更新日:2022年7月5日
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授業観察を終えて
本校ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
まず、最初に申し上げなければならないことは、6月3日(金)に行いました体育祭ですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、生徒と職員のみの開催といたしました。このことにつきまして保護者の皆様のご理解とご協力をいただけたことに、心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
さて、4月8日(金)より新年度の授業が始まり、私は1日1回全ての教室を回り授業の様子を見てきました。そして、4月末より約1か月半、授業観察として先生がたの授業を順番に50分間見させていただき、その後に面談にて様々なお話を伺いました。
全ての授業で生徒たちは真面目に授業に取組んでいます。とても良いことだと思っています。また、面談では、先生がたの授業に対する考え方や生徒に求めるものを伺うことができ、大変参考になりました。
授業観察を終えて、私なりに考えたことを整理しお伝えいたします。
「自分で考える力の育成」
この点については先生がたと授業や生徒に対する思い(表現や手立て等は先生により様々ですが)は一致できました。まさに、本校の最上位の目標(育てたい生徒像)である「自分で考え、他者と協働し、社会に貢献できる人」の最初の言葉です。 この力なくして真の学力を培うことはできないと思います。また、それは「生徒を総合的に伸ばす大きな力」になるはずです。舞岡高校では「自分で考える力の育成」を目指した授業改善や教材研究、授業実践を更に推進してまいります。 また、授業だけでなく全ての教育活動の場面で「自分で考え、他者と協働し、社会に貢献できる人」を念頭に置いた指導を実践していきたいと思います。 |
「組織的な授業改善とそれによる授業力の向上」
先日の職員会議で授業観察の報告をしました。その中で次のことを先生がたにお願いしました。 私は「組織的な授業改善」は次の2点に尽きると思っています。 ① 日常的に授業を見たり見られたりすること。 ② 日常的に授業について語り合うこと。 「日常的に授業を見たり見られたりすること。」については、50分フルでなくてもいいと思います。日々授業を行い、そのための教材研究や授業準備をしている先生がたです。10~15分も見れば、「授業について語り合うこと」ができるはずです。「語り合う」と言うと大げさになってしまいますが、スタンドアップミーティングで構いません、お互いにその授業について情報共有ができればよいと思います。そして、それを積み重ねていくことで、授業に関して新たな視点や授業改善の大きなヒントが生まれたりします。 お忙しい中ですが、是非、実践してください。 |
職員室に「授業に関する情報提供」のボードが貼られました。これによる情報共有を基に、お互いに授業を見たり見られたりする機会が増えると思います。私も引き続き1日1回の授業見学を続けると共に、必要に応じては腰を据えた授業見学も行おうと思います。また、「こんな授業をやるので見に来てください。」と、情報提供をしてくれる先生がたも増えました。うれしいことです
管理職も含めて、授業について日常的に語ることのできる舞岡高校。職員一同、力を合わせて「自分で考え、他者と協働し、社会に貢献できる力」を一つでも多く身に付けた生徒を育てていきたいと思います。
ホームページをご覧の皆様、これからも舞岡高校は一歩ずつ前進してまいります。校長室より(第3号)では、前進した姿をお伝えできればと思います。
校長 小坂 茂生
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