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更新日:2025年11月28日

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国際交流事業(令和7年度)

目次(降順)

「第1回国際講演会」を開催しました

・ 翠翔祭で「国際交流ブース」と「朝鮮舞踊ステージプログラム」を運営しました

「第5回アメリカボウル」で優勝しました

「第5回アメリカボウル」で優勝しました

10月18日(土曜日)に赤坂区民センターで開催された「第5回アメリカボウル」に国際交流委員会とクイズ研究部の合同チームで参加し、優勝を果たしました。アメリカボウルとは、アメリカの文化、歴史、地理などがクイズ形式で出題され、進行や解答がすべて英語で行われる大会です。32校の参加校の中から予選を勝ち抜き、決勝戦では上位6校と舞台上で熱戦を繰り広げました。上位3校に入賞したため、出場した生徒には、来年3月にワシントンD.C.にて行われる米国短期訪問プログラム(外務省の事業)に参加する権利が贈呈されました。以下は出場した生徒のコメントです。

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国際交流委員、クイズ研究部(2年生)

私は今年のチームで唯一去年も出場しました。その時はあと数点で決勝進出を逃す悔しい思いをし、絶対今度こそはもっといい成績を出そうという思いで今年挑みました。メンバーがなかなか揃わないなど直前まで焦ることも色々ありましたが、一緒に出た2人には感謝しきれません。それが決勝進出だけではなくまさかの優勝、アメリカ研修まで思いもよらない結果になり未だに信じられないです。対策期間の当初はアメリカという国について知らないことが本当に多く途方に暮れました。それでもできる限り調べ、アメリカのあらゆる側面について勉強したことで逆に自分の慣れ親しんだ日本文化・歴史についても色々考えるきっかけとなりました。当日の予選では聞いたことのないものが多く出たり、緊張したりしましたがチームメイトとの協力のおかげで突破し、決勝では大好きな曲や対策したテーマの問題が出たので去年よりももっと楽しむことができました。

クイズ研究部(2年生)

私は、アメリカボウルおよびその対策を通して、アメリカの政治の仕組みや文化、地理について深く理解することができ、さらにそれらの知識を他の人と共有する貴重な機会を得ることができたと感じています。私は、大会への参加が決まる以前からアメリカという国に強い関心を持ち、本やインターネットを通じて自主的に調べていました。しかし、その学びを自分の中に留めてしまい、他者の共有や議論を通してその理解を深ようとする機会があまりありませんでした。今回、この大会に参加したことで、チームメイトや他の参加者の方とアメリカの文化や社会について意見を交わすことができ、自分の視野を広げ、理解をより一層深めることができたと感じています。この経験によって、自分自身の成長を強く実感するとともに、学びを他者と共有することの大切さを改めて認識することができました。この経験を活かし、今後は、インターネットでの発信や、アメリカに関心を持つ人々との直接的な交流を通じて、アメリカの文化や歴史の魅力をより多くの人に伝えていきたいです。

クイズ研究部(2年生)

急遽参加できなくなってしまった生徒の代打で出場しました。自分はあまり貢献できませんでしたが、当日はいつも一緒にやっている2人と楽しくクイズをしていたら、いつの間にか優勝していたという感じでした。これまで日本の生活・文化が大好きで他国の文化にはあまり触れたことがありませんでしたが、今回アメリカの様々な側面をたくさん知ることができました。本当に貴重な経験をさせていただきました。

翠翔祭で「国際交流ブース」と「朝鮮舞踊ステージプログラム」を運営しました

6月28日(土曜日)、29日(日曜日)の翠翔祭にて、「国際交流ブース」と「朝鮮舞踊ステージ」の運営をしました。定時制と協働して運営した国際交流ブースでは、海外の文化やゲームを展示・紹介したり、姉妹校訪問の様子を紹介したりしました。朝鮮舞踊ステージでは、神奈川朝鮮中高級学校より朝鮮舞踊部の皆さんをお招きして、野外ステージでの舞踊プログラムを運営しました。以下は、運営に携わった生徒のコメントです。

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国際交流委員(2年生)

今年度の国際交流委員会の展示室は「グローバルコネクション」という名前で前年度と同じく、今までの活動の過程がわかるような物品の展示や姉妹校訪問についての動画を流しました。ただ1つ前年度と異なるのは姉妹校受け入れに関する展示が新しく増えたことです。今年の6月に約7年ぶりに再開した姉妹校交流事業である姉妹校受け入れには国際交流委員会も深く関わり、協力して交流を盛り上げました。今後も様々なイベントが予定されているので、より全校を巻き込めるような活動をしていきたいと思います。
国際交流委員(2年生)
 今回もエレノア・ルーズベルト高校(以下ルー校)との姉妹校交流に関する展示を入れさせていただきました。姉妹校交流に参加したメンバーが抱いた感想や学びを効果的に伝えられるように、文化祭での展示を作成しました。今回は、訪問と受け入れについての模造紙の資料と訪問時の印象に残ったシーンの写真をまとめた動画を展示しました。当日は、姉妹校交流に興味を持った多くの中学生やその親御さんに質問をいただき、話しきれないことはありましたが、自分達がよい経験をしてきたことはしっかり伝えられたと思います。
国際交流委員(2年生)
 今回は昨年まで行われていた海外のゲームの展示やルー校訪問の報告に加え、今年から再開したルー校受け入れの報告も展示することができました。来場された方々に本校の国際交流について興味を持っていただけるよう、班員一同模造紙の作成や教室の飾り付けに力を入れました。当日は国際交流委員のメンバー全員がシフトに入り、それぞれ自身の経験や思い出を来場された方々に伝えることができました。

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国際交流委員(2年生)
 朝鮮学校の方々は今年度もステージで美しい朝鮮舞踊を披露してくださいました。扇をひらひらと優雅に舞わせたり、動きと共に揺れる鈴の音が印象的でした!舞の後には質疑応答もあり、最近の学校での流行りや朝鮮舞踊の大会について教えていただきました。また、それとは別に図書室で委員と話す時間もあり、そこで交流を深められました。互いの学校や趣味についてお話しするのが楽しかったです!
 引き続き朝鮮学校と弊校の交流を深め、楽しく活動できたら良いなと思います。

国際交流委員(1年生)
 朝鮮舞踊を見て、まず衣装の美しさに目を奪われました。色鮮やかなチマチョゴリが動きに合わせてひらひらと舞い、優雅で力強い動きと調和してとても印象的でした。動き一つひとつに意味が込められていて、文化や歴史の深さを感じました。リズムに乗った動きは見ていて心地よく、音楽と動きが一体となっていて、言葉がなくても心に響いてくるものがありました。

「第1回国際講演会」を開催しました

5月30日(金曜日)に本校にて、「国際講演会」を開催しました。今回は世界銀行で副総裁を務められている西尾様にご講演を頂きました。200名以上の生徒が詰めかけ、会場は超満員となりました。西尾様は本校のOBでもあり、高校時代から現在のキャリアに至るまで、グローバルに活躍するためにどのように考え、過ごされてきたのかを詳細に教えてくださりました。西尾様のご厚意で講演後も会場に残ってくださり、たくさんの生徒と対話を重ね、一人一人の質問に丁寧に答えてくださりました。以下は、運営に携わった生徒のコメントです。

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国際交流委員(1年生)

講演会があった日は、とても実りのある放課後となりました。
私の中で最も印象に残っている言葉は、「学生のうちに様々な経験を積んでおきなさい」というものです。大学3年生の際に見たソ連の様子が自分の生き方の軸となったという西尾さんの話を受け、私もより様々なものを見て、経験を積まなければと思いました。机上の勉強だけにとらわれず、部活や委員会、行事で物事をつくりあげるとはどのようなことなのかを学んだり、外部にて講演に参加したり、今積める経験を積んでいきたいです。
また、西尾さんの話の内容からだけではなく、講演の進め方や話し方からも学べることが多くありました。自分の経験を詳しく語り、整理し、最後は伝えたいことを簡潔にまとめる。これが今求められるプレゼンテーション能力なのかと思いました。
私は国際講演会班には属しておらず、次回以降直接的に企画に関われる機会は少ないと思いますが、また別の方向から少しでも講演会を支えられればと思います。
今回このような貴重な機会を設けていただき、ありがとうございました。

国際交流委員(2年生)
当日は会場が参加者で埋め尽くされており、自ら質問をする人も多くいて達成感を感じられました。また、西尾氏は世界銀行副総裁として自身の経験を語ってくださり、多くのことを学ぶことができました。特に、外国の人に歩み寄るためにはその国の文化を知ることが大切だという話を聞き、これからのグローバル化の時代で確かに大切になってくることだと思いました。
このような貴重な機会をいただいたことに感謝します。

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