地域の方へ
学校からのお知らせ
視覚障害児・者の歩行等についてのご理解・ご協力のお願い
- 「視覚障害(者)」には、視力が全くない人(全盲者)や弱視者といわれる視力が著しく低かったり、視野が狭かったり、まぶしさを強く感じるなどの人までいます。
- 視覚障害者が手にしている「白杖(はくじょう)」は自らの視力や視野を補うためのものでもありますが、自分の存在を周囲の人に知らせるものでもあります。
- ただ、白杖を使っていても、「見えない」という状況に変わりはありません。バス乗車待ちをしている人たちの列を探すことも難しいですし、たとえどなたかに列の場所を教えていただき、その列の後方に並ぶことができても、バスに乗るために列の皆さんが動いてもそれが分からないのです。
そのため、バス乗車の際には点字ブロックにそってバスの乗車口近くまで行きそこから乗車しています。このような状況をご理解いただき、
視覚障害児・者の優先乗車にご理解・ご協力を
お願いします。また、重ねて次の点にもご配慮くださるようお願いします。
- 優先乗車させていただく際に、バスの乗車口までスムーズに移動できなかったり、乗り口(ステップ)に足をかけたりするのにやや時間がかかってしまう人もいます。どうぞその点をご理解いただき、少しの時間だけ待っていただけるとありがたいです。
- 道路上の点字ブロックには2種類あり、線状のものは「誘導ブロック」と呼ばれその線に沿って歩くためのものです。
- もう一つの点状のものは「警告ブロック」と呼ばれ、それ以上先に進むことを警告するためのもので、道路の曲がり角や横断歩道の前等に敷設されています。
- このような点字ブロックが人や物で塞がれてしまうと、歩行や移動ができず大変困ってしまいますので、点字ブロック上での立ち話や自転車等の駐輪はしないようにお願いします。
- 周囲の風景等が見えない(見えづらい)視覚障害児・者にとって音声による情報は大きな「頼り」となります。そのためバス車内では車内アナウンスが聞き取れるくらいの音量での会話をお願いします。
- もし、本校の生徒から何かの援助依頼がありましたら、ぜひ快くお受けくださるようお願いします。