更新日:2024年1月11日
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園芸科学科2年の金谷聡馬君は、3年でも取得が難しい2級を受け、見事合格しました。
「1年の時に3級を取得し、園芸科学科の先生の勧めもあって、今回チャレンジすることに決めました。毎日、図書室で過去問と取り組み、努力を重ねてきました。専門分野では、野菜を選択し、無事合格することができました。将来、農業に携わる職業に就きたいので、より多くの知識や技術を身に付けていくつもりです。」
私達、園芸科学科生徒5名は、近隣のえびな支援学校での卒業証書授与式で身に着けるコサージュの作成を、高等部の生徒さんと共に行いました。洋ランの一種であるデンファレを用い、何度も試行錯誤しながら完成させました。
また、卒業式の会場である体育館ステージには、園芸科学科生徒が育てたサイネリアの鉢花で装飾しました。日頃から実践している交流活動の一環として、身に付けている技術を少しでも生かせたらと思い、引き受けました。
3月1日に卒業式を無事終えることができた園芸科学科の女子です。
みなさんの入学を祝福して、中央農業高校で過ごした日々を振り返ってみます。「自然の中で働く仕事に就きたい」「庭師になりたい」との思いから、園芸科学科で学ぶことを決意しました。入学後、野菜を育て、果物を収穫し、草花を管理し、庭木を剪定するなど色々な体験ができました。授業では実習が一番楽しかったです。体育祭や文化祭なども経験し、あっという間に1年が過ぎました。
2年生になり、東北での修学旅行では、民泊先の方に東日本大震災の話をお聞きし、改めて津波の恐ろしさを実感し、「奇跡の一本松」を見て感動しました。
秋輝祭では、私達が栽培した野菜を販売し、その難しさや楽しさを実感しました。
3年になり、造園を専攻し、4月に開催された「2018日本フラワー&ガーデンショウ」に参加し、ガーデニングコンテスト部門で「奨励賞」を受賞しました。緑のもつ良さを伝えたく、日頃から活動している私達にとって昨年に引き続いての2回目の受賞は、大きな自信につながりました。
6月に行われた体育祭では、競技や応援合戦を通してクラスの団結を強めることができました。
7月は希望進路先の決定、定期テストの実施など真剣モードになる時期で、就職で「植物園」か「造園会社」で迷いましたが、地元鎌倉の造園会社を受けることにきめました。また8月には造園技能士の検定試験を控え、練習の毎日でした。
造園技能士の検定試験(実技)は、前日までの大雨で地面がかなりぬかるんでやりにくかったですが、時間内に終えることができました。10月にはトレース技能検定もあり、夏休みはあっという間に過ぎてしまいました。
2学期になり、就職試験がありました。緊張と不安の中、面接試験に臨みましたが、どうにか内定をいただくことができました。就職先は、最新のCADを駆使した設計技術まで手掛けているので、これで安心するわけにはいきません。勉強の毎日です。
10月には「第47回トレース技能検定」で1級に挑戦しました。練習の成果を100%出すつもりでしたが、本番では緊張して、手が震える場面もありました。
11月の秋輝祭は、3年生最後の大きな行事です。模擬店を実施することになり、何を販売するか、クラスで話し合いを重ねた結果、「ホットサンド」にしました。多くの方に並んでいただき、食べていただき、充実した2日間でした。
検定試験の結果が出ました。「造園技能士3級」「トレース技能検定1級」とも無事合格することができました。中でもトレース技能検定では、合格者上位の者に与えられる「優秀賞」まで受賞できました。
多くの仲間とともに過ごした3年間、思い出多き日々でした。1年生に作ってもらったコサージュを胸に3月1日の卒業式を迎えました。笑いあり、涙ありの1日でした。今日で卒業しますが、みなさんも充実した高校生活を送ってください。
園芸科学科3年造園専攻生がガーデニングコンテストに
私達、園芸科学科の造園専攻生は、4月19日~21日に開催された「2019日本フラワー&ガーデンショウ ガーデニングコンテスト」に「星空のカーテン」のタイトルで出場しました。非日常的な空間を演出するため、星、雨、花などのイメージを組み合わせた作品に仕上げました。今後もより良い作品作りに挑戦したいと思っています。
私達、園芸科学科3年有志は、9月7日~23日に開催された「第27回中新田かかしまつり」に「Vegetable King ~野菜の反撃~」のタイトルで出場しました。野菜の王様になり、田んぼを守り、無事に美味しいお米が育つような作品に仕上げました。「佳良賞」を受賞し、今後もより良い作品作りに挑戦したいと思っています。
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