更新日:2024年1月12日
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相模向陽館高校に入学した皆さんの「自分を変えたい」「自分に秘められた可能性を追求したい」という思いを実現するために、平成23年度入学生(2期生)から、体験的・実習的な内容で導入しました。
今までの考え方や行動をほんの少し変えることで、自分自身と向き合うことができるようになったり、自分以外の人と良好な人間関係が持てるようになったりすることを学び、心身ともに健康で幸福に生きていくことを学ぶ科目です。
総合的な学習の時間は2年次、3年次と年次が進むごとに自分の進路や生き方について考える「キャリアガイダンス」の内容も増えていきます。
ステップでは、国語・数学・英語の3分野を週に合計2時間行っています。
日本人にとって、英語は、自然に覚える言語ではありません。いわゆる「頭で」覚えなければならず、広い意味での「文法」を知る必要があります。
「ステップ」は、中学校で導入される文法項目をおさらいしながら、練習を繰り返すことで身につけるための授業です。英語の文法項目で大切な、動詞の活用や、文の構造などを中心に学習していきます。また、語彙を増やすことも目指しています。生徒は、各自の能力に応じてプリントなどを通じて学習していきますが、わからない部分を他の人にきいたり、学習した内容を他人に教えることで自信をつけることも大切です。
英語についての苦手意識を少しでも克服してもらい、さらに高度な内容にすすむことを目標としています。
本校に入学する生徒で、数学に対する苦手意識を持つ人は少なくありません。そのほとんどが小学校または中学校段階でのつまずきが原因と考えられます。
「ステップ」の数学分野では、四則演算(たし算、ひき算、かけ算、わり算)の計算の仕方の習得から始め、小数と分数の知識及び計算の仕方を身につけることへと進んでいきます。プリントを用いた繰り返しの演習で定着を図ります。中学校段階での内容では、数を正の数と負の数までの拡張し、計算の仕方を理解し、数の概念を深めます。
様々な職業を知り、将来自分が生き甲斐を持って生きていくことができる進路を、現実的に考えるための知識や情報を得ることを目的とした授業です。
近年の就職難の中で、一人ひとりがどのような力を身につけ、どのように仕事と向き合っていけばよいのかということは、とても難しい問題です。自分にあった職の選び方、企業の選び方、就職試験の勉強方法などについて、方向性が見えてくる授業です。
日本に来て日が浅いなどの理由で、日本語の能力が充分でない生徒のために「日本語」の授業があります。日本で、学校の勉強をしたり、仕事をするときには、日本語が必要です。
相模向陽館高校の日本語の授業は、「とりあえず通じる」日常会話を習うためのものではありません。日本で暮らしていくなかで、どのような場面でも、日本語を正しく理解し、使えるようにすることを目標にしています。そのために文法にしたがって正しく日本語の文をつくる練習をしたり、状況に合わせて漢字を使えるようにしたり、日本語で書かれた文章を読めるようにしたりするなど、日本で生活していくのに必要な日本語を学びます。