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更新日:2025年3月18日

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日産自動車テクニカルセンター施設見学

3月17日(月)、1学年機械科 施設見学で日産自動車テクニカルセンター(厚木市岡津古久560-2)に行きました。普段は一般の方は入室できない秘匿性の高いR&D(研究開発)の現場を訪問しました。小田急線愛甲石田駅からバスで移動した先に日産自動車の研究開発の総本山であるNTC(日産テクニカルセンター)があります。ベールで被われた車両がテクニカルセンター内を走行する中、写真撮影が全てNGということで残念ながら画像でお伝えすることができませんが、その開発拠点であるL地区実験設備を見学してきました。

・風速270mまで対応できる大型風洞施設

・リニアモータを使用した最新のドライブシミュレータ

・全天候型耐久試験設備

・ロードシミュレータ

など実際に実験設備に入り第一線で活躍する開発者による説明を受けてきました。普段はおとなしい生徒たちが、ものづくりの上流である開発現場を目の当たりにし、大いに刺激を受け、興奮している様子が非常に印象的でした。後半では質疑の時間を設けていただき、様々な質問も飛び交いました。

質疑応答

Q.高校時代にやっておいた方がよいことは何ですか?

A.勉強だけでなく部活動にも力を入れ、常に自分で考える力を養うようにしてください。

Q.どのような人材を求めていますか?

A.様々なことに興味をもち、個性を伸ばし失敗から成長できる人が開発現場には欲しい!

Q.工業高校出身の人はどのような配属先につきますか?

A.高卒採用や、上級学校経由で来るなどいくつかのルートはあるが、開発現場ではテクニカルエンジニアからスタートし、生産技術分野、さらにはR開発、D開発とその能力に応じて多方面で活躍しています。私も工業高校出身です。皆さんが来てくれることを楽しみにしてます!

 

本校1年生と日産自動車さんとの貴重な質疑応答の時間を割いていただけました。

1年生という早い段階で開発現場を見学させていただけたことは、生徒一人ひとりの将来の進路選択に大きな影響を与える貴重な経験となったことでしょう。

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