神奈川工業高等学校 全日制 > 学校概要 > 学校運営
更新日:2023年8月31日
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学校教育計画(令和2年度~令和5年度)
学校名 | 神奈川県立神奈川工業高等学校 |
課程・学科 教育部門・学部 |
全日制課程 機械科・ 建設科・電気科・デザイン科 |
(1)学校のミッション
全日制の課程学年制専門学科の高校として、産業の動向等に適切に対応し、生徒一人ひとりの学習や進路等の目標の実現を可能にするため、生徒の学力を育成するとともに、豊かな人間性や社会性を培い、社会的・職業的自立をめざし、カリキュラム・マネジメントに学校全体で取り組む。 教育課程については、工業に関する専門教科・科目を中心に、専門性の向上を図る教育に重点を置いて、実践的・体験的学習を重視して産業界等との連携をより一層深めるとともに、共通教科・科目の適切な設置に基づいて編成を行う。 これまで、将来の国際社会で活躍するスペシャリストの育成をめざし、科学技術・理数教育や環境教育の推進、ものづくりの技術・技能の向上に取り組んできた。また、自ら課題を発見し解決するための力を育む不断の授業改善を実施する等、社会に主体的にかかわろうとする意欲を高めることをめざした教育活動の充実に取り組んできた。 今後は、平成28、29年度の2年間「逆さま歴史教育にかかる研究校」として研究開発に取り組んだ成果を地域の県立高校に様々な機会を設けて普及する。 |
(2) 学校教育目標
来たる国際社会・超スマート社会で活躍できる「Society5.0エンジニア・Society5.0デザイナー」の育成 〇 身に付けさせる力 次に掲げる1~4の力を応用した創造的な問題解決力を身に付けさせる。 1 理数基礎力(Science & Mathematics) 2 IoT、ロボット、AI及びビッグデータなどの先端技術活用力(Technology) 3 工業(工学)に関する知識と技能の活用力(Engineering & Art) 4 グローバルコミュニケーション能力(English) 〇 教育活動 工業教育に基づいたSTEAM教育(神工STEAM教育)の実践 (神工STEAM = S:Science T:Technology E:Engineering & English A:Art M:Mathematics) |
(3)計画策定時点での課題
〇 身に付けさせる力に関する課題 1~4の力を統合的に応用するための課題研究の検討 1 理数基礎力を身に付けさせるための新たな教育課程の検討 2 先端技術活用力を身に付けさせるための教育の検討 3 実践的・体験的学習を重視し産業界等との連携をより一層深める教育の検討 4 グローバルコミュニケーション能力育成のための教育のさらなる検討 〇 教育活動に関する課題 身に付けさせる力を体系的に学ぶための「神工STEAM教育」の開発・検討 |
(4)4年間の目標と主な方策
視点 | 4年間の目標 | 目標達成に向けた主な方策 | |
1 |
教育課程 学習指導 |
工業に関する専門教科・科目を中心に、理数教育及び外国語教育の充実に注力した教育課程編成を行う。 グローバルコミュニケーション能力育成のための教育のさらなる検討を行う。 創造的な問題解決力を育成するために、生徒が主体となる双方向授業を展開する。 実践的・体験的学習を重視して、自ら課題を発見し解決するための力を育む授業改善を実施する。 |
工業科目と共通科目の適切なバランスに配慮しつつ、身に付けさせたい力の育成に資する科目・単位数の設置に向けて教育課程の改善を図る。 外国語を用いた発信力を伸長するために、教科内外の指導方法を工夫する。 STEAMを統合的に学ぶための課題研究の改善を図る。 引き続きすべての教科において、主体的・対話的で深い学びを実践するための授業研究を実施する。 |
2 | (幼児・児童・) 生徒指導・支援 |
多様性を理解し、来たる国際社会の一員として活躍できる人間性の育成を図る。 リーダーシップや協働意識を養い、生徒の人間性の育成を図る。 |
個に応じた生徒支援体制をより拡充させ、生徒が心穏やかに過ごせる、安心・安全な学校づくりを進める。 部活動の支援体制をより拡充させ、様々な競技会やコンテスト・コンクールに挑戦させる。 |
3 | 進路指導・支援 | 支援 ・生徒のキャリア発達を、正しい勤労観や職業観に基づく進学する意味や就職する意味について、十分に理解した段階まで引き上げる。 | 生徒のキャリア発達に応じた入学から卒業までのキャリア教育の体系化を図る。 |
4 | 地域等との協働 |
各種連携や地域との協働を通した生徒の創造的な問題解決力を養う。 専門高校の教育内容や理工系進路においての他学科に対する有意性を地域や中学生に理解してもらう。 |
SDGsや知的財産権等の国際的・産業的視点に立った各種連携や地域との協働を課題研究等において企画・実践する。 地域・中学生のニーズのデータ等エビデンスに基づいた広報及び地域や中学生との連携事業を企画・実践する。 |
5 | 学校管理 学校運営 |
創造的な問題発見・解決能力及び先端技術活用力を養う教育活動を行うための環境をより一層充実させる。 生徒と向き合う時間を確保するために、組織的な学校運営と校務の効率化を図る。 |
周年行事などを利用した施設・設備の充実を図る。 文部科学省等外部研究事業に応募することにより、環境の整備・構築を行う。 ・長時間勤務の是正を行う。 |
グラデュエーション・ポリシー(育成を目指す資質・能力に関する方針)本校が目指す生徒像 『来たる国際社会や超スマート社会で活躍できるSociety5.0エンジニア・Society5.0デザイナー』 〇本校が卒業までに身に付けさせる力 『創造的な問題発見・解決能力』 この能力は、次の4つの力から成ります。 (1) 理数基礎力(Science & Mathematics) (2) IoT、ロボット、AI及びビッグデータなどの先端技術活用力(Technology) (3) 工業(工学)に関する知識と技能の活用力(Engineering & Art) (4) グローバルコミュニケーション能力(English) |
カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)グラデュエーション・ポリシー達成のために行う教育 工業教育に基づいたSTEAM教育『神工STEAM教育』 〇具体的な教育課程編成方針は、次の通りです。 (1) 数学・理科及び外国語に重点を置いた教育課程を編成しています。 (2) 先端科学技術を学ぶ事のできる教育課程を編成しています。 (3) 実践的・体験的学習を重視し、産業界との連携を深めた教育課程を編成しています。 |
アドミッション・ポリシー(入学者の受入れに関する方針)本校が求めている生徒像 『将来、理系(デザイン系も含む)への進学又は就職を考えている生徒』 〇具体的には、次のような生徒を求めています。 現状の知識や技能を求めるものではなく、『意欲』を求めています。 (1) 数学・理科及び外国語の学習を充実させたいという意欲のある生徒 (2) 先端科学技術を学びたいと考えている生徒 (3) 工業に関する知識と技能を学びたいという意欲のある生徒 (4) 部活動や生徒会活動に積極的に取り組もうと考えている生徒 アドミッション・ポリシーについては令和5年度入学者選抜からの運用となります。 |