更新日:2019年8月18日
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この講座はこれからの時代に必要になる「新しいリーダーシップ」の育成を目指して行う夏期講座です。横浜市の課題解決を通じて、「新しいリーダーシップ」の実践を目指します。
この講座の特徴は、舞岡高校に加えて早稲田大学「大隈塾」(正式講座名:「たくましい知性を鍛える」)・横浜市政策局政策課が連携して行っている点です。
外部機関との連携によって、通常の授業では聞くことのできない「現場の話」を聞くことができます。
全4日間の日程で、取り組みへの姿勢がはっきり変わる生徒もおり、実りの多い夏期講座となりました。
「リーダーシップ」と聞くと、多くの人を束ねるカリスマ、あるいは権限を持った人が発揮するものというイメージが強いですが、「新しいリーダーシップ」は、権限によらず誰でも発揮できるものとされています。
①目標共有、②率先垂範、③同僚支援という「リーダーシップの最小三要素」を実践することで、誰でも発揮することができます。
1980年代以降のアメリカでは、権限のある人がリーダーシップを発揮するだけでは、環境変化に即応したり、逆に変化やイノベーションを起こしたりできないことが明らかになってきました。そこでこの「新しいリーダーシップ」が注目され、現在では他の地域でも支持され、世界標準となっています。
1日目は、早稲田大学「大隈塾」による「新しいリーダーシップ」の講義と実践、横浜市政策局政策課による横浜市の歴史と課題についての講義・ワークでした。
早稲田大学「大隈塾」の学生による講義
「新しいリーダーシップ」を実践するゲーム
ストローとハサミのみでより高くタワーを作ります
横浜市政策局政策課の方による講義
2日目は横浜市南区にある「みなみ市民活動・多文化共生ラウンジ」にてフィールドワークを行い、「よこはまばし商店街」にて街あるきを行いました。
「みなみ市民活動・多文化共生ラウンジ」での講義
3日目は午前中に2日目の活動を振り返るワークを行い、午後は発表資料を作成しました。
ふせんを使ってフィールドワークの内容を思い出します
早稲田大学「大隈塾」の学生が適宜話し合いに参加します
フィールドワークや振り返りを通じてどう考えたかをパワーポイントでまとめます
最終日となる4日目は発表準備を行い、最後に発表をしました。
パワーポイント作成のコツを大学生から聞くこともできます
本番前のプレ発表を行い、フィードバック(振り返り)を受けます
最後の発表は、他の教員・吹奏楽部員も見に来てくれました
当日の様子が早稲田大学「大隈塾」のFacebookページに掲載されています。