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更新日:2023年2月8日

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にんにく計画

~共生社会の実現に向けた新しい具体的な取り組み~

にんにく計画とは何ですか?

にんにく計画とは、高等部農園芸班せやのこファームが主体となって推進する計画で、小学部、中学部、地域の上瀬谷小学校、地元の町内会、中屋敷地域ケアプラザ、本校PTA、の皆さんと一緒に、にんにく生産を行う「総合的な地域との協働計画」です。

なぜにんにくなのですか?

私たちが扱う、農作業は、種植えや収穫を農園芸班の生徒だけでなく、みんなで行えば、地域との協働もできる、という作業特性をもっています。

ところが、この特性を活かすには、大量生産体制が必要です。そこで、着目したのが「にんにく」になります。

にんにくは、「手入れが少なく育てやすい」、「さまざまな調理法があり人気がある」、「保存がきく」、「連作障害がない」などの利点があります。今年度は、1200個のにんにくを収穫し、販売することができました。

にんにく計画の目標は?

にんにく計画では、にんにく生産の「種植え」、「収穫」、「販売」の三つの機会を、地域の皆さんとの交流の機会にしました。

共同作業や交流を通して、学校全体、地域全体で「楽しい、嬉しい、美味しい」気持ちを、

共有することが目標です。

また、このような交流が、本校のこと、知的障害がある子どもたちのことを、地域の皆さんにより知っていただく、きっかけになればと思います。

にんにく計画の概要や活動の様子は、神奈川県ホームページに掲載されています。
下記のリンクからご覧ください。

 

学校最前線1

にんにく計画1~概要と収穫

(令和4年6月27日掲載)

(外部サイトへリンク)

 

 

学校最前線2

にんにく計画2~販売と種植え

(令和4年12月26日掲載)

(外部サイトへリンク)

 

 

せやのこにんにくの育て方

せやのこにんにくん

 

時期 作業内容 ポイント
4月 トウ(茎)を摘みとる にんにくの茎は、「にんにくの芽」と言われる食材です。炒めるとおいしい!
5月 にんにく収穫体験 一番楽しい作業内容です。収穫の瞬間の手ごたえと収穫直後の生にんにくのジューシーさは格別です。小学部、中学部、上瀬谷小学校、地域の皆さんと一緒に取り組みます。
5月から6月 乾燥させる 乾燥させて、お店で売っているものと同じにします。
6月から7月 販売する 「中屋敷地域ケアプラザ」や「せやまる・ふれあい館」、高等部昇降口で販売会があります。1個100円。給食にも使われます。
7月から11月 加工販売する。 販売で残ったにんにくは、「NPO法人でっかいそら一天」に製造委託し、にんにくスライスに加工してもらいます。グランベリーパークとあざみ野マルシェで販売しました。
7月から8月 土づくり

にんにくが順調に生長するように、1.堆肥(土ふかふかに)2.苦土石灰(酸性→弱酸性に)3.肥料(栄養たっぷりに)4.マルチシート貼りの順に取り組みます。教員が頑張ります。

10月 にんにくの種植え体験 上下に気をつけて植えます。深さは4から5センチメートル。今年度は、中学部3年生、上瀬谷小学校5年生、地域の皆さんたちの協力を得て、2000個以上種植えしました。
12月から2月 肥料をまく(追肥) 12月、2月にひとつまみずつ、まきます。にんにくの球を大きくするために絶対必要な作業です。せやのこファームが、頑張るところです。