祭に向けて)クラスのテーマソング」です。クラスの盛り上がりを後押しするような曲をそれぞれグループに持ち寄りました。 持ち寄った候補曲を、自分たちで設定した着眼点をもとに、数値化してみました。 例えば「歌詞とテンポについて」などのように、「盛り上がる」を分析できる小さなテーマ「歌詞とテンポ」に落とし込むのです。 |
テーマを考える前に、研究者の方に「生の声、生の研究」についてお話していただくことで、テーマ設定から分析、研究倫理などについての理解を深めました。今年度の講師は、青山学院大学の伊藤一成教授、日本科学未来館の池辺靖さんです。非常に有意義な時間となりました。
そしてこの後はいよいよ「情報収集」、「テーマと仮説の設定」、「探究計画書作成①」です。探究計画書をGoogleドキュメントで作成し、テーマの絞り込み、先行研究の読み込み、仮説の設定を進めていきます。ここが一番大変なところ!!同じ分野のみんなと協力しながら頑張りましょう!!
3年生は5/30、6/6、6/13、の3日間、午後の授業を全て総合探究とし、フィールドワークに出かけます。が、フィールドワークに当たっては事前にレポートの提出が課されています。どのようなテーマで探究をするのか、なぜそのようにテーマを絞り込み、その探究によってどのようなことを明らかにしたいのか。明らかにしたいことに対して、どのような仮説を立て、どのように検証しようとしているか。そのために、どのようなフィールドワークをするか、どこに調査に行こうとしているか...
とまあ、まとめないといけないんですね。今はそれをまとめるための事前調査です。でも、それが整理できていないと、フィールドワーク先で「俺なんでここにいるんだろう...」ってことにもなりかねないので...
大変ですが、困ったことがあれば、ゼミ担当の先生方にどしどし悩みを相談しましょう!
こんな風にゼミ担当の先生とやりとりできるように進めます。